1. HOME
  2. ブログ
  3. ◇【武士の吉岡一門】世界の先住民のトップ・高句麗・金一族・天皇家の裏皇族
  4. 命のローソク  5 仏壇と戒名の取り扱い

命のローソク  5 仏壇と戒名の取り扱い

お待たせしていたお釈迦様と一緒に、下界に戻る途中で、いろんな体験談を話して差し上げましたが、お釈迦様は、最後に、

「聞かなかったほうが、良かったかも・・・」

と困惑した表情でした。

私の実家には、仏壇と神棚がありますが、私はなぜか、子供の頃から仏壇の奥が気になっていて、神棚にはない「何か」を感じていました。

その理由のひとつには、「霊道ライン」があって、人によっては「冥道が開く」こともあるのは、体験済みでした。

もうひとつ感じていたのは、仏壇を通して祈ると、「先祖たちの思いがダイレクトに感じる」ので、これが良いことなのか、悪いことなのかわからなかったので、母に聞いてみたことがあります。

この質問の答えは、北海道でも知恵のある道向かいの「有名なお寺の住職」が答えてくれていたので、母が私に教わった録音テープを聴かせてくれました。

(住職の教え)

「仏壇」は、ただの木の箱なのですが、自分の大切な人が亡くなると、どうしてもその人に会いたいとか、思いを伝えたいという気持ちになる人もいますが、「それはあまり良いことではない」と覚えておいて下さい。

なぜかというと、亡くなった人たちは、肉体を離れると魂が浄土へ上がり、そこで現世で何をしてきたのか問われて、足りない生き方をした魂たちは、しばらく「修行ゾーン」へ行かされるので、寂しい気持ちのままずっといるからです。

そういうご先祖の魂を癒し、少しでも高いところへ上げるために私たち僧侶は、修行をしてお経を唱えますが、人によっては「空お経」と呼ばれるほど、心の通じないお経を上げる坊主もたくさんいます。

意外に、そういう坊主のほうが、お金儲けに長けているので、みなさん、お布施はあまり多く包まないようにして下さいね。

お経が本当に、ご先祖が喜んで下さっているかを知りたければ、お経の時間に、一緒にお孫さんを連れて一緒に祈って下さい。

 

ご先祖の思いが一番通じるのは、「素直なお孫さんだけ」ですので、以外に、亡くなった人は、自分の妻や息子や娘には興味がないと、私は長年の体験でわかりました。

だから、自分がお経を上げる時は、子供が泣いてもいいし、遊び回ってもいいので、お経が終わったあとに、ご先祖の気持ちを聞いてみて下さい。

ご先祖は、必ず、「何かのサイン」を出してくれていますので、そこにご先祖の「心」が写ります。

坊主のお経にお布施をあげたい気持ちになった時は、そのお金をお孫さんに渡して、「ご先祖が喜ぶように使いたいので、何に使ったらいい?」と聞いて下さい。

どんな性格の子供でも、必ず、お経を唱えると、孫は答えてくれますので、私の無駄な説法を聞くよりも、お孫さんと一緒にゆっくり食事をしながら、ご先祖の思いを話してあげて下さい。

それが、「本当の供養」なのです。

「本当の祈り」を知っている人たちは、祈りの作法をうるさく言いません。

祈りは本来、神道でも、仏教でも、キリスト教でも同じで、素直な心で手を合わせるだけで良いとわかりました。

ご自愛下さいませ。

シャカマンダーラ、シャカマンダーラ、シャカマンダーラ。

 

この話を聞いてわかったことは、「仏壇」でも「戒名」でもなく、本来、ご先祖は「素直な心」に宿るので、たくさんお金をかけてお墓を建てたり、大きな仏壇を置く意味がないことをこの時、知りました。

最後に、高僧の住職がはっきり言った言葉は、

「戒名は、意味がありません」、と言いました。

「戒名」は、ただ木に名前を書いただけですし、この世の名前でもいいのですが、どうやら皆さんは、誰かの「嘘」を信じてしまい、文字数が多ければ徳があるとか、ご先祖が喜ぶと言われていますが、実は、坊主の修行に「戒名の修行は無い」ので、意味は全くありません。

