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【北海道】 石狩川・トムラウシ

2007年の北海道神事が本格的に始まりました。

北海道に住む先住民族(アイヌ民族)たちは、大自然の神を「カムイ」と呼び、自然界すべての付き合い方を大切に守り受け継いでいました。

今年、私たちが行う北海道神事の目的は、北海道の自然界の神々の力を復活させて、日本全土の自然界の神々とつなぎ、地球全体の自然界の神々の力を統合し、もともとあった”宇宙との調和の力”を復活させることにあります。

アイヌの人たちは、自然界の神々のなかで、命を与え守る力が大きい山の神・水の神・湖の神に、特別な祈りを捧げていました。

この祈りは、各部族ごとに、選ばれた少数の人たちだけが、宇宙に直接つながる場所に集まり、宇宙の船(UFO)を呼び寄せて星のメッセージを受け取り、地球上のすべての存在との調和の方法を学び、宇宙全体の調和も同時に祈っていました。

この祈りのことは、現在の北海道にいるアイヌの方でも知っている方がほとんどいないくらい特別な儀式として、長老(エカシ)たちが守っていた秘密の儀式でした。

この古くから行われていた宇宙の祈りに感謝し、私たちが今、生活させていただいているお礼と、今まで人間が乱してきた自然界のバランスをお詫びしながら、2007年11月17日の祈り(宇宙の時間軸と地球の時間軸を合わせるための祈り)に間に合うよう、大きな地球の軸を北海道に立てる必要があります。

そのためには先住民の知恵に学び、重要な山々に登り、重要な川の源流に足を運び、重要な湖の神々に手を合わせることで、自然界の神々の了解と協力を得て、宇宙と地球を結ぶ大きなエネルギーが降りるための準備をしていきます。

生まれた土地の意味、今、住んでいる土地の重要さに気づいた皆様は、宇宙と自然界の調和のために、自分の住んでいる土地の山の神、水の神、湖の神へ祈りを捧げてくださることをお願いしたいと思います。

7/28の祈りは、北海道の中心を守る一番大切な大雪山山系の北側にある層雲峡の山奥から流れ出ている石狩川の本流まで仲間たちと向いました。

この日の天候は、珍しくどしゃぶりの大雨。川の水が増水していて、道を聞いた人たち全員に、「気をつけなさい」と何度も言われるくらいです。

到着したときの川の様子は、本当に水の怖さを思い知らされました。
水の神に祈れる場所をやっと見つけて神との対話が始まります。
水の神は、私たちにこう教えてくれました。

やさしいときも、激しいときも、それが私たちの自然の姿なのです。
その姿をそのまま感じてください。
私たちは、あなたたちが望むような姿になることが目的ではないのです。
私たちは、自然のすべての摂理のなかで働いています。
どうか、そのことを理解してください。

祈っている間にも、足元の水かさが増して、来た時より水位が増しているのがすぐわかるくらい危険な場所ですが、この水の神様の言葉は、私たち人間の都合で、自然界の神々は働いていないことを実感させられます。

わざわざ、どしゃぶりの天候にして、水の本来の姿を私たちに見せていただいたことに心から感謝いたします。

次の目的地へ移動する途中、北海道最大の龍の聖地 然別湖(しかりべつこ)を通りますので、久しぶりに、湖を守る弁天様・龍神様、そして、大好きなホテル風水のおかみさんと神殿にご挨拶することにしました。

いつもながらこの然別湖の自然の美しさに感動していると、おかみさんのご配慮で、船から弁天島の祈りをさせていただくことになりました。ありがとうございます。

宿泊先までの山道を3時間移動してから、夜、仲間たちとサニワ(お互いが感じとったメッセージを確認しあうこと)を行い、神々からのメッセージを深く理解することができました。

翌7/29の祈りは、大雪山山系の南側にあたるトムラウシ岳に登り、この山の途中にある「カムイ天上」の神々を起こして、北海道の山の神々をつなぐ祈りを行いました。

帯広から2名のご参加をただいて合計7名全員が、往復4時間の登山を敢行しました。

「カムイ天上」に行ってみるとそこは、山の神様の子供たちを大切に守っている場所でしたので、大きな”北を守る神”にこの場所を守っていただくことにしました。この場所へ祈りをささげると、神様にこう言われました。

祈りを捧げていただきましてありがとうございます。
これから私たちはみなさんのもとへ働きに行きますので、そのときは、どうぞ、宜しくお願いいたします。

トムラウシ岳から下山後、今度は、十勝川の源流から流れる水の神様へ祈りに向かいます。

水の流れが強いため危険を感じながらも進んだ場所には、川底で1億年前からある地球の岩盤の上で祈りを捧げることができました。

十勝川も北海道を守る大切な川のひとつですので、支流を守る水の神たちにも祈りの意味を伝え、全員で水に感謝する祈りを捧げました。

1泊2日の予定で行ったこの祈りの移動距離は、なんと700kmを超える走行距離になってしまいましたが、そのおかげで、北海道の中心を守る大雪山山系のまわりを右回り(上昇エネルギー)で包みこむように走り、土地の神々に祈ることにもなりましたことを感謝いたします。

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