【沖縄】火の神(ヒヌカン)を床の間に戻す重要性
6月16日~17日に行った沖縄本島神事の一番大切な意味を皆様にお伝えいたします。
車に同乗していた沖縄の女性二人にも同時にメッセージが降りてきて、二人の守護存在はその意味を詳しく説明してくれました。 現在の神国日本の立て直しをする為には、男たちが変わらなければいけないのは当然ですが、その男を産み育てるのは女性たちだからこそ、「神の扱いを正しい形に戻さなければ男たちは本来の神働きが出来ない」という内容の啓示がおりました。
地球人類を産み育てる役目を持つ母の地の沖縄の女性たちが、火の神(ヒヌカン)を正しい信仰の形に戻す事で、日本中の男性たちが神性に目覚め、地球維新の働きが成されると教えられたのです。
一般庶民に広く信仰されている火の神(ヒヌカン)の扱いが変わってしまった理由は、琉球王朝時代の王族、聞得大君(きこえおおきみ)、ノロ、島ノロ、ユタという序列制度が廃止された為に、正しい神知識を伝達する役目の人たちがいなく無くなったことが大きな原因だと思われます。 だからこそ大神は、新しい神仕組みを整える為にも、神世と現世の間に宇宙の大元と繋がる「大城(うふぐすく)」を作り、全ての人間の命を守っている大元の神に繋がる神事をして欲しいという内容でした。
ここで沖縄の皆様にお願いしたいことは、床神と火之神を一緒にして床の間に祀ることによって、命の繋ぐ男女の神を同等に祈る姿を子供たちへ見せて欲しいのです。
火の神(ヒヌカン)を世界中で祀られている「天照大神(あまてらすおおかみ)」と同じ意味だと解釈すれば、また、新たな気づきにもなるでしょう。
男子厳禁の御嶽や拝みが沖縄に残っている理由も、一番、神に近い家長の男種を守る事が女性たちの最大の神仕事だったからだと思います。これは女性蔑視ではなく、命を繋ぐ産み出しの母の知恵であり、娘たちはいずれ結婚して家を出ていく宿命を持っているからです。
ではなぜ、火の神(ヒヌカン)が女性の神だと伝えられたり、台所の神として現代も祀られているかというと、1609年に薩摩藩が琉球王朝が攻めてきた時に、一番大切な床の間にあった火の神(ヒヌカン)を台所に移して、「これは女性たちが食事を作る為に必要な火の神です」と言って女性たちが火の神(ヒヌカン)を守った歴史があるからです。
中国や南方から渡来した民族が祀っていた火の神(ヒヌカン)の歴史書を調べれば、本来、男性神として床の間に祀られていた事を知恵のある神人(かみんちゅ)たちはご存知だからこそ、今も「床の間の神」としてご主人と一緒に手を合わせておられる神人もいらっしゃいます。
しかし、伊勢神宮も本来の意味から考えれば、「月読の神」を内宮に迎え入れて男女同列に神々を並べて拝む姿にすることで、神心を正しく教えることができるのではないかと思っています。