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愛の両面性 Both sides

愛には心の状態によっていくつもの段階がありますが大きく分けて「与える愛」と「与えられる愛」の二面性があります。

「与える愛」を完全にできる人は”全てを受け入れることもできる人”になっているはずですが、一般的に女性は与えることを喜びに感じる方が多いようです。

 

でも反対に心が病んでその限界を超えると誰よりも愛を欲しがる面を強く出すのも女性の特徴だと感じています。

男性はといえば常に、愛に不足に感じている動物だと言ってもいいでしょう。

理由は母親から自立するときに一度、自分の心の中で母への依存心を否定したことが理由です。

だから私を含めて世の男性は「素直に甘えることがが下手」なのでしょうね。私もまだまだ下手だと思います・・・。

さらに男性は素直に甘えることができないからこそ、女性を相手にいじめたり相手に注目してほしくて相手の嫌がることをするときがあります。

 

これは幼児性が残っているからこそ出てくる精神的に弱い部分ですが、最近は、この幼児性が強い男性が多いようで、日常生活は普通にしているようにみえても、影でストーカー的な行為や陰湿な行動をとる男性が増えています。

キレやすくDV(暴力・虐待)にまでエスカレートする恋人関係や夫婦の方も多いようです。

そんな男性でも受け入れようと努力している女性たちは、自分の喜びを横に置いて子供を守るためにや経済的な問題のために我慢し続けている人がたくさんいます。

また反対に心の幼い部分を持つ男性はその解放として異常に暴力的なセックスをしたり、逆に、セックスレスとして肌の触れ合いを拒み、感情や自我の解放を閉ざす人も増えてきています。

 

セックスは本能的な意識や感情・精神性にもつながる大切なことだからこそ、そのあり方が社会的な倫理観で問われますし、世界の宗教の多くが意識をコントロールするのためにこの本能性を否定しますが、抑圧しても問題をないことにしても、その問題の根幹が変わるわけではないので性に関わる問題は昔からほとんど変わっていません。

現代の日本の問題も、セックスレスの問題のほうが実は深刻だと感じています。

もともと本能的に弱く生まれている男性は、感情の解放を完全にあきらめたり逃避行動になると本能欲や免疫性が低下して、若くてもインポテツになる男性が実際に増えてきています。

反対に本能的に強く生まれている女性は、心の混乱や葛藤を感情の二面性を利用してお金のために身体を売る仕事に従事する女性も増えています。

こういうことを倫理や善悪や好き嫌いではない視点から考えてみると、男性の精神的に弱い人の数が増えている事実はひとつの方向性を示唆していると感じていますので、これからの時代の男女の在り方や性のあり方を本音とたてまえを超えて、男女で話し合うことが必要だと感じています。

「娘2・8か、2・9からず」※娘の適齢期は2×8=16歳から2×9=18歳と言われた時代も少し前にありました。

さらにその昔は、男子16歳で元服、女子12歳から16歳でそれぞれの男女の責任ある行動の在り方を教えたものですが、今、一番、欠けている部分がこういう部分なのかもしれません。

 

本能欲と精神性、そのすべてが「愛」という言葉で語られて美化される一面があるからこそその反対の面は、常に裏側でくすぶり続けて続いています。

もともと命を産み出す女性を大切にした女神信仰を男たちが現代の男神信仰へ変えてきたことの最大の弱点が今出てきているのかもしれません。

「新しい始まり」の第一エネルギーがアップする明日2月11日をまもなく迎えますが、人間全体の本質的な問題に取り組み現実のなかでこれからどう子供たちを導くか勉強会で意見交換していきたいと思います。

あなたの身近な地域内で起きている問題を自分の子供のことだとして考えられる大人たちが増えることでしか、この日本や世界を支えることはできないと思います。

自分の規制概念の枠を超えて本音で話し合えるすばらしい大人たちが全国各地に増えることを願っています。
 

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