【社長会】紙袋に入った1000万円
30年前の「労働組合中央執行委員」の時に、組合関係者と北海道の経営者たちとの「経営者懇談会」があり、そのあと、個人的に経営者たちの相談事を聞いてアドバイスしていた時期がありました。
最初は、北海道の経営者の皆さんばかりなので、中小企業の社長たちを中心に、時々、大企業の北海道支社の支社長とトップセールスマンたちがやってきました。
こんな普通のサラリーマンに何を聞きたいのかと思っていると、あまりに悩ましい問題が多いので、「労働組合の裏情報」や、「ヤクザの裏情報」や、「官僚の裏情報」を駆使してアドバイスし、それでも解決しない時は、知らないふりをして「霊視の力」で対応策を教えました。
毎日、朝6時に起きて8時には会社へ行き、スーパーの売り場のマネージャーとして午後6時まで働き、夜9時までの3時間だけ自分のための時間にとっておいて、会いたい人に会ったり晩飯を食べる時間にしないと、夜中まで、まともにご飯は食べられない生活をしていた3年間でした。
1、朝8時〜6時までサラリーマンの仕事
2、午後6時〜午後9時まで個人的な付き合いの時間
3、午後9時〜11時まで「経営者懇談会(無料)」
4、夜11:30からヤクザ関係の人たちの問題解決の時間
5、夜中3時すぎにタクシーで家に帰り、朝6時に起きて会社に出勤
妻は、私がほとんど夜中に帰り、3時間だけ寝て朝一番に出勤するので、「他に女でもいるのでしょ!」と怒られましたが、それでもやらなきゃいけない仕事が多すぎたので、「労働組合中央執行委員の3年間だけは辛抱してくれ!」と頼みました。
「経営者懇談会」と名付けた時間が終わると、「はじめ組」の組長たちとその組員たちが集まってきて、いろんな方面のシノギ(仕事)の相談をされるので、どこでも仕事の問題の本質は同じだと痛感しました。
「人・物・金」のやりくりで、みなさん悩んでおられるのは一緒です。
「経営者懇談会」は、「はじめ組」の組長が経営するスナックで行いましたが、普通のお客さんもいましたため、うるさかったり大声を出す人がいたので、「2時間だけ」私が店を借り切ることにして店を貸切りました。
最初は、資金繰りが大変な中小企業の社長さんたちが多かったですが、途中から本州企業の支店長クラスと重役や社長たちがやってくるようになり、業種も様々になってきたので、これはマズイと思ったので、毎月、一人の社長を「仕切り役」に決めて、業種を混合しないように注意して「1ヶ月間の予定表」を組んでもらいました。
なぜ、そこまで気を配るかというと、競合他社なら「同じ業種」なので、抱えている問題も同じだし、業種の将来性についても、同じ方向でアドバイスできるからです。
でももし、そこに他の業種が入っていると、その情報を競合他社に売られたり、騙されることもあるので、必ず、「秘密厳守で口外禁止」を条件にアドバイスしていました。
大きな企業だと組織の再編や、子会社の整理など、「人、物、金の三つの問題」が同時に起きるので、相当、優秀な社長でも判断を迷うことが多いものです。
いつも私が言うことは同じで「私が言うことを信じるのか、信じないのかは勝手ですが、結果は必ず、そうなりますので、どうぞ、素直に行動して下さい。」と伝えました。
できない理由をゴチャゴチャ言う社長はすぐに追い出しますし、従業員のせいにしたり、家族の問題を理由にする人の話は聞きません。
株式会社という「公の会社」は、もうそれ自体、自分のものではなく、人の信頼を商売にしているからこそ、社長はどんなことが起きても「自分の責任」と捉えて向き合う覚悟がないと務まらないのが「社長業」なのです。
各会社の支店長決済の額も知っていますし、時には銀行融資の担保補償を他社に持ちかける時もあるし、銀行マンがどうしても取り立てられない不良債権の回収を手伝うするケースもありました。
