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今日は、ゴミのことから心を考える!

ここ数十年間で日本人が、ゴミをどれくらい増やしたのかを少しだけ考えてみましょう。
Q. まずなぜゴミは、増えたのか?
A.  「消費は美徳という政治や経済からの影響」&「便利さの追求」&「壊れてなくても欲しいものは買い代えるという物欲」&「あとで困るかもしれないけど、自分だけならいいかな?」という考え方が影響しています。
ゴミのなかでも、自然に土にかえるものや、再利用できるものは、私はゴミとしては考えていませんので、まだ再利用の方法が見つかっていないものの取り組み方が、これからの大切な問題だと思います。
でも山の木を切りすぎて起きる土砂崩れなどの天災や、熊や猪、猿、ミンクなどの、動物問題も、もとわといえば、家の建築資材や割り箸、道路の拡張などの自然破壊が原因で、私たち全員の責任です。
またゴミステーションにくるカラスや、野良猫、野良犬問題や、大型ゴミの不法投機なども、一人一人の責任と考え方から起きている現象としかいえません。
こういう今の日本人や文明国のもうひとつの特徴としては、
1、水を汚す  2、空気を汚す   3、心を汚している
ことが、大きな問題だと思います。
私たちは、便利を損なわないように、いかにして文明を進化させるのか、お互いが何を気をつけることが大切なことかここでを少しだけ考えてみましょう。
☆「水を汚す」と、大地や山や海の自然な「ろ過装置」を使っても、100年かかります。
そのことに気づいた人たちは、最先端の下水道の処理に対して、今、莫大な投資をしています。その技術は、汚れた下水を純水(飲めるレベル)にまで、改善できるそうです。
しかし、機械の投資額を、単純に水道料金に計算してみると、現在の水道料金を5倍にしなければいけないそうです。
でもきっと、国の援助や多大な利益を目的とする人たちは、それを大きなビジネスチャンスにしていくことでしょう。
私たちにできることは、30年前に戻れとはいいませんが、当時の6倍ほど使っている今の時代の生活水を、”普通 ”と思わないで、なるべく無駄な水を流さないことです。
☆「空気を汚す」と、森の酸素、植物の酸素、地熱、水蒸気の上昇気流、大気圏での燃焼、磁力、重力が働いても、数千年かかります。
平成17年「京都議定書」の発効から日本や世界は今、酸素の出る国や場所に対して、大きな投資が行われています。
それは自分たちの生活をなるべく変えないで、お金で酸素がでる場所を買い、目標の数字をあわせることが目的です。
私たちにすぐできることは、自分の周りに、観葉植物やお花などの緑を増やすことです。
できれば、自分で何かを栽培するほうが、無駄な流通を使わなくて、いいかもしれません。
最後に、「心を汚す」とは、自分の部屋をきれいにできないことや、自分の家の周りをきれいにしたいと思わないことです。
自分の住んでる地域や職場の環境をよくしたいと思わないことは、そこに生活している人や、そこを通る人たち全員に、知らない間に、大きな心の負荷をかけています。
「心が汚れると、心がすさみます。」
心がすさむと、心は、寂しくなったり、悲しくなったり、辛くなったりします。
だから、「ゴミ拾いは、心のすさみを取る」という効果が、あるのです。
もうひとつ、自分の心の中の状態は、自分の部屋と押入れの中を見るとよく分かります。
何が必要で、何がもういらないものなのか、ちゃんとわかって、ときおり、○整理(不要なものを捨てること)ができる習慣を身につけることも大切です。
○整頓(目に見えるものを整えること)をうまくなろうと思えば、上手な人を見ているとよく分かります。
自分が何かを使ったあと、すぐ、元に戻せるくせや、料理しながら、同時に、使った鍋や小物を片付けて、後の「かたずけ」を楽にできる人です。
もっと考えている人は、自分の性格にあわせて、なるべく楽に、きれいにできる方法をあみ出します。私のように面倒臭がりの人は、こんなことを実践しています。
☆簡単な方法は、部屋のゴミ箱を大きくする。
できれば、自分の周りにゴミ箱を2つか、3つおいて、そこで、分類してしまうというのもいかがででしょうか?
最後に蛇足ですが、私がサラリーマン時代に上司に教わったことに、「あと工程は、お客様」という教えがありました。
その意味は、自分がこれでよし!としてやったことでも、その評価は、あとの人がするという意味と、自分が何かをするとき、そのあと関わる人たちのことを常に頭にいれて、行動しなさいということです。
あなたが自分なりにしている整理整頓も、誰かに見てもらえば、すぐ違うアドバイスがもらえるでしょうし、一緒に片づけをしてみれば、その人の性格もわかります。
あなたのゴミ拾い活動や、あなたのお部屋の掃除こそが、この地球のゴミ削減や、心の大掃除につながっていることを、お忘れなきように・・ 。

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