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【宮古諸島】 下地町の井戸と水の神さま

11月13日

毎回のことですが、、私が祈る場所は、現地へ来てから誰かの口を借りて、天から告げられることがほとんどです。

今回は、ホテルオーナーの口を借りて、この地上の大切なエネルギーバランスを保つ祈りをすることになりました。
この日まず、訪れたのは、来間島に渡る手前にある下地町の井戸の神さまに呼ばれました。

この井戸は今でも地元の人に大切にされているということですが、なぜか、ぜひ、見て欲しいと言われたからです。

彼女と二人だけで入口にご挨拶して入ってみると、すぐ右手に水が枯れてしまった井戸があります。

そこには、男の神さまがいらっしゃいました。
手を合わすと、「少しの水を分けておくれ!」と私に頼みます。

奥にも大きな井戸がありますが、その男の神さまに、「中に入ってもいいですか?」と尋ねると、「入るな!いや、入らないで~」と、少し淋しそうな声で言うんです。

それではと、急いで水を持ってきてもらい、男の神さまの井戸に水を注ぐと、その神さまは、とても喜んでくださいました。

この神さまは、自分の水が枯れてしまい、村の人たちの役に立てなくなったことをとても嘆いておられたんです。
下地町の方々は今でも、遠方から帰ってくると、まずこの井戸へお礼のご挨拶をするそうです。
そして、この井戸の神さまに対しても、毎年きちんとお祭りをして、その水の大切さを子供たちへ教えているそうです。

井戸の男の神さまが喜んでくれたことで、奥の大きな強いエネルギーを発する井戸へ入っていいと感じたので、足をすすめて階段を降りていきます。

この井戸は石段で降りていくのですが、風雨のせいで石段が見えなくなるくらいに木や土で埋もれて、とても足元が悪い状態になっていました。
一歩間違えると、下まですべり落ちそうなくらいです。

奥の井戸にはちゃんと水がありますが、なぜかそこを守る大きな女性の神さまは、悲しんでおられました。

下までなんとか降りて、その神さまにご挨拶すると、実は、前の枯れた井戸は、自分の息子さんなんだそうです。

村のみんなのために、息子の神さまに前の小さな井戸を守ってくれるよう頼んで出したのに、水が枯れてしまったので、息子の悲しみと同時に、その責任を感じて、お母さん神さまは、泣いていらっしゃったのです。

神さまが泣くとその場のエネルギーは、輝きません。

だから淋しい霊たちが集ってきていたのです。
私が呼ばれるのはいつもこういう場所が多いですが、それは、きちんと霊払いをして、祈り上げをできる人が近くにいないからなのでしょう。

まず、その場の霊を払い、邪気を払い、光を当てて、祈りを始めました。

「これからも村の人たちがこの井戸の奥の神さまを大切にするように、水が枯れた息子さんの井戸も大切にすると約束をして。」

どうぞ、この下地町に、お知りりあいの方がお住まいでしたら、ぜひ、これからは、手前に井戸の枯れた井戸も、同じように大切に祈ってあげてくださいとお伝え下さい。

そして手前の井戸の神さまには、水を捧げてください。

すると、奥のお母さん神さまも、とても喜んでくださいます。どうぞ、よろしくお願いします。

私が祈る場所は、なぜだか水に関わる場所が多いです。

それは、青龍の神様が身体に入っていることと、白龍の神さまがこの地にいることを教えてくださったことから始まり、今は白龍さまが、身体に入っていると言っていいくらいにそのエネルギーを感じています。

現在、ホテルのオーナーも、実は、金龍の神さまにしっかり守られている女性です。

この金龍の神さまは、北海道の最高の聖地である然別湖の神殿の前で、今まで守っていてくださったご先祖の守護神さまに下がってもらい、新たに、これからの大きなお役目ができる神様と入れ替えさせていただいたときに、入ってくれた神さまなのです。