通常、銀行は「不良債権」を毎年、「特別損失」の項目で消すことが法律で認められていますが、その「不良債権」を裏から資金を回して「悪徳金融」に買い取らせて、ヤクザを使って小金を稼いでる銀行マンや銀行は今もたくさんあります。
「金融業」は、裏も表もなく、全て「金貸し業」ですので、「悪徳金融業社」に金を融資しているのは「銀行」だと正しくご理解下さい。
ある意味では、ヤクザより悪どい手口で人を脅しているのも「銀行」ですが、そんな北海道中の銀行マンと支店長クラスが集まって、本州の大きな銀行との「持ち合い株式」の比率の相談もありました。
北海道の経済は、日本全体の5%なので、いつも本州の大手銀行に大口の融資先を持っていかれることが北海道の支店長クラスの共通の悩みだったので、日本トップ3の建設会社(ゼネコン)の社長と会長を呼び寄せて、極秘で「下請け契約の手形」を切らせてから、融資先を北海道の各銀行に割り当てる仕事もしていました。
その契約をするために、北海道中の銀行の支店長と、本州の大手銀行の頭取が全員、揃った時もありましたが、その時の交渉は、官僚が作る国の「将来設計図」と、「100年分の国家予算の概算」を手に入れていたので、どの業種にどれくらい国の予算が流れるのかを見ながらアドバイスしていました。
「銀行」が一般庶民に売っている金融商品は、ほとんど消費者にメリットがない商品ばかりですが、実利は、家を建てる時の借り入れ金と、企業に融資する「金貸し業」で10%以上、金利を乗せて儲けているので、みなさんが銀行に預けている預金は、他の銀行に持っていかれないように定期や金融商品で売りますが、目的は「庶民のお金の抱え込み」なので、裏ではいろんな汚いルートを使ってお金を貸すのが「銀行」のメインの仕事なのです。
そんな私が大嫌いな「都銀の銀行の頭取」たちが一斉に揃った時、あちこちから聞いている「裏の金融情報」を話しましたが、「そんなこと知っているさ」と笑っていた銀行の頭取に、「日銀の裏のシステム」と、「官僚の裏の資金繰り」の話をしたあと、あまりの金額のデカさと、そのことを知っているだけで消される話しをしてから、今、官僚たちから「どこの銀行を信用していいのか聞かれている」と話すと、全員、絶句して顔が青ざめました。
この世の中の情報は、決してタダで手に入る物ではないので、私がひとつの情報を手に入れるためには、それに見合う情報をバーターして渡さないと「本物の情報」は手に入りません。
「国防」のために使っている日本国としての「対外接待費」は、一般の銀行には預けないので、どこにどれくらい流れているのか、絶対に、世の中には出ないお金の流れと、「銀行の裏金の実態」を知っている私は、彼らにとっては怖い存在だったみたいです。
さすがに賢い大手3行の頭取たちは、来年の国家予算と特別会計の予算と「銀行各行の裏金の金額」を教えると、「そこまで把握されていたんですか・・・」と事実確認ができたので、「立場を改めます」と言われました。
この意味は、「銀行の裏金の実態」と次年度にどれくらい「特別損失」でお金を消して、「裏」でいくら運用しているのかを国は把握していることを知られて驚いたという意味です。
明日は我が身と、他の銀行の支店長が「メモ」を取ろうとしたので、私はこう言いました。
もし、この場の話し合いをメモに残したり、録音した「銀行」は、必ず、潰します。
どんなに汚い手を使ってでも、あなたの「銀行」を潰しますので、絶対に、メモも録音もしないで下さい。
あなたのしていることが、どれくらい私に迷惑をかけることかをわかっていないし、それを持ち帰ってどうしようとしているのですか?