ただ、儲けたい坊主が勝手に作った「作り話」を皆さんが信じているだけなのです。

私が最終的に修行した仏教は、浄土真宗ですが、実は、この宗教に入る前に、たくさんの仏教を学び、高僧と呼ばれている人たちにも会いに行きました。

でもその高僧の人たちが考えていることは、次はどの高級車に乗りたいとか、次の法事が終わったら行きつけのクラブで飲もうとかばかりで、誰も真剣に修行をしようなんて思っていません。

もし、ご自分でお経を読む気があるのなら、どこの仏教の経典でも良いので、仏壇の前で読み上げてみて下さい。

それが一番、ご先祖が喜ぶ方法なのですよ。

 

私は子供の頃からいろんな大人が言うことを「何か違う」と思って聞いていましたが、この住職だけは一切、嘘をつかないし、母と一緒に他のお寺のお葬式に出た時も、お経を読み上げている坊さんの心の中がわかり、頭にきたことが何度もあります。

お経を唱えながら、今日は、「どの女のところへ行こうか?」なんて考えていたので、頭にきて、母に伝えたこともあるほどです。

 

だから皆さん、本当に今後、「仏教」が必要かどうかを真剣に考えて下さい。

今は、「永代供養」という言葉が流行っていますが、全く意味がないうえに、莫大なお金をかけても、「坊主丸儲け」で何もしませんので、高いお金を払う意味がありません。

「骨」は処分しなければいけませんが、私はいろんな人たちを看取った経験から、戒名や遺骨の処理を「故人が喜ぶ形」でアドバイスするようにしています。

永遠に、仏教にお金を払い続けられる人は今のままで良いですが、子供や孫たちがお墓や仏壇を維持できるかどうかも、今は、考えなければいけない時代になりましたので、ポイントをご説明します。

男子がおらず、「苗字」を守れない独身女性は、「自然界に戻す意味の散骨」を説明し、海に「散骨」したり、山に「散骨」することをお薦めしています。

自然界に散骨することの是非はありますが、もともと海の食べ物や山の食べ物を食べて生きながらえた人間だと考えれば、「自然に戻す」のが、本来の供養だとご理解頂けると思います。

(注意点)他人所有の山に散骨すると、「不法投棄」になりますのでご注意下さい。

 

独身女性は「仏壇」も維持できないので、タオルを塩水に濡らして、家族が手を合わせた思いを「ありがとうございます」と唱えながら、感謝祈りで天にあげる「魂抜き」をして、神棚一つだけで、「神仏統合の祈り」もできますので、どうぞ、ご検討下さい。

実際に、「仏壇」を処分した人たちにもアドバイスしましたが、自分で心を込めて拭いたあと、解体業者に頼めばすぐに簡単にバラバラにしてくれます。

高級な仏壇の場合、処分すると言ってリサイクルする業者もいますので、仏壇業者にご相談してみて下さい。

どんな形でも、手と心を合わせる場所は「心の整いのため」にあった方が良いので、「小さな神棚」か、気に入った写真の前に塩水酒を置いて手を合わせて祈って下さい。

あなたが自分で決めた場所に、必ず、ご先祖はやってきますので、どうぞ、ご安心下さい。

 

先日も自分の家の「お墓」があった山にお墓を砕いて埋めた独身女性がいましたが、そこに、ご家族2名の遺骨と戒名を「お焚き上げ」して土に埋めた時、「土地神」がとても喜んでいたというご本人の経験を一緒にしました。

自分で母と姉の遺骨を砕いて、誰のものかわからないたくさんあった「戒名」を祈り言葉と共に「お焚き上げ」した様子をみなさんのためにご公開します。

▶️自然界に遺骨と戒名を戻す「お焚き上げ」

 

アーカイブ