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【宮古諸島】伊良部島ユークイ(豊年祭)の意味

島人以外の人間が初めて参加することを許された伊良部島のユークイ(豊年祭)も、今年で三年目になりますが、今年の予定は、10/19から伊良部島に入り、10/20-21の2日間、伊良部ユークイに参加してきます。

伊良部島のユークイ(豊年祭)の特徴は、この2日間だけしか入ることがっできないウタキ(御獄)と呼ばれる各部落で最も大切に守られている聖地に集まり、さまざまな式典が執り行われます。

通常は各部落ごとに決められたひとつのウタキの中で執り行われますが、伊良部部落だけは、7か所のウタキを順番に回りながら祈るという昔ながらの形式を今も守っています。なかでも社(やしろ)も、鳥居もない自然な草むらの中にある”ミロクウタキ”に入った時の感動は、今も鮮明に想い出されます。

島の方たちに話を聞くと、この島に移住した時のご先祖たちの苦しい生活を思いだし、そのご先祖たちが大切にしてきた物事を受け継ぎ、今、自分たちが生活できていることに感謝することがこのユークイの最も大きな目的だと話して下さいました。

このウタキの中に入ると、たくさんのご先祖の霊たちとともに、ご先祖が大切にしてきた神々も一緒にその場所へ舞い降りてきますので、さまざまな催し物とは別に、とても神聖で特別な空間であることを誰もが感じます。

このウタキに入るルールとして、ウタキの中にある植物の葉っぱ一枚さえ、外へ持ち出すことは禁じられています。その理由は、あまりにもこの場所の霊的波動が高いことが原因で、災いが起きることが多いからです。

島に移住している内地の方たちはそういう細かいルールを知らない方もいて、悪気がなくしたことによって体長不良や災いが起きてから、その理由を知る方も多いようです。

この特別な聖地「ウタキ」の場所にユークイの2日目の朝、すべての学校の生徒と先生たちが登校して祈りを捧げる姿を見たときは、ご先祖を大切にすることと神への感謝を教える地域ルールが、子供の情操教育の一貫として地域の大人たちが大切に守っていることがわかります。

今回は、北海道から6名、宮古島から7名が地元の家族として参加しましたが、実際、宮古島の方でも、伊良部島のユークイに参加することは、まれなことのようです。

沖縄地方の島生まれの方たちは、自分のご先祖と生まれた島に対して、特別な思いを持っていますので、お正月とは別に、このユークイに合わせて本島や本州から戻ってくる家族が多いこともユークイの特徴です。



今回の私の大きな目的として、11/17の「宇宙と地球をつなぐ祈り」のために、伊良部島の龍神や宮古島の宇宙神(うちゅうしん)、また、龍球王国の神々に祈りを捧げながら、神々と人間、そして宇宙の集合意識を統一するために訪れます。

細かい行動予定は、すべて現地で判断しながら決定いたしますので、私の今回の沖縄の予定を併せてお知らせいたします。

10/20-21 伊良部島 ユークイ参加
10/22   宮古島 新城定吉さん所有「石庭(いしにわ)」訪問
10/27-29 池間島 ミャークヅツ(宮古節)参加予定
10/30-31 沖縄本島 龍球王国会議 

日本の西・南を守るすべての神々、人々に心から感謝を込めて、土地の神、自然神、宇宙神へ祈りを捧げさせていただきます。ありがとうございます。

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