もし、奥さんや子供たちが、あなたのお風呂に入っている時にその情報を見て、誰かに話したら、どこかの会社が必ず、潰れますよ!
路頭に迷う子供達や家族が出る可能性があるからこそ、最初に、言ったはずです。
私は嘘を言えない人間なので、あなたたちに嘘は言いません。
ただ、可能性があるのかないのか?
どれくらいの可能性があるのか?
その可能性を大きくするにはどうすればいいのかをアドバイスしているのに、メモを取るなんて、最低の行為ですよ!
官僚たちならメモを取った段階ですぐに「降格」ですし、2回目はクビになることを教えました。
私は「労働組合中央執行委員」の立場から、国を裏から支えているヤクザと官僚と政治家の太いラインからの情報と、表看板の株式会社〇〇エーの力を使ってあなたたちにアドバイスしているのに、その意味と価値がわからないなら、ここからすぐ立ち去って下さい!
あなたの会社の未来も将来もどうなるかをわかって話しているのに、あとからゆっくり考えてやるかどうかを決めるのなら、いますぐここからに立ち去って下さい!さあ、お帰りなさい!
と、怒鳴りつけた事件も教えました。
日本全国のどこの会社の社長たちも、この時間の厳しさはわかっているので、「変な社長」は呼べないと理解したあとは、全て、社長か会長、もしくは、その代わりができる人間だけが参加できる「特別な時間」になりました。
本州に「本社」があって、北海道に「支社」がある会社と、最初から北海道を出たことがない会社では、話のレベルが違うので、絶対に、同じ日にならないように設定しました。
「本気の2時間 一本勝負」です。
「お礼は、いつも、気持ちでいいですよ」と私が言うので、勝手に社長たちがお金を出し合って、私に渡す習慣ができました。
決算数値の改ざんや、隠れ資金のやりくり、子供へ会社の資産を譲渡するアドバイスもたくさんしてみなさんの「資産」を移動させました。
同業他社の競争相手は実は「同業」なので、みんな同じ問題を抱えているので、必ず、1社のアドバイスをすると、他の会社の社長たちがウンウンとうなづくので、面白いほど結果がすぐに出ました。
例えば、建設省から降りる国の予算配分は、官僚と政治家が決めますが、その政治家たちの「利権」を差し引いた金額になるので、実際に施工する会社の予算は減りますし、その下請けは「さらに厳しい数字でやれ!」と言われるので、手抜き工事や、発注する部材を安全基準以外のものを使わないと下請け会社は経営できないのが、実情なのです。
「だったら、政治家に渡さなければいいと思うでしょう」と一般市民は思うでしょうが、政治家たちは「国の予算」を決める時に、どこの工事にいくら予算が付くかを知っているので、絶対に、政治家にお金が流れる仕組みは変えることはできないのです。
だから、私は自分が知っている人脈を使って、綺麗に裏から処理するので、誰も痛くも痒くもない状態で、綺麗に建設関係と土木関係にお金が流れる特別な「配分ルール」を作って「裏」で運営させました。
そのためには、官僚と手を組む必要もあるし、最後の脅しに使うヤクザルートも抑えておかないとできない仕事なので、労働組合の仕事以上に、毎日、いろんな業種の人たちが私を訪ねにやってきました。
「経営者懇談会」の人たちに「会社の名刺」しか渡さない理由は、お店の交換手を通さないと私に電話がつながらないようにしておかないと、勝手に携帯電話を鳴らすバカな社長がいるからです。
どこの社長や会長たちもピカピカの高級スーツでやってきますが、珍しく普段着でやってきた40代の男は、これから時代は「ITの時代」になるので、その「一番最初の利権」を抑えるにはどうしたらいいかをアドバイスしました。
30年前の話ですが、今もその会社は、大きな成長を遂げて、世界中で「資産の売却劇」を続けて大儲けしています。
