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【沖縄本島】三重城(みいぐすく)・与座河神(よざかーしん)

 1/16 伊良部島のホテルのオーナーが、朝、来られたので、宮古島へつながる龍宮神がある三重城(みいぐすく)へ、神人(かみんちゅう)二人と一緒に行きました。

大きなホテルの裏側にあるために通りからは見えない場所ですが、駐車場には、今、祈ったばかりの数人の方たちが車へ乗り込むところでした。
これから石段の上にある鳥居へ行くようなのですが、左に見える「水神」と書かれた石碑と、大きながじゅまるの樹が気になります。

がじゅまるの神さまに手を合わせてみると、「ここへ拝みに来る皆さんが、自分のことを忘れて挨拶しないで行くのが悲しい。それと・・・」

 

このあとの話は、帰るときにU神人が教えてくれたのですが、もともと水が湧き出ていた場所の上にホテルを作ったために、水の流れが途切れてしまい、水の神さまが怒って、石碑を建ててもホテルの中から動かないと教えてくれました。

 

水は、気の流れを示します。だから、自然界の水の流れを変えると、その場所の気が変わります。

 

湧き出る水をせき止めるということは・・・、気の流れをせき止めることになりますので、気の流れ=人の流れ=お金の流れにつながりますので、ここのホテルは、ご苦労されていることでしょう。

石段を登って広い場所を見渡すと、右側に、がじゅまるの樹が何本もあります。右から順番に見てみると、一番大きながじゅまるさんに、ご挨拶しなければいけないと感じました。

 

祈りを捧げてみると、大きながじゅまる二本は、夫婦だそうです。そして、その横の小さな三本は、子供達だそうです。

そして、私達が立っているこの大きな岩の下にあるがじゅまるは、この場所を守るおばあちゃんがじゅまるで、みんなの守り神だそうです。

 

先日、沖縄の神人から、「がじゅまるには、精霊がいるので、怖いから手を合わさないほうがいいと聞いている。そんなことをすると、他の神人に笑われる。」と言っていましたが、この神さまの声を聞こえない方のほうが、私は笑ってしまいます。

自然界にある木々や山々、水や大地には、当然、大きな守護神がいます。この大きな神は、人間が人間を”神”とあがめる前から、この地球を守ってくれています。

 

そのなかの大切な「水・風・火・大地」をつかさどっているのが龍の神なのに、龍宮神、龍宮神といって手を合わせているわりに、その木々たちの神々と交信できない人がいるのは、とても残念なことです。

私もこの大きな岩の上にたっていると、この岩自体が、大きな神さまであるのを感じています。

本当なら、この岩を降りて、下で、祈りたいくらいの気持ちです。

私達は、人間である前に、自然界のたった一部の存在です。

その価値は、木々の葉っぱくらいかもしれません。

人間は、自然界のなかで考えてみても、海の神には負けますし、山の神にも、水の神にも、風の神にも、大地の神にも、簡単に、負けてしまいます。

その大いなる神との通信をすることが、神の使い手として一番大切な神人の仕事だと私は思っています。

沖縄に何度も足を運ぶたびに、先祖や年長者を大切にする心が残っている素晴しい場所だと感じる一方で、神々との付き合い方や風習、しきたり、序列、ルールにしばられて、本当に古来から大切にしてきた琉球古神道(自然神信仰)の考え方が、これでいいのだろうかと感じています。

 

大和の国でも、昔から神道のようですが、実は、そのルーツは、自然神信仰の古神道(こしんとう)が根っこです。

形を作り、ルールを作ると、その心を理解していなくても、手を合わせることができます。
でも形のない古来からの祈りを守り続けてきたのが、北海道のアイヌ民族の祈り方です。

近年の民族人類文学で、沖縄の方とアイヌの方のルーツが骨格から同じだとわかって、互いの民族同士の交流も深まっているようですが、その民族が大切にしてきた精神を想いだしてください。

 

エジプトの時代から、この地球上の民族すべてが、手を合わし続けてきたのは、自然神なのです。

 

祈りの話に戻りますが、私達以外に、二組の方が祈っていました。ご夫婦を連れた女性は、供物を用意させて先祖供養だそうです。

神人に教えてもらいましたが、この先祖供養の祈りを一日すると、神人は三万円いただけるそうです。

でも、祈りを終えて、他の誰かに、まだ先祖に祈りが通っていないと言われると、もっと霊力のある神人にお願いして(料金アップ)やり直しだそうです。

 

いつからこんなに複雑なルールになってしまったのでしょうか?

