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戦争仕込みの往復ビンタ 3 命の預かり

岩渕家の仏壇の前で、死ぬ覚悟をした3人が腹を切る覚悟でいる姿を「ご先祖の視点」で見てみると、みんなが泣いていました。

なぜ、お前たちが死なねばならんか!

俺たちが必死で繋いだ命を勝手に死ぬな!!

そう言葉が聞こえたので、祖母と祖父に、そのまま伝えました。

すると、祖父は、刃物を置いて、祖母の短刀も奪って正座し、こう口上を述べました。

今、私たち三名が死のうとしたことをまず、お詫びいたします。

岩渕家の恥になるような死に方をしては、末代まで恥が残るので、今日は、この三名の「死の覚悟」を「ご先祖預かり」にしてもらえませんか?

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すごいことを言うものだと思って私も感心しましたが、ご先祖は、祖父の「口上のお返し」を私の口を使って、こう伝えて下さいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

お前たちの死ぬ時がいつかは、このマナブが知っている。

こいつは、「命のローソク」の場所まで行って、全ての命の仕組みを見てきた人間だと、この霊界でも有名人だ。

生きている人間がいけるはずはない場所なのに、その場所に行って「全ての仕組み」を知ってしまったので、お前たちを生かすも殺すも、こいつはできるはずだ。

だから、さっきの口上の「先祖預かり」は返納して、「吉岡マナブ預かり」とする。

つまり、お前たちの生き死には、この「吉岡マナブ」が預かっているので、勝手に死ぬことは許さんと思うぞ。

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こんなことを岩渕家のご先祖に言われても、どう、私が祖父にどう話せばいいのか迷い、じっとしていると・・・祖父はこうどなりました。

正直に言え!

お前は、嘘は言えんはずだ!

さあ、言え!

と言われたので、正直に話すことにしました。

そうかあ、「マナブ預かり」か・・・じゃあ、婆さん、俺たちはもう勝手に死ねないな!

マナブが「死ね」と思えば、すぐに死ねるが、それまでは自分で死ぬことは、やめような、と言って短刀の歯を鞘に収めました。

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問題は、私です。

私の腹切りを「祖父が預かり」とし、祖父の腹切りを「先祖が預かり」とし、先祖の腹切りを「私に寄越す」なら、私は自分の命を誰に決めて貰えば良いのか、迷いました。

そして、その答えを天の最も高い場所にいる存在に聞いてみました。

その瞬間、

『この世に降りたすべての神仏である!!!』

と聞こえました。

何?僕の命は、この世に降りたすべての神仏が決めるってこと?

待て待て・・・、この世に降りた神仏とは、世界の宗教の神でもあり、そのもっと古い宗教も含め、土着信仰や先住民の信仰のすべての神やご先祖の許可がないと死ねないという意味かと思い、絶望的になりました。

じゃあ、どうやってその世界の地上に降りた神仏に許可を取れるのか、教えて下さい!

と心の中で叫びました。

それは、時期が来たら、教える!

それまでは、普通の人間をやっていなさい。

以上!

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今、「普通の人間」として生きていることが辛くて死にたいのに、なぜ、時期が来たらと先延ばしするのか、頭にきたので、未来を見ようとしましたが、自分の未来だけは見えないようにされているので、どんな方法を使っても見えませんでした。

もう、やりきれません。

目の前で、祖父と祖母に死ぬ覚悟までさせた自分をどう扱うか考えていると、祖母が口を開きました・・・。

「あー、お腹空いた!

まずは、ご飯を食べてから考えましょう!

腹が減っては、戦さはできないからね!!」

と言って、台所に消えました。

祖父も祖父で、

「俺の役目はもう終わったみたいなので、俺も飯にするわ。

あとは、自分で答えを出しなさい。」

と言って、部屋を出て行きました。

1時間、2時間、3時間・・・岩渕家の仏壇の前で先祖と対話して、岩渕家ができた最初の先祖にも聞きましたし、その苗字を頂いた最初の出来事も見えたので、その親分をさらに遡り、永遠とも感じる時間を一人で遡っていきました。

私の家族と岩渕家の家族は、夕飯を食べて、順番にお風呂に入り、寝る準備をしていました。

私が一人でいる仏間は真っ暗なので、母がやってきて、電気をつけようとしましたが、

「夜の闇の中にいたいので、電気はつけないで下さい。

僕はこんな気持ちじゃ寝れないので、この仏壇を通して、岩渕家のすべての先祖と話しているので、邪魔をしないで寝て下さい。」と、伝えました。

「私が邪魔かい・・・」、と、悲しそうな声を出して、母は自分の布団に入りました。

本来なら、この仏間も布団を敷くはずなのに、みんなが私に気を使って、狭い部屋にぎゅうぎゅう詰めで寝ています。

私はご先祖の残りがどこまで遡れるかを一人づつ対話しながら、一人、一人の父親たちをたどって、上に登って行きました。

最後のほうは今の日本人ではなく、人間が生まれた最初のお母さんまで遡ったので、人間になる前の姿と意識まで遡って対話しました。

「肉体が無い世界」に繋がった時、真っ暗な大宇宙にいる中で、私はある魂のもとを遡り、どんどんどんどん、その魂の数が減っていき、最後にある大きな魂のお母さんと対話しました。

しかし、そのお母さんでさえ、

「私がすべての始まりでは無いので、あなたが求める答えを持っていません。

どうか、ご自分で、私のもとのラインを遡って聞いて下さい。」

と言われました。

よし!と思って、どんどん魂のもとを遡っていくと、魂がどんどん小さくなりながら、小さい粒のようにたくさんの粒子になりました。

その粒子の一つをさらに読み取っていくと、最後は、霧になり、すべての宇宙空間全体が見えました。

そして、どこからか、こう言葉が聞こえてきたのです。

これが、あなたが求めている「答えの全て」です。

「ひとつは全て」であり、「全てはひとつの集まり」なのです。

つまり、あなたは全てであり、「あなた個人」ですから、どうしたいかを自分で決めて生きて下さい。

私たちが持っていない「肉体を与えられた意味」に気づいて、どうか、人間たちを目覚めさせてあげて下さい。

それだけが、私たちの願いなのです。

全宇宙の生命体も、この大宇宙のすべての意識体も、あなたの「決断」を待っています。

この宇宙をどうするのかと・・・・。

では、さようなら・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・

さっきまで死のうとしていたこの体を使って、みんなを気づかせるなんて「できるわけがない!」と思うと、

「ある時期が来たらわかります!」

とだけ聞こえました。

「すべての仕組み」を知っていても、誰も喜ばないと思ったし、人間として普通に嘘をつきながら生きれるかを自分に聞いた時、時々なら軽い嘘をつけるけど、一生は無理だとわかりました。

この答えを聞いた時、体のすべての力が抜けて、座布団の上に丸くなって寝てしまいました。

・・・・・・・・・・・・

明日に続きます。

 

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