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【富山県】吉岡家の先祖祈り 1 富山県砺波郡東五位村

先祖祈りを行うことになった理由は、啓示によって2008年7月18日の白山登山神事と、2009年7月18日の富士山神事が決定したため、先祖地の土地神に失礼が無いよう筋を通す必要があるからです。

私は、生まれつき小動物や自然界や宇宙と対話できる不思議な子供でしたが、もっとも強く感じるのは初めての場所に立っただけで「土地神」の声が聞こえる体質だからこそ、本州の過去の因縁に触れる神事を行う為には自分の先祖ごとを終わらせておかないと、必ず、自分も問われることが起きるからです。

北海道へ移住した両親の先祖を調べる前に、まず自分が生まれた実家の土地の歴史を調べました。

(北海道芦別市常盤町の歴史調査)

まず両親から子供の頃の話しを聞いたあと、町史や市史や北海道の開拓時代の資料が保管されている道庁の赤レンガにも行き、調べました。

わかったことは、私の実家の常盤町は、芦別市に最初の鍬が入った場所として有名ですが、最初は明治26年に山形県人佐藤伝次郎さんが1人で歌志内からパンケホロナイ川を渡り、移り住んだことから始まりました。

明治27年になると、石川県人 沢口期一、富山県人 兜谷徳平がそれぞれ一団を率いてパンケホロナイ(常磐)に入植したことから大規模な開墾が始まりました。

明治28年3月、まだ雪も溶けきっていない時期に、富山県砺波郡東五位村(現在の富山県高岡市内島)から五代前の吉岡宇右エ門さんが子供達と一緒に、北海道空知郡芦別村字下班渓に入植しました。

2008年4月16日、母の先祖地である岩手県の花巻空港から一旦、千歳空港へ戻り、母の地の繋ぎを終えたその足で飛行機を乗り継ぎ、父の先祖地 富山空港へ飛びました。

父の先祖情報は戸籍をたどり五代前までのご先祖の名前と明治時代の古い住所だけわかっていましたので翌日、高岡区役所から調査を始めました。

北海道の吉岡一族で、初めての先祖調査なので親族から聞いた情報は、北海道に来てからはずっと「農家」であったことだけでした。

当時の「富山県砺波郡五井村」の住所は、何度も変遷で変わっていましたが、確かに砺波郡と呼ばれた地域の五井小学校の後ろに小さな集落がありました。

その中心には小さなお寺と神社が道を挟んで並んでいたので、お寺の若い奥様にお話すると村の長老を呼んで下さり、子供の頃の記憶を聞くことができました。

この砺波地区は、「加賀百万石」の大切な米どころとして藩の直轄管理であり、20か所の村をまとめる”とむらい役”というのが、吉岡一族の血筋だと教えてくれました。

この”とむらい役”は、一千石(いっせんごく)ほどの石高が与えられる武士のことで、たくさんの農民のために用水を引いたり、生活を守る知恵を与えていたということです。

当時の吉岡の本家の屋敷があった場所にも連れていって下さり、ここは神社かと思うほど大きな門がある屋敷だったと教えてくれました。

高岡農協 東五位支店 富山県高岡市内島3044

+高岡市立五位小学校の敷地 富山県高岡市内島3516

=吉岡総本家があった屋敷地

長老に御礼を述べてから、お寺と神社へ祈りに行きました。

土地を守って下さった全ての皆様、全ての神々様、すべてのご縁ある方々へ御礼の祈りを捧げました。

この日、私の体調は朝から最悪で、一切内臓が動かない状態なので何も食べないのにお腹がはり、左半身にはずっしり何かが重くのしかかっているのを感じていました。

祈りを終えてもこの痛み苦しみが取れないので、体に乗っている霊と対話をしてみると、ある女性の霊体がメッセージを伝えてくれます。

「私たちは、この地を守るためにたくさんの命を失いながら守りつづけてきました。

それは今でも同じです。

しかし、土地の領主であるあなたたち吉岡一族がいなくなったため、私たちはどうしてよいのかわからず、今までこの地を離れられずにいました。

どうぞ、私たちの御霊の導きをして下さい。」

このメッセージを聞いて、初めてご先祖の土地を守る方々の意志を受け継ぐ重要さを感じました。

 

今回の先祖供養に出るとき天から「どうか、ご縁のあったすべての皆様のことも一緒に祈ってあげて下さい。」と言われた意味がわかりました。

この気づきのおかげでもう一度、心を静め、天と地を守る人たちの御霊送りの祈りを捧げました。

珍しく、私の祈りに雨だった理由もこの魂たちのメッセージと感じています。

吉岡一族と同じ役目の方も、全てこの地を離れてしまっていたので、御霊たちを導くことができなかったことをお詫びしました。

過去、大きな働きをした一族ほど、たくさんの方たちの影の支えのおかげと感謝する必要があることを教えられた気がしました。

4/18 富山空港を離れるときに、土地神からもメッセージをいただきましたので皆様へご紹介いたします。

「たくさんの皆様がこの大切なことに気付き、本当の土地祈り・先祖祈りをする方が増えますことを願っております。

本当に、ありがとうございます。

あなたがこの地を訪れて下さった事に、心から感謝いたします。

この地を古き時より守っておりました人々の魂は、これで上がることができます。

あなたの身体を借りて、あなたの祈りを通して天へ上がり、次の役目ができると喜んでおります。

前日、あなたにメッセージをお伝えした女性は、あなたの先祖が守りし土地で、田を耕し、守りし人の一人で代表として伝えたかった思いです。

そのことをあなたに知ってもらい、受け入れていただいたことで、一族全てと関わりし全ての人々が、天へ天昇いたしました。

土地を守りし人々は、その土地と共に生き死にをし続けていますので、土地から離れることができません。

あなたが手を合わせた仏は、その魂たちを見守り続けていたものです。

心ある人たちは今だにそのことを感謝し手を合わせて下さいますが、大きな働きをなさった方々の御霊がいなくなると、この地を守りし人々は、どうしていいのかわからなくなっていたのです。

土地を守る意味、田畑が屋敷地になったり、店になったり売買されることは仕方がないことですが、その土地を古くから守っていた魂たちは行き場と目的を見失うのです。

土地神はそのことを知っていましたが、人霊の思いが強く、その地を守るためにたくさんの家族が命をつないだことを語り継いでいます。

どうか、そのことをたくさんの皆さんへお伝えて下さい。

土地を守っていた下さった方々の思いを知り、その御霊たちの行き場を示して下さいませ。

山にあらん神と共に、土地を守りし神たちは、そのことを伝えたく、いつも願っておりました。

あなたの祈りは先祖一縁、関わる全ての人々の御霊と共に、その思いを知って下さることの”心合わせの祈り”と感謝しております。ありがとうございます。」

 

●吉岡家の五代前までの戸籍謄本

●ご先祖一円の皆様へ向けた祈り口上文(親族報告書)

 

 

富山県の皆様、お世話になりましてありがとうございます。

 

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