数百人いる沖縄本島の神人のご苦労には、心からお礼を述べたいと思いますが、このルールが本当に必要なのでしょうか?

私が今一番、危惧しているのは、本土返還以降、新興宗教を含めて、ものすごい数の宗教団体がこの沖縄本島に入ってきたので、若い人たちは、手軽な新しい宗教や唯物(ゆいぶつ)主義の祈りをして、大事なことを簡単に終わらせてしまっています。

 

今、誰かが亡くなったときに、49日の御霊との交信をお願いする若い人たちが、どれくらいいるでしょうか?

神人と大事にされる時代も、50代以上の皆さんがいなくなると、もう、続かないかもしれません。
その顕著な表れが、先祖のいる場所を壊したり、神所を潰す行為ではないでしょうか?
自然界の大いなる神々は、私達人間のすることを、いつも、だまってみています。

自分達の欲を望む分、その見返しが自分達に帰ってくることを知っているからです。

これからの時代に、拝む場所や祈る意味をどう守り伝えていくかも、神人の責任だと思っています。

人間である以上、生きるための欲は否定しませんが、損得を人間の世界だけで図ると、必ず、大きな失敗をします。自然界との調和をとり、大いなる神々とのメッセージを伝える神人や、それを大切に日々の生活の中で実践し、伝承する普通の人たちが、お互いに理解しあい、助け合う人たちが増えることを祈ります。

 

三重城の祈りのあと、島尻さん・玉城さんと合流して、6人で、U神人が一番大切にしている河の神 与座の河神(かーしん)がある場所へ行きました。

 

 

そこには、2000年以上、その水を守る河の神がいました。手を合わせると、「この水を育んでくれた山の神さまにも、御礼を言ってください」と言われます。皆さんで山の神にも挨拶したあと、U神人の今までのご苦労をねぎらい、河の神を通じて”宇宙のおおもと”まで祈りをつなぎました。すると、すばらしいことが起きました!

 

真っ白な生地に、光を浴びると七色に輝く衣装が、彼女の肩に降りてきたのです。これは、皆さんがよく知っている天女が着る”はごろもの衣装”です。

彼女の神さまとともに、天は、ちゃんと、していることを見ていてくださいました。これで、U神人の霊格があがり役目も大きくなったことで、3月に行う、沖縄諸島 愛と調和の祈り の島めぐりが、大丈夫だと感じました。あとは、参加される皆さんとの、本気の和合です。

 

この祈りに参加される方は、すべて大きな存在の意味と魂の役目をいただいています。先頭を切る方の役目、あちこちの神さまに通す役目、人のつながりを作る役目、皆さんの調和を育てる役目、最後尾を守る役目etc 参加される方には、たくさん役目がいただけます。

その分、遣り通したあとに、自分の守護神と合わせて、大きなエネルギーに守られることを実感されることでしょう。

 

この大きな3月の祈りを終えて、旧暦3/1の宮古島に龍が立つ日に、八重瀬干(やびじ)神事の参加することで、宇宙のおおもとまで、祈り通すことができます。

もう魂の準備は、始まっています。見守ってくださっている皆さんも、一緒に、祈り合わせてください。

 

2006年3月の神事で、宇宙神界の許可をいただいたこの八重瀬干(やびじ)という場所は、この地球上で、年に一度、一番高い次元につながって祈ることができる場所なのです。

 

すべての存在と、出会った素晴しい人たちに、心から感謝を送りたいとおもいます。ありがとうございます。

 

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