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【伊豆神事】 1 源氏と平家のカルマ解消

富士山神事のあと伊豆半島の大瀬神社の天狗の神様から「伊豆をよろしく!」とメッセージを頂いてから、伊豆の歴史や民話、また、関東・関西で起きた歴史を仲間と調査しました。

関東・関西の土地に起きた争いの中で最も重要な争いは、鎌倉幕府の制定です。

 

鎌倉幕府の制定は、それまで公家や朝廷(平家)が全てを司っていた平安京を武士(源氏)が倒した争いの結果ですが、実は、神様の代役をしていた公家・朝廷を倒したことで、人間が神様を倒したという大きなカルマも作り出してしまいました。

その後、人間が都合のいいように神様の役目を変えたり、人間の利益を第一に考える御利益主義が一般大衆化した大きな原因の事件とも言えるでしょう。

 

平家と源氏は婚姻関係になっていた人たちも多くいましたので、源平争いは、親族争いだという言い方もあります。

日本に生まれたすべての人たちは、必ず、源氏か平家のどちらかに関わっていた歴史がありますので、日本民族の大きなカルマを鎌倉幕府の時代から始まったと言えます。

 

伊豆半島の神話を調べると、神様が海からひっぱって作った島と書かれているものがありますし、2400年前に、インドから船で渡ってきたインドの王子様が渡来して住み着いた事実も残っていました。

富士山の裾野や熊野三山、白山や日本全国に散らばる修験者たちの頂点にいた人のことを役の行者(えんのぎょうじゃ)と呼びますが、庶民はこういう強力な霊力を持った人のことを「天狗」や「鬼」と呼んで恐れていた神話も残っています。

天狗は、実在した人間だということを覚えておいて下さい。

 

中国の道教(タオ)で最高位にいる仙人と呼ばれた人と同じように、人間が高次元意識に繋がると、意識するだけで体を浮かせたり、姿を消すことができる人たちが実在しました。

三次元の世界を超えた完全な高次元意識は、宇宙や自然界の存在と繋がり、地球に存在する全てを調和を守る意識に変わります。

しかしいつの時代も、庶民は高い能力を持つ人たちを恐れますので、天狗は人里を避けて山奥に住むようになりました。

 

志の高い修験者たちが厳しい山岳修行をしながら山に登る理由も、自然界を意のままに動かす天狗の能力が欲しかったからです。

自然界を動かせる力を欲しがったのは、時の権力者たちも同じです。

 

天狗信仰が残る神社や仏閣に武士の宝である刀が奉納されているのも、自分たちを守って欲しいという政治的な裏の契約書でした。

庶民が知らない裏の世界で国を守った人たちは、戦国時代には「忍者」と呼ばれるようになりました。しかし、修行をして得た高い能力の伝承も、人間欲に負けて自然界の神と繋がる力が薄れてしまいました。

人間同士の戦いや時の権力者に、なぜ天狗が力を貸したかというと、天狗の役目も自然界と人間の調和が大きな役目だったからです。

うちわを振れば風が起き、大地を動かし、水の流れも変えられる天狗の力は、自然界全てをつかさどる龍の力と同じだと言えます。

これまでの日本民族が歩んだ、1000年間のカルマを解消する神事が始まりました。

人間が生きた歴史的カルマを解消できるのは、人間の行いしかできません。また、人間に与えられている神の役目を果たせるのも、人間の大きな役目です。

◎三嶋大社

自分の住む土地を守る国守り宣言をした関東の仲間と一緒に、伊豆国(いずのくに)の一宮、「三嶋大社」へ向かいました。

本殿にいらっしゃる神様は、今回の神事の意味を理解してくれてやさしい声で「よろしくお願いします」と言葉を下さいました。

「三嶋大社」の境内を見渡すと、おおきな「たたり石」を見つけました。説明書きを読むと、「たたり」とは、もともと絡んだ糸をほぐす意味で使われていた言葉であることと、そして、この石が交差した道のエネルギーを整えていたことがわかりました。

人間の絡んだカルマの糸をほぐす神事ですので、全員で「たたり石」のエネルギーと繋がる祈りを行いました。

もうひとつ、とても重要なものがここにはあります。

それは、公家・朝廷を倒す源平争いの決起をした場所が、この三嶋大社だったのです。

境内の端には、鎌倉幕府の立役者、源頼朝の活躍を示す大きな石碑もありました。

石碑を通して、源頼朝の魂に、こう語りかけました。

「当時の出来事は、民衆が望んだことでしょうが、その結果、1000年の時間を経て人間は、神をないがしろにするようになってしまいました。その全ての根源争いは、源平の戦いという民族的なカルマにまでなり、全国の土地にその思いが残っています。神となられたあなたならわかると思いますが、大神は人間同士の争いを望んではいません。その全ての根源となった源平の争いのカルマをはずす神事に力をお貸し下さい。」

しばらくして源頼朝の魂は、

「これより、源平の争いは無くなる!」

と力強い言葉を下さいました。

神となった源頼朝の魂の言葉は、全国にその神意思が伝わり、源平争いの土地のカルマや不定御霊たちの鎮魂に力を貸してくれるはずです。どうぞ、御霊あげを全国でなさっている皆様や自分の住む土地に、源平争いの傷跡が残っている土地で祈りを捧げて下さい。

勝利した人がお詫びすることで人間的なカルマをはずすこともできますが、神となった源頼朝の言葉は、全国に祀られている人格神を通じて、土地のカルマをはずしてくれることでしょう。

白濱神社

伊豆半島にインドから来た渡来民族の話を守り伝えている場所が、伊豆半島の南東に位置する「白濱神社」です。ここは日本人の血に流れている渡来民族の関わりを示す大切な証の場所です。

境内に入るとすぐ左手に、「びゃくしん」という大きなご神木の樹がありますが、この木は、大瀬神社に近くにある「びゃくしん樹林」と同じ樹です。この樹はもともとインドから運んだ神様の樹だとすぐにわかりました。

大きな樹の割れ目の中には、薬師如来様が、インドの伝来を伝える魂を守っています。

白濱神社が、伊豆最古の一の宮であったことや、インドから伝来した民族が富士の大神に許しを得て伊豆七島を作った神話も残っています。裏山の中腹にあるある本殿や途中の樹の中にいる仏様は、今も変わらずにその意思を守って下さっていました。

本殿でご挨拶すると、本来の神が降りた場所ではないことがわかりましたので、裏の海岸へ向かいました。ちょうど明日から年に一度の大祭の準備をしていたので、裏の海岸線は感謝のエネルギーに満ち溢れていました。

海へ向けた赤い鳥居は、渡来した母国に繋ぐ祈りの大切な場所です。鳥居の前に全員が座って祈りを捧げると、足元の岩に打ち付ける大波の音が体を突き抜けて神の意志を伝えてきます。土地龍、海龍が喜んでいるのをとても感じました。

全ての祈わって空を見上げると、白濱神社の上空から海へ向かって大きな白い龍の雲が、くっきり飛び立ちました。日本民族の血に流れているインドへ龍がエネルギーを繋いでくれているのでしょう。

今回の伊豆神事を決めるまでに、神と対話してわかったことは、天城山のどこかに天狗が伝えたい大きな石があるので、伊豆半島を西から東へ縦断する縦走登山が、大きな目的になりました。同時に、伊豆半島の土地に残っている人間的カルマや思いを浄化転生させるために、四方祈りのひとつ、南端の地へ向かいます。

つづく

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