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【社長会・特許】リニアモーターカーの開発に特許をプレゼントしました。

30代の頃、全国の経営者を集めた「社長会」を札幌で行っていた時、話題の「リニアモーターカー」を開発している研究者がやってきて、こう言いました。

 

新幹線よりも早く走れて安全を確保できる車両を開発していますが、今、いろんな壁にぶち当たって前に進みません。

開発予算もとっくに使い果たして実験車両を走らせたのですが、問題が多すぎてお金が足りないうえに研究者たちに払う給料も足りないので、このままだとこの計画は頓挫してしまいます。どうか、あなたのお知恵をお貸し下さい。

 

どうして、今の新幹線のスピードではダメなのですか?

 

今は、みんな忘れていますが、日本の東海道(関東から関西)路線は、昔から大きな地震が何度もあって、多くの人が犠牲になりました。

私は、その解決策として、この研究をしていますが、発想どおりにはすすまなくて問題ばかりなので、あなたの知恵をお借りしたいのです。

いろんな専門分野の研究者たちに聞いてみると、誰もが口を揃えて

「ダイエー労働組合の吉岡学さんに会ったほうがいいですよ」、と言うんです。

 

私のような特殊な研究は、なかなか理解してもらえないし、出資してくれる企業も少ないので、私と妻の生命保険をかけてでもこのリニアモーターカーを成功させたいので、お知恵をお借りできますか?

本当は、現地を見てもらって判断したほうがいいのは当然ですが、来ていただくお金もないと仲間や家族に言うと、「吉岡学さんは必ず現場主義の人だから理解したら、必ず、現場を見てアドバイスしてくれると思うので北海道まで行ってお願いしてみなさい。」と仲間たちも言うし、大学に行っている娘もアルバイトして札幌へ来るお金を工面してくれました。

だから、1回でいいので現場に来て、「リニアモーターカーの風洞実験車両」に乗ってご意見をお願いします。

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実は、私はこの「リニアモーターカー」は、国土交通省の許認可申請の書類を見た時から、乗ってみたいと思っていたんです。

だって、最高速度が、「最高時速500kmで走行して、東京と大阪を約1時間で結ぶことができる」と書いてあるので、スピード狂の私はワクワクしてしまいました。

いいでしょう、来週、本州出張があるので、必ず、立ち寄りますので、駅にお迎えだけよろしくお願いします。

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約束の日に静岡県の「新富士駅」で待っていると、古い普通車を自分で運転してフラフラやってきましたが、目が悪いと言うので、私が運転を代わって山梨県まで一緒にドライブしました。

山梨県のある場所に「超伝導研究開発施設」という看板があり、中に入ると、特別な装置がたくさんあって、一番奥に小さい「実験車両」が置いてありました。

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まだ、1kmまでしか線路はできていませんが、理論ではこのまま線路を伸ばすことができれば問題は解決できると思うのですが、まずは試乗してご意見をお願いします。

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ものすごい爆音と共に、マツダのロータリーエンジンのスポーツカーのRX7並みの爆発的なダッシュ力だったので、足を踏ん張っていましたが、すぐに停止してしまいました。

アナウンスが流れて、「今、電圧機が壊れたので、交換しますので、しばらくお待ち下さい。」

タバコも吸えない室内なので、外へ出て電圧機を交換している様子を見ていると、大きな電圧機の割に発電力が少ないと分かったので、社長会でアドバイスして喜んでくれた「デンソー」に電話して社長に事情を説明しました。

「今ある電圧機を交換しても充電効率が悪い」と伝えると、デンソーの最新鋭の機械を1セット、社員が車で運んで設置してくれました。

運よくデンソーさんの工場が山梨県にあったので、社員数名で設置して充電すると、あっという間にMAX充電になったので、再度、初代の「リニアモーターカー」に試乗してみました。

最初の音と振動がうるさいのは同じですが、加速が良くなったのに、車体の振動が激しくなり、とてもこんな乗り物に乗り続ける客はいないと思い、そのまま感想を伝えました。

 

発電力の問題は、科学者の担当だし、振動を抑えるには物理の学者が必要だし、無駄なく充電した車両を動かすには大量の電気がいるので、電気の専門家も必要です。

この全ての学者がいるのは、きっと、工業系の専門の会社だけなので、もう一度、「デンソー」の社長に相談してみました。

 

