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母がお寺の住職に相談したこと

私が幼稚園時代に、町内の噂になった話はもう公開済みですが、まだお読みで無い方は、▶️こちらをお読み下さい。

今日は、母が30歳、私が4歳の頃にあった実際の話を紹介しますので、もし、同じ体験をしている人たちは参考にして下さい。

幼稚園で私が噂になった母は、今後のことを相談したくて、道迎えにあるお寺の住職に相談しました。

この住職は、祈りの力がとても強くて、仏壇で祈ると奥が光り「冥道が開いた」のを見たほどですので、母も私も信頼してお願いしました。

 

住職は私を本堂の仏像の前に座らせて、いろんなお経を何度も何度も唱え続けました。

私の後ろから聞こえるお経は気持ち良いのですが、目の前にあるお釈迦様の仏像は、黙っています。

密教の呪文やらいろんなお経を駆使して、何度も何度も大声でお経を唱える住職がかわいそうになり、私はこう言いました。

あのう、住職。

すいませんが、この仏像は何も喋らないし、もっと上の方から聞こえたことは、

私たちは何もできませんし、わたしたちより上に繋がっている子供なので、すいませんが、もう、お経はやめていいですよ、と言っているので、お経をやめてもらえませんか?

住職は目をパチクリさせて、こう言いました。

お前は、本当にそう聞こえたのか?

はい、住職。

あなたがこれまでどれほど辛い修行をしてきたのか、わかっていますし、今も、人間に与えらえれた苦しみを毎日、1時間以上、朝晩、お経を唱えて祈ってくれていることを本当に感謝していると言ってますよ。

・・・・・・そうか、仏様は私のすることをちゃんと見ていてくれたんだなあ。

よかった・・・、ここまで毎日、一生懸命に務めをしていて・・・・。(涙)

いいなあ、お前は、仏様の声が聞こえるから・・・(涙)

俺がもし、お前みたいに仏様の声が聞こえたら、たくさんの人の苦しみを解放してあげるのに・・・。

 

あのね、住職。

仏様は、それはしなくていいと言ってますよ。

人間はもともと「業(ゴウ)の生き物」と言われるほど、自分勝手なので、いくら住職がお経を唱えても、何も変わりませんよ。

それより、今は少しでも自分に優しくして、家族にも優しくしてあげて下さいと言っていますよ。

そのほうが、お釈迦様も喜ぶと言っていますよ。

住職は、涙を堪えて、その場を離れて、母に、

「この子は私には無理だから、誰か他を当たりなさい」

と言いました。

母は、まだどうするか迷っていたので、

どこか、他に連れて行くところはありますか?

そうじゃないと、この子はいづれ、精神病院に入れなければいけなくなるので、私も辛いのです・・・・

と遠くで二人でヒソヒソ話をしていました。

 

え!僕は「精神病院」に行くの?

そのまま、家に帰ってこれなくなるの?と悲しくなりました。

 

隣町のお寺の奥さんと、砂川市にいる霊能者が良いと聞いているので連絡してみなさいと、メモ紙を住職が母に渡しました。

母と一緒に家に帰り、電話しようとしている人の名前を見た時、私はこう母に言いました。

この隣町のお坊さんの奥さんは、力は全く無いのに、口で嘘を言ってお金を儲けているだけなので、連絡しないでいいよ。

お金の無駄使いだから・・・。

もう一人の人は・・・

この人なら会ってみたいなあ。

この人は力はあるのに、やりたくないと言っているので、本物かも?

でも、会えるかなあ?

 

その足で、二人でJRに乗り、砂川市のある家に行って、年配の女性が会ってくれましたが、母は玄関で待たされていました。

霊能者の女性は、私にこう言いました。

 

今のあなたの心の中にどんな苦しいことがあっても、私が解決するので、何でもいいから話してごらん、と言いました。

 

僕は何も苦しくないですよ。

苦しんでるのは、母です。

だから、母を視てあげて下さい。

 

あなたは何かを見たり、聞いたりして苦しんでいるんじゃないの?

いいえ、僕は生まれた時から、この世の中の全ての人の心がすぐにわかるし、動物や鳥や植物や花たちと自然に話せるだけなので、別に苦しくありません。

他のみんなは見えないし聞こえていないので否定しますが、それは全く苦しくありません。

だって、何もわからない人の話を聞いて、苦しむほうがバカですから。

この世に起きることは、全て人間が勝手に決めたルールの中で悩んだり、苦しんだりしていますが、それも「自分で選んでいる苦しみなので」、だから僕は大丈夫なんです。

自分で生き方を変えるか、気になっていることを気にしないか、それより、もっと楽しくて気持ちいいことをたくさん体験するだけで問題は解決するのに、なぜ、大人はみんな苦しそうに生きているんですか?

