【沖縄】伊江島 神人 浦崎芳子さんの生まれ故郷
沖縄の戦没慰霊の御霊上げを昔からされている浦崎芳子 神人に、1/15にご挨拶したこと際、今回の私たちの祈りに心あわせして下さる言葉を頂きましたので、伊江島祈りができたことを心から感謝いたします。
今まで毎日、雨続きの中の寒い祈りでしたが、参加者全員が来るのを喜んでいるように、天候も素晴しく晴天となりました。伊江島の港から見える高い山が、「城山(ぐすくやま) 俗称:たっちゅう)」と呼ばれる神の山です。実はこのタッチューの山は、12月の沖縄祈りの時から、来て欲しいと呼ばれていました。
島に着いたときから、一気に、この島の霊たちが私の身体に乗ってこようとします。きっと、伝えたいことがたくさんあるのでしょう。でもじっとその気配に耐えながら、山へ向かいます。
山のふもとから車で坂道を登っていくと、「入ったな・・・」と不気味な声が聞こえてきます。この山は、ふもとの坂道から山全体そのものが「霊場」になっていたのです。だから霊場に足を踏み入れた者は何をする奴かと、あちこにちにいる霊が、こちらをにらみつけています。山の登山口の横には、小さな広場と売店とウタキがあります。
この島の祈りの目的は、過去、守ってきた不浄御霊の霊たちを天上界へ上げてあげることが目的でした。でもそのことがわからず、霊たちが警戒態勢になっているのもわかります。ウタキの階段の下で、ここの神さまと話をしようとすると、私のことを警戒して、「お前は入るな! お前以外の全員は入っていいが、お前は入るな!」と言われます。
こんなことを言われたのも初めてですので、神人(かみんちゅう)2名に、神さまへの中持ち(通し許可)をしてもらいます。おかげで、このウタキの正面に上がって祈ることができましたが、サワサワといろんな霊たちが、まだ私の周りをうるさく動き回っています。
私はここの山神さまへ、まず今まで守ってくれたことに感謝しました。そして、この島に集ってきている御霊全員の希望である天上界への光のラインを創りました。この光の道筋は、全ての御霊のふるさとへ帰る道ですから、どんな不浄御霊もあがることができます。時間をかけて丁寧に、その光の柱と天を結びました。すると、そこを守っていた神様から、初めてお礼を言われました。
これからすべての不浄御霊を挙げる場所を守る役目です。
これで、この場所は、「霊山」から「神山」へ変化したことを意味します。
世の中にたくさんの御霊上げをする方がいらっしゃると思いますが、その御霊の行き先は、霊能者自身のつながっている次元の高さまでとなっています。
その自分のつながる次元を守るのが、霊能者の役目でもありますし、この現実界と霊界とのつなぎ役が、”生まれ”と呼ばれる霊的感覚の持ち主の使命です。私も今までたくさんの霊能者や神人に逢ってきましたが、その人が人間として喜んで生きる人生をまずすすめます。
生まれながらの霊能者の体験することは、同じ道を通ってきた人しかわかりません。私もそうだったからこそ、その道の役目を喜べる生き方をして欲しいと願っています。人に喜ばれる生き方より、まず、神に喜ばれる生き方をまず、お勧めします。そして、それができてから、人に喜ばれる道を見つけても遅くないと思っています。
不浄御霊が1万霊以上集まる場所へ足を入れる意味は、霊能者自身にとっても、厳しい体験ですが、目的を成し遂げた喜びは、神のお礼と御霊たちの笑顔でしょう。すべての霊能者たちの魂が、愛と喜びで過ごせる時代になりますよう祈ります。
この阿良ウタキからは、城山(ぐすくやま)がまっすぐ見えます。私たちの後ろには海があり、海で亡くなった御霊たちが行き場所を探していましたので、このウタキを通して、城山から天上界へ昇れるラインを私たちの祈りでつなぎました。
この洞窟に降りていくときに、ものすごい数の霊たちが入口付近に集っていました。
「これから新しい子供達をたくさん産むように!」と伝えて、ここの神々たちに守る喜びを伝えました。
私もあまりに場の変化したエネルギーが気持ちよかったので海へ出てみると、体中から光が溢れ出てきて、発光体になってしまいました。
最後は、真水と海水が重なる場所、湾口龍宮神と呼ばれる「湧出(わじー)」という場所です。
強風の中、100m真下の水の神と海の神のつなぎ祈りをしました。真水は「男性の精液」を意味し、海水は、「女性の羊水」を意味しています。その二つの命の水の和合により、新しい生命が生まれることを神々に感謝いたします。
○概要はこちらの書籍でご報告させて頂きましたので、どうぞ、お読み下さい。
白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島