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「大地の揺れ」から気づくことがあります

昨日2008/9/11  9:21  北海道えりも岬の東南東(十勝沖)でマグニチュード7の地震が発生し、今日12日、7:34には釧路の厚岸沖で震度3の地震が起きました。

これは私たちが現在行っている北海道神事の重要な祈りの場所でもあり、この揺れが土地神とのつながりを示すものであることは事前の啓示でも教えていただいていました。

再度、確認の為に先ほど土地神と対話すると「天を知り、地を知り、自らの心を知りなさい」と言葉をいただきました。

この地球で起きる全ての自然界の出来事も、あなたたちの人間の行いや自らの心に問えば、その意味はわかるはずでしょうという意味です。

昨日はそのメッセージのとおり、大きくやさしくゆったりと左右に横揺れが何度も続きました。通常、大きな横揺れの後には必ず大きな縦揺れがあり、この縦揺れが原因となって倒壊などの大被害を起こしますが、昨日は全く縦揺れがない初めての地震の経験でした。

ちょうど昨日の地震の時間は、北海道の歴史や厚岸の国泰寺に祈りに行くという内容を書いているときでしたのですぐに地震の意味に気づき、土地神のメッセージだと感じました。札幌の体感は震度3でしたが軽いめまいをしたように目の前の風景が揺れていましたので、自分の体調かと心配した方もいたようです。

沖縄で行った重要な神事の後にもよく地震が起きましたが、どれも災難になるようなことはなく、神の知らせだとわかるやさしい揺れです。

私が足を踏み入れて土地神にご挨拶をしていない土地で起きる大きな地震の時にその理由を神に聞いたこともありましたが、そのときの神言葉は、「その理由は、おまえ達人間が一番よく知っているだろう!」と、厳しい言葉の中で苦悩しているものを感じました。

土地神が私たち人間に直接何かを言うことはありませんが、生活の消費エネルギーとして使う石炭や石油や天然ガスに加えて、宝石・レアメタルなどの鉱物資源を地球から抜き取り、地球のあらゆる所に穴を開け続けている行いが、地球の内部の自然循環を破壊してることに私たちは気づかなければいけない時期だと思います。

地球上で私たち人間が住んでいる大地や山は、もともと海の底や地球の内部から隆起して押し上げられたものがほとんどですが、その隆起した場所の意味や存在の意味にも気づいて欲しいものです。

もし、この地球上に山が一切なく、全てが平野だけの土地だったとしたらどうなっていると思いますか?
答えは簡単です。

人間はおろか、動物も植物も一切、存在できません。山があることによって風の方向が変わり、上昇気流や雨が降るおかげで地球上のあらゆる植物・動物も生かされていることを学んでください。

沖縄諸島の島々の大半は、現在、三度目の隆起をした陸地ですが、その隆起の反対の沈降によって全てが沈んだ時期があったことを思い出してください。実は、日本のほとんどの島がそうなのです。隆起と沈降を繰り返した結果が現在の陸地であって、過去からずっとあった大陸ではないのです。

自然界からいただいている全てのエネルギーもこの大地も山も風も水も火も、全てが地球(神)の意思といえる大陸プレートの移動によって起きた産物なのです。神と共にある生き方とは、この大陸や大地の上で私たち人間が生かされていることを当然と思わず感謝して、与えていただいた恵みをお返ししようとする心が育つ必要があると感じています。

地球上にある海の水も地球自体の手のひらに載せている水なのですから、地球の内部の何かの循環が壊れるとその恵みの全てを失う危険があることも頭に入れておいて欲しいことのひとつです。

一人一人の人間に何ができるだろうかと目先のことに悩むより、まずこういう事実・真実をあなた自身が知ることが重要です。
地球や自然との付き合い方は、子供たちに人間として上手に生きる方法を教える前に、まず教えるべき重要なことだと私は感じています。
自然界の全ての神々に喜ばれる人間がこれから増えますことを祈ります。

 

 

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