デンソーの社長さん談)

あのう、吉岡さん、実は、我が社はいろんなものを作っているので、あなたが望む結果を出せる研究者はたくさんいるのですが、ひとつ、問題があります。

実は今、国からの依頼で、「世界にはない新しい電力を開発しろ!」と言われているのですが、その研究も現在、止まっているので、ぜひ、一度、山梨県の現場を見てください。

可愛い女の社員もいるし、美味しい日本酒もあるので、僕もこれから山梨県の現場に行くので、夜に一緒に飲みましょう。

全ての判断は、現場を見た明日に話し合いましょう。

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さすが社長をできる器の人間は、人の気持ちを動かすのが上手なので、つい、行ってみる気になりました。

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「国の極秘電力開発」とは、日本人が発明した「無公害の原子力発電」のことで、空気も汚さず、燃焼のあとの核融合液も無害という素晴らしい特許申請に大きく関わったので、研究内容は全て把握していましたが、この件は、後日、公開します。

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「無公害の原子力発電」の研究者たちに話しを聞くと、どこに問題があるかすぐに分かったので改善ポイントを指導したあと、最後にリニアモーターカーの研究者たちの話を聞いてもらいました。

 

話を聞いたあと、さすが、研究者魂に火がついたのか、どの学者も「やってみたい!」というので、これは私が動くしかないと思ったので国家予算とは別に管理している「極秘国家予算」から資金を回して、どちらの研究も一気に結果が出るように指導して、多額のお金を投入して成功に結びつけました。

リニアモーターカーの研究者たちは、最初は「車体を浮かせる」ことなど考えてもいませんでしたので、私の発案で「棒磁石と砂鉄の原理」と「N極同士は反発する原理」を説明して、車両本体を帯電させて、車両に触れるレールや周りを同じN極に通電したので、数センチですが数十トンもある車両が浮き上がり、「車両抵抗」はゼロになったので摩擦係数の細かい計算もいらなくなり、一気に問題は解決しました。

最初に押し出す「初動電力」さえあれば、あとは走行中に充電できる「自家発電充電装置」も開発したので、大量の電気を使わずに楽々、加速ができるようになりました。

問題は時速100kmを超えると、飛行機みたいに耳がキーンとなるので、この改善もしました。

 

耳の中の鼓膜に一定以上の「圧」がかかると、耳の奥でキーンとするのを解決する「技術特許」は、今のApple社の「AirPods pro」に応用されていますが、Apple社が私の「特許」を盗んだので許せませんので、それより進化させた「国防特許のイヤフォン」を開発して特別な自衛隊員だけが使えるようにしてあります。

 

この音を相殺する仕組みを大きくして車両内で「同調周波数の相殺」という特許も開発したので、研究者の名前で国に登録してもらいました。

その結果、時速500kmまで出ても、耳や体かかる負担は少ないので、子供で泣かずに乗れる車両が出来上がりました。

時速500kmの車両の中でも、電話ができて、テレビが見れるようにも改善しましたが、全てはデンソーの科学者チームのおかげですし、デンソーの社長のおかげです。

私が開発した特許は、発案者として登録されましたが、会社所属特許にしたので、名前が表に出ることはありませんが、この会社の社長室の壁には、私の名前の特許技術のプレートがたくさん並んでいます。

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私がこの「リニアモーターカー」を推し進めた理由は、もし、関東や東海道に東日本大地震以上の大きな地震が起きた場合、国を動かす全ての交通網が停止するので、日本人を導く役目の「天皇」も命が危ないので、すぐに「天皇を避難させるための交通網」としてリニアモーターカーの開発を急ぎました。

今上天皇の命が危なくなった場合、どの要人よりも最優先で命を守る準備はできていますので、無事に、「京都御所」に送り届けて、新しい日本を導く体制を始動できるようにしてあります。

 

このリニアモーターカーの開発は、「公益財団法人総合技術研究所」が持っていたので、JR日本やJR東海やJR西日本のどこにやらせるかで悩みましたが、最終的に、一番お金を隠し持っている企業と、ぶらさがっている政治家の隠し資金を計算して「JR東日本」に決定しました。

当時、私はキャリア官僚ですもの、こういう交渉や条件設定は「おてのもの」で、あっという間に国の予算もついて急速に開発が進んで現在に至ります。

 

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