このときその場で一緒に祈り上げをしてくれた20名ほどの方のなかに、その情景が見えていた方があとから詳しく教えてくれました。

私が祈り始めて、天上界の扉が開き、すべてが光の世界とつながったとき、そこには、天上界の150神ほどの神さまがこちらを見守っていたそうです。

今まで守っていただいていたご先祖様にお下がりいただいたあと、私は、彼女のこれからの大きなお役目がまっとうできますよう必要な神様にお守りくださいと、天の意思にお任せしました。

そのとき降りてこられたのが、金龍の神さまなのです。金龍の神さまのお働きは、龍神すべてのお働き(水・火・風・土の守護)に加えて、お金や未来を照らす喜びなど、すべてこの世の人間が喜び、そして神さまも喜ぶために働いてくださるとても素敵な神さまです。

私も毎回、泊まらせていただく度に、ホテルの神々からとても強く守られている大事な聖地であることを知り、四方の神さまに、しっかり祈りとご挨拶をしています。

今、宮古島や伊良部島に訪れる方たちの目的が、少しづつ変わってきています。

それは単なる観光としてではなく、21世紀を照らす神光(かんこう)を求めていらっしゃる方が増えているのです。

沖縄諸島の癒しブームは、単なる心の癒しではなく、現代の日本人が忘れた大切なご先祖信仰から始まる、おじーやおばーたちを神の化身として扱う大切な日本人の心やつながりを思い出す土地なのです。

そして、そのおじーやおばーたちは、自分たちが苦しいときに、ご先祖様やもっと大きな神さまが守ってくださっていることをよく知っていたのです。

今回、伊良部島で読ませていただいた伊良部の語り部たちの言葉を書いた神話の本にも、たくさん龍神さまのことが書いてあります。

また火の神さま、水の神さま、風の神さま、土地の神さまのこともです。
でも人間は、いつも自分の都合のいいように物事を解釈するくせがあります。
ご先祖様が許してくれても、もっと大きなものを守っている神さまの許しを得ないと、この世の出来事は、うまくいかにようにできているのです。

日本全体における意味でも、地球全体における意味でも、この琉球の地がなぜ、龍神様に守られているのか、なぜ、琉球=龍宮と呼ばれているのかをよく考えてみてください。

大きな大きな神は、あなたの小さな願いごとや我欲を成し遂げるために、あなたたちを守っているのではありません。

もっと大きな、もっと大切なものを守り続け、それを未来の子供たちへ引き継いでいくことで、未来が輝くことを知っているからです。

その神光の道先案内をしてくださるのが、日本全国をガイドとして回っていたオーナーです。

神の道案内をしてくださるこの素敵な女性は、伊良部の地に生まれ、神の御業の導きでこの伊良部の地や宮古諸島の地を光輝かすために、伊良部島に戻って働いて下さっている方なのです。

これから神の光を求める者たちは、この伊良部の地に必ず感謝の祈りを捧げなくてはいけないときがくることでしょう。そのときは、必ず、宿泊費とは別に、神さまに祈りのお礼を捧げてください。
これからは、地元のみなさまやこの島を訪れる方たちが誰でもわかるように、龍神さまの大切な目印を設置していかなければいけないと地元の方とも話しました。

その資金としてご商売とは別に、神のお志を管理してくださるようお願いしました。これから、皆さんにももっともっと伊良部にいる神様の意味がわかるときがきます。

どれくらいすばらしいところなのかは、まず、あなたがこの地に足を踏み入れたときから、感じるものがあるはずです。

伊良部に生まれ、伊良部に住んでいる人たちは、神どころの伊良部島を守ってくださる方たちですから、全員、神さまの使いです。

だから私は、いつも細心の注意を払って、地元の人に喜んでもらえるよう心がけて、この地に足を踏み入れています。

ここ宮古諸島は、あなたのご先祖神のすべてを守ってくださっているルーツの島でもあります。この意味は、いづれ解き明かすときがくるでしょう。

聖地を汚すなかれ!

これは、この島を訪れるすべての皆様へのお願いです。ありがとうございます。

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