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【伊豆神事】 4 修善寺・城ケ崎

伊豆半島付近で起きた出来事は、修善寺の歴史に代表されると言っていいほど、時代の流れによって権力構図が見え隠れしています。

弘法大師が開創し、修善寺という地名の発祥となったお寺ですが、鎌倉幕府2代将軍源頼家が幽閉され悲況の死を遂げたことでも修善寺は有名です。当時の権力構図は宗教にも大きく影響していて、もともと真言密教だったお寺が宗派を変え続けた事実にも驚かされます。

土地の清めと人間の行いの清めの為に、この修善寺は重要だと感じていたので、祈りのまとめをする段取りで調整しましたが、どうも、お寺の対応がしっくりいきません。

檀家じゃないと本堂を使うことは・・とか、どうも、自然の神々に祈ることを理解できないようです。昔々は、広く色々な人たちを受け入れてきたすばらしいお寺だったはずなのに、なぜかその心を失ってしまったようでとても寂しい対応でした。

1200年前からこの土地を守ってきたことには変わりませんので、10/30朝、ご挨拶に向かいました。

修善寺の祈りは、はっきり言ってとても残念に感じました。本堂の仏様は、私たちの宣言に対して、無言で聞いていましたが、この場所の神気が下がっているのは明白です。理由は、守る人間が仏心よりも現実欲が勝っているからだと思います。

直接、お金になることには一生懸命のようですが、一番、大切な仏に向かう心が感じられない場所でした。あとで全国の祈りをしている仲間からも、行かないほうがいいというほど、この場所の波動が下がっていると聞きました。

お坊さんも人間ですから人間欲は当然、あっていいのですから、本来の仕事である神仏を守る神業をおろそかになさらないようお願い致します。

伊豆半島、四方祈りの最後の場所は、東の納め祈りとなる「城ケ崎海岸」です。海岸線に突き出た無数の岩は、海の中からまっすぐに立ち上がった岩であることを岩の亀裂が教えてくれています。

一番、先端に突き出たこの岩には、神様が乗っています。神の岩に一番近い場所で、全員が崖の先端に立ち、自分が守る国の名前と姓名を告げた後、神に地球を守る宣言を大声で行いました。

神の喜びは、私の体を通じてメッセージを伝えてくれました。

皆さんのこれからの行いを見守ります。どうぞ、たくさんの人たちと繋がりながら、新しい地球を作って下さい。私たちは常に、あなたたちを見守り続けます。」

神に喜ばれる感覚を感じた人は、神様に対する心が変わりますし、生きている最高の喜びだからこそ、神を喜ばせたいと日頃の行いや神に向かう回数が変わります。

神に向かう心や神を信じる心は、ふとした時に感じる人のやさしさにも似ている気がします。

辛くて悲しい時に、ただ横にいてくれるだけで安心させてくれる人にとても似ています。

誰もが持っているそういう神心は、普段のの行いと心の在り方次第だと思います。

東の祈りを終えて、吊り橋を渡ろうとすると、右手に大きな岩の切れ目がありました。ここがどんな場所かというと、龍の出入り口です。

自然界の神々は、偶然、できたと思える岩や木々の姿を借りて神の意図を示しています。もしここが沖縄だと、きっと岩の一番上に祈りの高炉を置いて、海に向かって祈りをすることでしょう。

海から渡来人が運んできた知恵や文化は、神様の御心の表れとして祈りを捧げるのが、自然神に祈る基本的の考え方ですので、神の意志を受け継ぐ人間は自然界の感謝を忘れてはいけません。

今回の伊豆神事を体験した仲間に何か一番記憶に残ったかを尋ねると、まず、第一に、天城山の自然の美しさに驚いたと言います。屋久島や世界の聖地に求められる自然界の調和は、ここ天城山に今も残っていることがすばらしいと言います。

そして、天城山で観光客が捨てたゴミをさりげなく拾って持ち帰った男性の姿も、毎日、神社の清掃をしている神心を見せてもらったと感動していました。

今回の伊豆神事によって、地球創生の神事も第二ステージが始まりましたが、今後、もっとも大切にするべきことは、神事に参加して神に向きあった喜びをすぐに現実の中で行動に移す責任が、全員に生まれることになりました。

これが本来の神業をする人たちに問われていることですが、神事を終えた後、すぐび参加者全員で具体的に何をするのか報告し合いました。

一人一人が、自分の立場でできる地球創生活動を宣言してくれました。

茨城県・神奈川県・東京都から参加した三名は、ブログを書くことからはじめて、自分の考えややりたいことを地元の人に伝えてる活動をしてくれます。

自然を愛する競技スポーツの世界にいる男性は、ジャンルを超えたスポーツの方たちを通じて自然を守る活動を広める宣言をしてくれました。

静岡県から来た女性は、三保の松を守っている三保神社の神様の力を大きくする為に、来年、3月14日に「100人祈り」を成功させる為の人の輪を広げる活動を続けています。

それぞれの人が、それぞれの土地でできることをすることで、「大きなひとつ」が前進します。

インターネットの世界は、見えない繋がりとスピードのおかげでたくさんの人と繋がりますので、肉体を持つ私たちがするべきことは、実際に会って話し合いをして、新しい行動を始めることで現実を変える役目があるからこそ、肉体があると言っていいでしょう。

神は常に、その行動を見守ってくれているのです。

一切、他人を批判しない。

一切、他人を否定しない。

全てを許して、全てを受け入れてこそ、初めて新しい創造の心が生まれます。

あなた自身がそう努めることで、未来に光が灯ります。

今回の神事で、全員が感じたことは、自分の住む土地の事をよく知らないと反省したようです。また、自分の先祖ルーツを知ることの重要さも理解してくれました。

自分の先祖のルーツを知ることは、自分の存在意義を知ることであり、土地の歴史を知ることは、その土地に住んだ人の気持ちを理解することに繋がります。

こういうことのひとつひとつが、大地の上に生かされている人間の大切な信仰心だと思います。

大切なことは、まず自分の足元の土地から始めることです。

この伊豆神事が、次の何に繋がっていくのかはまだ分かりませんが、神は常に、目の前の一歩だけを示してくれますので、私も自分のできることをこれからもしていきます。

肉体を持つ人間ですから、精神性が半分、行動が半分として、そのバランスを今後も大切にしていきたいと思います。全国の地球を愛する皆様に出会える日を楽しみにしています。

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