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依存と自我、そして執着心

このスピリチュアルな世界の進化の時代になっても、まだこのことを書かなければいけないことを少し残念に思いますが、時代のスピードや、人の変化についていけずに出てくる”思い”の意味を整理しておきましょう。

まず人は、変わるために生まれてきた ということを覚えておいてください。

それがカルマの解消であったり、宇宙使命をまっとうすることだったり、家族のために一生懸命に生きることだったり、生活を守るために労働することだったり、すべてが、”今より良くなりたい”という変化の為だということを理解して下さい。

この世の中で生きている人間で、今より良くなること(変化)を望まない人はいないはずです。

もし、そんな人がいたとしたら、その人は、明日への希望をもてない人でしょう。

 

人間は、生きている限り変化を望んでいます。

無意識であっても、生きる目的が見つからなくても、本能に生きる動物の部分を持っているからです。

 

お腹が空いたから、ご飯を食べる。

排泄をしたくなるから、トイレにいく。

汗をかいたから、お風呂やシャワーを浴びる。

眠たくなったから、寝る。

 

これは、すべて、今の自分を満足させたいという「変化」の本能欲求です。

ではなぜ、自分が変化を望んでいるのに、自分以外の人が、変化することを嫌うのでしょうか?

 

嫌うというより、足をひっぱたり、愚痴を言ったり、文句を言ったりするのでしょうか?

これに似た行動を、昔、皆さんも経験したことがあるはずです。

あなたが子供の頃、親に反抗したことがあるはずですよね!

あれは、”自立心”という欲求が表す行動です。

 

でも、自分が自立したいという欲求があるのに、人が自立(変化)したいという欲求を制御したり、混乱を招く行動をしたくなるのは、なぜでしょう?

 

これを説明するのによく似たケースは、母一人子供一人の家庭で、一生懸命に働く母の様子をみている幼子が、親が働きに出るのを見ると、ぐずって、甘えて、仕事に行くのをじゃまする行動を起こしたりします。

 

これはわかりやすい、 ”甘え” です。

 

でも同じ行為を大人がすると、さらに複雑になって、実は、相手への依存心や自我の満足度と違う想いがあるので、それを理解してもらいたいという欲求=甘えが出てきて、最悪なケースには、”執着心”となって、陰湿に影に回ってウワサを流したりして、相手を苦しめたりします。

 

この行為は、すべて自我の満足を満たしたいという甘えですが、私がクライアントさんによくお話するのは、相手があなたの甘えを受け入れてくれた分、あなたは相手を受け入れてあげていますか? と尋ねます。

 

20才を越えて、自分のしたいことをしている大人と呼ばれる人たちが、自分の欲求ばかりを相手に押し付けて、相手の欲求を受け入れることができない人たちを、私は、アダルトチルドレン(心が子供の大人)と呼んでいます。

 

この大人の甘えは、実は、大きくなるほど、地球を滅ぼすくらいに、強力な ”同情” を生み出します。

 

情は、誰にでもある甘えを受け入れて欲しいとう相対の欲求バランスですから、一概に、いい悪いは言えませんが、情だけ(愛情も含めて)が大きくなると、地球は、確実に滅びます。

 

情は、弱さの象徴です。愛は、強さの象徴です。

愛は、大切なものを人のために守る力です。

情は、大切なものを自分のために守る力です。

 

あくまでバランスですが、愛が情より勝らないと、この地球は、崩壊します。

そのためにも、あなたがまず、愛になることです。

 

それは、今の自分が理解しがたいことも、受け入れてあげることから始めましょう。

愛は、”許す”ことから学びます。

 

自分も許されたいなら、相手も認め、許し、受け入れてあげましょう。

あなたが、そうして欲しいように・・・です。

 

最後に、人間が何度、転生しても、あまり進化せず、カルマの人生を繰り返す最大の原因は、”執着心と嫉妬”が原因です。

 

あなたがもし、本当に自分を愛に変化させて幸せな人生を送りたいのなら、ぜひ、 愛の聖書 をじっくりお読みください。

 

愛は、常に、不変です。

そしてあなたが、愛そのもになることを、宇宙も、神も、ご先祖も、望んでいらっしゃいます。

神なる守護があなたに届きますことを祈ります。

 

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