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【宮古諸島】伊良部島 神様のお話し会 

久しぶりに伊良部島の港に降りるときに、目があった女性から声をかけられました。「アマミさんですよね?ブログ、いつも見ていますよ~!」

とてもうれしいことです。この伊良部島に初めて足を踏み入れて早や3年、やっと地元の方に認知していただけるようになったかと、自分のしてきたことが間違っていなかったのかなあと、一人で自己満足の世界に満ち溢れながら、那覇の祈りの疲れも忘れてニコニコ顔になりました。

 

ホテルについても、Iさんのお父さんも、お母さんも、私の顔を見るなり、「おかえりなさ~い」でお迎えしてくれて、本当にこの島の人の暖かさには癒されます。車のなかでIさんの口から、「前回、お話した地元の人との神様のお話会は、今夜、することにしましたのでよろしくね!」です。

ありがたいことです。一歩一歩、自分のしている神様のことを地元の方と一緒に情報交換できるなんて、最高に感謝の出来事です。

ホテルに入るとます、私より先に伊良部島に入った7人の北海道の龍神メンバーから、昨日の11/11の祈りの報告をしてもらいました。祈る場所は、「通り池のなべ底で!」とだけ伝えてありましたし、私と一緒に祈ったことがある経験者が4人もいるので今回は、安心して任せていました。

全員がなべ底の”胎動くぐり”をしてくれたようですし、さらに、火の神、水の神、風の神の祈りもしてくれたと報告を受けました。さらに感動したことは、なんと、このなべ底の神様の数が増えていたのです。

今年の3月に行った「龍が立つ日」の祈りのおかげで、この場所は完全に愛の場所になりました。

すると波動が上がったのを感じて、さらにこの伊良部を守る神様が力をあわせて入ってきてくれたようです。

新しい神様は、女性の観音様のようなすてきな神様です。さらにもっと奥のほうにも、違う神様が増えているようですと、数人の人が教えくれました。

私自身が行くのは、また後日の予定ですので、そのときしっかり確かめてきたいと思います。7人のすがすがしい顔を見ていると、本当にその場の空気が伝わってきます。ありがとう、みなさん!

夜になって急に、声をかけたのに集まってくれた「神様のお話会」には、8名の島の方が参加してくれました。

参加者の皆さんと話をしていて一番驚いたのは、ほぼ全員の出身部落が違うために、言葉がまったく違う人だということでした。

これは本当に、”神はからい”だと感謝しましたが、そのおかげで、北区と呼ばれる佐良浜地区(池間添・前里添)の方と、南区(残りの5区)の先祖の出身の違いや、まもなく行われる豊年祭(ゆーくい)も、7部落ごとにルールが違うことなど、細かい決め事の違いがわかりました。

この情報は、私もとてもうれしい情報ですが、一番、驚いたのは、実は、参加者の皆さんのような気がします。伊良部島に何年住んでいても、まず、他の部落の豊年祭に行くことはないでしょうし、このルールの違いを比べあうことも、今まで必要がなかったからです。

この島では、神様ごとについて、昔からとても厳しくおじーやおばーに教えられて育っていますから、神ごとに関して勝手に物事を判断して行う人は、まず、いません。

その大切に守り継がれている神意識とは反対に、現実の問題として、若い世代がどんどん島を出てしまうことで、その大切な神ごとを守る人が減っていることも大きな問題のようです。こういう現実のなかで、これからどう神意識を守り続けていくかは、琉球諸島すべての問題だと言っても過言ではないでしょう。

全体の島々の問題として、大切にしているウタキを守る”司おばー”がいないウタキや、守り継ぐ後継者がいなくて閉めてしまたウタキもありますし、さらには、神人になりたい人が減っていて、強い霊力で地域を守る神人が少なくなっていることも問題でしょう。

もう一方の島の方の神ごとの取り組み方として、神ごとをあまりに大切にしすぎて、、ですぎたマネをするなと閉鎖的した結果、何を守り継いでいけばいいのか、若い世代に正しく伝えていける大人が減っていることも問題のようです。

私がお会いした皆さんにお話したことは、まずそれぞれの細かいルールも大切ですが、、ほとんどのウタキの神様は、過去の勇者や村に貢献した”人間を祭っている神さま”だという事を理解して欲しいということです。

それと実は、もっと高い次元の 人間ではない天上界の神様がこの伊良部島を守ってくださっているということです
何度もいいますが、この伊良部島は、龍宮城そのものなのです。だから龍のことは昔から、おばーたちの伝説にも多く残っているのです。

今回は、出会った人から聞いた話の他に、「伊良部の民話」という語りべたちの大切な伝記本を読みましたし、「伊良部村史」にも今、目を通しています。これからこの最高神の龍神の扱いや理解も含めて、島の皆さんもしっかり守っている自然神の火の神・水の神・風の神

さらには、増えた観音様のような神さまたちを理解して、私たちに何ができるかを考える必要がありそうです。

まもなく始まる豊年祭ゆーくい)に、島の方々とお話できることをとても楽しみにしています。

わざわざ、足を運んでくださって島の皆様、本当にありがとうございます。

天無神人も、神の使いとして何ができるかわかりませんが、一緒に知恵を出して、神様に喜んでもらえる島にしていきたいと思っていますので、御協力・ご指導をよろしくお願いいたします。

 

 

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