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土地の感謝祈り

旧暦(陰暦)の元旦が2月7日にやってきます。2月6日までに、この一年の感謝と新しい年への感謝をあなたが住んでいる土地へ捧げて下さい。

土地へ祈る意味は、先祖へのお詫びと感謝の祈りそのものです。さらに自然神に対する祈りにもつながります。

方法はいろいろありますが誰でもできる簡単な方法をご案内いたします。

1、まず家の中なら、仏壇からでも神棚からでもできます。家に奉っているものが何もない方は「西」の方角へ向いて行って下さい。

2、近くの神社やお寺でも結構です。その土地に住んで守ってくれていたご先祖たちと土地神に対する祈りですから、宗派も奉っている神様の種類も全く関係ありません。

3、供物や奉物は、あなたの心でご先祖に対する気持ちの表れとして捧げて下さい(最低限、水、お酒、あら塩)

4、捧げる言葉は、あなたの心から出てくる言葉が一番いいです。

まずご先祖すべてを大切に思っていなかった自分がもしいるなら「お詫び」の言葉を自分の言葉で捧げて下さい。生きている人・死んだ人に関わらず、あなたがこの世に誕生するために関わったすべてのご先祖の男女全てのことを考えてお詫びして下さい。

5、またそのご先祖たちの代表として今日生きていることに感謝する言葉をあなたの心の中から素直に伝えて下さい。「ありがとうございます」を繰り返すだけでもとても大きな感謝の思いが伝わります。

6、次に、そのご先祖様たちのしたことすべてを受け入れてくれた自然界の土地や自然の神様すべての対して、お詫びと感謝の言葉を伝えて下さい。

7、このすべての祈りが終わりましたら、その水・酒・塩を土地へまいて下さい。

先祖や土地から起きる災い事は、家族の因果応報として身体や家族間のトラブル、また事業や人間関係のトラブルになって起こってきます。今、私たちがどんなに正しいことをしたと思っていても自然界全体からすると人間の都合としか思わないことをし続けているからこそ、その土地への感謝と先祖への感謝がすべての祈りの基本となります。「苦しみを助って下さい」とか「病気を治して下さい」などというお願い事はすればするほど、どこかでその代償を支払うことになりますのですべて善悪や価値観を超えて、ただひたすら感謝するという祈りをあなたが行ってみて下さい。

2008年が「新しい始まり」の年と教えていただいたとおり、今年は大きなことが世界中で起きます。その変化に対応する心の準備も含めて、まずあなたの心をいつも何も言わずに守ってくださっている土地神さまの祈りから始めてください。全ての方のご先祖が喜ぶ生き方を、そして、すべての自然界を守る神々たちが喜ぶ生き方を私たちができるよう祈ります。

 

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