僕は、全く苦しくありませんよ。

今、僕に聞いているあなたも、なぜか、他人の相談に乗ることが嫌になっているし、ご主人と別れるかも考えて悩んでいるでしょ。

それは、やめたほうがいいですよ。

ご主人と別れても、あなたは幸せになれないし、子供はもっと苦しみます。

だから、自分が楽しくなることをもっとたくさんして下さい。

僕の家は農家なので、一緒に農家をしませんか?

お米を作ったり、野菜を作ることはとても喜びを感じますよ。

どうですか?

うちに、子供と一緒に遊びにきませんか?

 

目の前にいる40代の霊能者は、涙を流し始めました。

そうなの・・・そうなの・・・やっぱり、私が馬鹿だったのね・・・。

あの人との結婚はやめて、別れようと思っていたのに、子供を妊娠したので、諦めて結婚しただけなの。

でも、あの人は私を奴隷みたいに扱うし、子供にも手をあげるし、もう生きているのが嫌になっていたの・・・。

大丈夫ですよ、あなたが生き方を変えれば、必ず、幸せになれます。

だって、そう神様とご先祖様が言っているんですもの。

あのう、失礼ですが、誰かのご主人以外の人と仲良くしていますよね?

それでいいんですよ。

あなたの心が少しでも軽くなり解放されるのなら、何人の男性と付き合ってもいいんです。

周りの人は陰口を言いますが、気にしないで下さい。

それは男にモテないババアたちの独り言なので、あなたみたいに綺麗な人は、どんどんいろんな男たちと遊んで楽しんで下さい。

そして、それをもし夫が文句を言ってきたら、こう言ってあげて下さい。

私はあなたに、されたことをしたまでのことだと。

もし嫌なら、今の女と別れて、もう一人、私に子供を授けなさいと言って下さい。

次に生まれるもう一人は、あなたのことを一生守ってくれる神様からのプレゼントの子供なので、産んでからご主人と別れてもいいですよ、

と伝えました。

 

霊能者の女性は、大粒の涙を流しながら、大声で泣き出しました。

しばらく泣いたあと、冷静に戻った霊能者の女性は、母を呼び、こう言いました。

 

ごめんなさいね、お母さん、この子は私には無理です。

そして、きっとこの子を導けるのは、お母さん、あなたしかいないと思います。

この子はさっき、自分で母を選んで生まれてきたことを私に話してくれました。

それはお母さんが、この子を導けると、本人が選んだ結果です。

だからお母さん、今日のお礼は入りませんので、今度、お宅の農家の仕事を子供と一緒に見学させて下さい。

もし、よければ野菜作りも手伝いたいと思っています。

私もいろんな人生を経験しましたし、たくさんの人を導きましたが、この子だけは無理なんです。

ごめんなさい、お母さん。

 

母は帰り道、呆然としながら帰りのJR駅にトボトボ、下を向いて歩いていたので、私はこう言いました。

 

母さん、大丈夫だよ。

僕ね、周りの人に何て言われても耐える自信はあります。

ただ、あなたと兄が心配なので、母は兄をサポートしてあげて下さい。

 

父は・・・父さんは・・・本当は、もうわかっているんです。

僕が普通の子供ではないことと、それに対して自分はどう向き合うかも、もう決めているみたいです。

だから、母さん、一人で悩まないで、父さんと話して下さい。

一人で子供を育てるんじゃなくて、父さんの力も借りて下さい。

僕は、あなたたち二人が素晴らしい魂なので、自分で選んであなたのお腹に入ったんです。

兄もそうなのに、兄は、そのことを忘れて文句を言いますが、本当は心が優しい人なんです。

だから、母さん、一人で悩まないで・・・・。

 

母は、道にしゃがんで大声で泣き始めました。

手を引いても動かないし、周りの人に心配されても、顔も上げません。

いいだけ本気で泣いたあと・・・、こう言いました。

 

よし!やるか!

もう、覚悟したわ!

私は「私流」にあんたを育ててみせるから、文句を言うんじゃないよ!

私もあんたに負けないほど頑固だし、意地も強いので、絶対にちゃんと育ててみせるわ!

 

精神病院には、入れない?

 

入れないよ!バカ言うんじゃないよ!

そんなこと、思ったこともないさ!・・・・・あ!

バレてたのね・・・・。

 

そう、僕に嘘はつかないほうがいいよ。

僕は責めないけど、嘘を言うと、その分、嘘の上塗りになるので、一生、嘘に振り回されて生きることなるよ!

そんなこと、じいちゃんから言われて知ってると思うけど、また、やっちゃったね(^^)

一緒に、じいちゃんに謝りに行こうね。

嘘をついた母と、母に嘘をつかせた僕も一緒に謝ります。

じいちゃんは、何度、失敗しても怒るけど、結局、許しくれるでしょ。

嘘より、怒るのは、正直に生きていないことだ、と、母も知っているでしょ。

僕は人間としてはまだ未熟なので、たくさん迷惑をかけると思いますが、嘘はつきません。

それは生まれる前に、神様とご先祖たちに約束してきたから・・・。

だから、二度と僕に、嘘はつかないでね、母さん・・・・・。

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