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「ひとつ」

北海道の神事に参加いただいた仲間たちとお互いに体験したことを話し合う時間は、とても重要な時間です。
この重要さの意味は何度も言いますが、人間に降りているメッセージのすべては、個人に所属するものが一切ないからです。すべてのメッセージは、時を、場所を、その人の役目を考えて降りてきますが、本人の意識の目覚めによって解釈が違うこともしばしばです。

だからこそ、お互いのメッセージや情報を公開しあい、大きな意味として理解しあう時間が重要なのです。

現在、たくさんの人たちが、自分の魂の神性が目覚め始めていますので、そういうときには、守護されている霊的な存在や神や宇宙からメッセージを受け取ることが多くなりますが、こういうときの注意する点として、自分が無意識に望んでいることが、自分へのメッセージのように聞こえてまう時があるということです。

この間違いを起こさないためには、あなた自身が自分の内側にしまい込んでいる本当の自分(自我)を誰かに明かすことからその本質の自分自身も認める作業が始まります。

この世の中に自分の本当のことを理解してくれている人がいないと感じている人は、その自分を認めて欲しいと望むばかりに、誰かを批判したり、時には、誰かを傷つけてしまうことがあります。

人と人とが、お互いに心を開いて本音で話し合える仲間に出会う事は、人生最大の喜びでもありますし、そこから初めて自分自身の喜びの道を歩むことができることでしょう。

現在の日本という国は、これだけ文明が進んだ世の中なのに、いつも誰にも言えない淋しさを心の奥底に秘めている人が多いことも、皆さんが望む世界にならない理由のひとつではないでしょうか?

お互いに相手を一切、否定せず、縛らず、すべての自由を尊重しあい、愛と感謝を持って、互いに心から尊敬しあえる仲間がもしあなたの周りにいたならば、あなたの魂の目覚めは、さらに大きく解き開かれていくことでしょう。

こういう人間関係を作ることが、新しい宇宙の創造の道にもなると感じています。

9/21に、洞爺湖で祈った宇宙神事の内容は、結果として生まれた新しい宇宙「新宇宙」の誕生とともに、過去のすべての宇宙カルマを消滅させて、新らしく始まる宇宙のすべての創造を私たち人間に託されたということです。

私たちは、そのメッセージを事前に受けとっていましたので、今後、どの方向へ人間が向かうべきなのかを先日の然別湖で話し合いを持ちました。

20世紀後半、宇宙から世界にメッセージとして降りていた「すべてはひとつ」というメッセージは、世界中のスピリチュアルリストの支持を受けて、あちこちでそのメッセージが言葉になっていましたが、現実的に、その真意を理解しきった魂の数が少ないことが、現在の混乱を招いていると感じています。

個人的には、2000年にその全ての意味とともに「ゼロ意識」に到達することができたおかげで、私は新たな人生の選択をすることができました。

その時、私が選んだ位置は、人間という動物的な部分を持ちながら、神そのものである神性とのバランスをとる「すべての中心で生きる」と宣言しました。

ですから、私はいつも、皆さんと同じ、ただの人間ですとお答えしています。皆さんの善悪のすべてを持ち、皆さんのすべての神を同じように持っている人間です。

ただ生まれた時からの力は役目であり、それは人のために使うものだと悟るまで、とても長い年月がかかってしまったというだけです。

すべての人には、私と同じように、すばらしいお役目と力が与えられています。その目覚めを早めるためにも、常に、意識の変化を受け入れ続けてくれる仲間が重要なのです。

時代もそうですが、人間の意識も、価値観も、倫理観も、法律も、常に、変化し続けているのに、あなただけが何かの変化を嫌い、過去にしがみついて成否を問おうとすると、自己否定につながり、進化への否定にもなるのです。

すべての人がそれぞれの進化を自由に望めば、当然、その方向も道も違うことでしょう。

だからこそ、他人の道を否定する権利は、あなたにはないのです。他人を否定することは、回りまわって、自分が否定されることにつながります。これが「すべてがひとつ」、「すべてはつながっている」という最高の証なのです。

だから人を否定しても何も生まれないことを今、学んで下さい。

善悪を超えて、すべてを認めて肯定できたとき、あなたは初めて自分の過去を許すことができるでしょう。

そうなのです、人を否定したいその気持ちは、あなた自身が誰かに受け止めてもらえなかった淋しさから湧き出る過去の感情の記憶なのです。

だからもうその自分さえ、肯定して許して、認めてあげましょう。

あなたがすべての人に愛されたいように、すべての人も、あなたを同じように受け入れたいと思っているんです。

なのに、それができないのは、あなた自身が、あなたを受け入れていないからなのです。

あなたが、あなたのすべてを許し、すべてを認め受け入れたときに、あなたは初めて「絶対」ともいえる一体感を身体中で感じることでしょう。

それは誰かが与えてくれる喜びでは到底感じられないくらい、涙があふれるばかりの歓喜の喜びです。この言葉を何度も、何度も唱えてみて下さい。

「私に、ありがとうございます。私の存在そのものに、ありがとうございます。」

 

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