私の表の仕事はスーパー、つまり、「流通業」なので、最初は同業の人も多かったですが、食品製造業や加工業、生産現場の社長さんたち、物を運ぶトラックの会社や輸送関係の人たちにもたくさん会いました。
鉄鋼、電気、土木、建設と時代に応じて伸びた企業が衰退する時に抱える問題は同じで、人的資産(人)、物品資産(工場の機械類)、そして、「特許技術と資産の管理」ですので、聞かれる問題のアドバイスは多様化し、事前に勉強したほどアドバイスの結果で会社が潰れるかどうか、従業員を何人リストラするのかの決算数値を見て判断する仕事をしていました。
その実例が、以前公開したブログの記事です。
👉「有名なiPhoneに関わった「無名な日本企業」の社長たち」
会社同士の統合や合併、法的な問題の処理や処分など、ありとあらゆる業種の問題を毎日、聞いていると動くお金も大きくなり、私に渡すお礼のお金の金額も増えてきました。
私はいつもお礼のお金を頂いた時のルールは同じで、そこにきている社長たちの中で、最もお金に困っている社長さんに「全額」差し上げていました。
最初は、100万円の札束でしたが、その数も増えてきたので、知らない間に、「紙袋に帯締めの紙幣」がたくさん入っている紙袋を渡されました。
誰かが良かれと思って三越や丸井デパートのデザインの紙袋を持ってきたので、「頼むからデパートの紙袋は目立つからやめて下さい」とお願いし、「我が社のようなスーパーの茶色の紙袋を2重か3重にすれば破れないので、それでお願いします」と伝えました。
毎週1回は、本州企業の一部上場企業の社長たちがやって来る重要な話の日なので、お礼の金額も増えて、「1回の謝礼金は1000万円」が普通になってきました。
一部上場大手企業の場合、1000万円でも5000万円でもすぐに出せますので、最高に多い時は一つの紙袋に3000万円が入っていて、それを二つ、三つと持ってくるので、まるで悪徳政治家みたいになりましたが、社長たちに聞くと、あなたのアドバイスのおかげで、利益が3倍5倍になったので、こんなものは安いものだと教えてくれましたが、私は決して自分の懐には入れません。
一部上場企業は、誰もお金に困っていない会社ばかりなので、頂いたお金を差し上げる会社がない場合は、いつものスナックの2階の「屋根裏」に置いておくように伝えていましたが、知らない間に「はじめ組」の組長が使い込んでいたのをあとで知りました。
私が一円も貰わない理由は、これを仕事にすると、永遠にこういう関係が続くとわかったので、一切、自分の懐には入れませんでした。
でもよく考えると、国に収める税金とは違い、企業の収益はあらゆる方面に金をばら撒くので、必ず、一部はヤクザに流れますので、自分からヤクザに流れたお金と変わりはないので気にしないことにしました。
ヤクザのシノギ(仕事)は、困っている人の役に立つことでお礼のお金を稼ぎますが、社会一般の法律やルールでは解決しない問題を処理する最終段階の仕事なので、官僚のトップたちも「自分のヤクザルート」を持っているのは当然なのです。
※ヤクザ組織を正しく知りたい方は、事実を映画化した「日本統一」というドラマを見て学んで下さい。あなたの好き嫌いに関係なく、世の中を下から支えている人たちが、今も日本にはいるのです。
平和ボケした日本人が、これから迎える時代の厳しさに耐えられない人が増えるからこそ、私は30年前の自分の体験談をお話ししているのです。
他人事ではなく、地域でお互いに「助け合う人」が誰なのかを知らない親の子供は、きっと、路頭に迷って生き残りができず、親の資産を食い潰して自滅すする子供たちが増えるからこそ、本気で未来を考えた行動を大人がして下さいと伝え続けているのです。
日本の未来を真剣に考えて行動できる大人たちが知恵を出し合い、つながりあう場所が、「地球創生SNS」です。本気のあなたをお待ちしています。