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母の教え:わかってるのに、できないの?しない?

先日のテーマ、「心の蓋を開ける」に共通する大切なことは、「自分に正直に生きること!」ですが、これを間違って解釈している人が多いのには驚きます。
 

この勘違いは、30代に限らず40代でも50代でもよく見かけますので、誰かに指摘されたり自分で気づけない人は、そのまま年を重ねてしまうということも覚えておいて下さい。
 
「自分に正直に生きる事」はとても大切ですが、「わがままを通す事」との違いをわかっていない方は、いつも同じところでつまずきます。
 
それを繰り返した結果どうなるかというと、周りの人の言葉を聞かない頑固な性格になってしまいます(^^;
 
30代になって一番、気づくのは、耳が痛い事を言う人が周りにいなくなる事でしょう。
 
それは、周りの人が無関心なのではなく、30代が最も人生で忙しい時期だからです。
 
同じ会社で実績を積み上げている人なら同年代の出世に大きく差が開く時期ですし、子育て中のお母さんなら子供の教育や健康に最も気を配る時期でしょう。
 
だからこそ、ついつい目の前の事ばかりに気を取られてしまう為に、自分の人生で最も成長する大切な時期だという事に気づいていません。
 
30代の時期にただ忙しいだけで人生を過ごした人は、40代以降は、さらに大きなつま付きを感じることは確実です。
 
一番気を付けなければいけないことは、あなたを大切に思って言ってくれる人の言葉に耳を傾けることでしょうね。
 
その言葉は、自分にとって都合の悪い事もあるでしょうし、楽しくはないと思いますが、思い通りにならない理不尽な部分が社会にはたくさんあるからこそ、大切な学びの時期だと思って聞いて下さい。
 
「自分は常に正しい」、「やりたいことをしてなぜ悪いの?」
 
と思いがちなあなたの性格の大きな問題点は、周りから口うるさい人がいなくなった時にわかります。
 
初めて一人住まいをした時もそうですが、のびのび自由な時間が増える反面、周りの誰もが親身にあなたのことに注意を向けないことにも気づくはずです。
 
家族は常に見守り続けてくれる存在ですが、家族から離れたあなたは、他人がそれほどあなたのことを重要視していないことを知っているはずです。
 
というより、年を重ねるたびに自分の事で精一杯になる大人が多いということもありますが・・・。
 
だから、ついつい損得感情で人付き合いをしている自分さえ、気づいていません。
 
やりたいことはたくさんあるし、お金も欲しいし、自分の夢も叶えたいし・・・
 
一番、欲張りな自分が、どうやって一番、忙しい時期に自分を成長させるのか?知りたくありませんか?
それはね・・・、
 
仕事の仲間や家族以外に、自分が成長できるエッセンスを持っている人に会う時間を作る事です。
 
自分自身の成長のために時間を割くことは、畑に種を撒くことと同じですが、その種をまかない人は、一生、自分が成長しないまま将来、刈り取る収穫がありません。
 
そういう人がどう生きるかというと、目の前のえさ(お金)だけを考える動物と同じ生き方になってしまいます。
 
将来を具体的にイメージできないのは、自分の心の種をまかない人たちの共通の特徴です。
 
同じ24時間と体をもらって生まれたのに、どう使うかを学ばない人は何度、失敗しても、その原因を他人のせいにして学ぼうとしません。
 
10代20代の若さは、誰にでも与えられた光だからこそ、その光が無くなる前に、心の成長を努力しなければ、人生の成長の時期はあっというまに過ぎ去ります。
 
今、自分が何を気づくべきか、今の自分は何に努力するべきかを考えないまま生きれば、アリとキリギリスじゃないですが、結果は明白です。
 
30代までに結婚をしない人や、若い時に離婚した人たちの多くは、さらに、その問題が深刻化しています。
自分の子供や社会の子供たちに伝え残す大切な生き方を学んでこなかった為に、あなたの子供はあなた以上に無責任な生き方をすることになります。
 
女性が働ける環境が増えたのはいい事ですが、その分、男と同じに働かなくてはいけなくなり、自分自身の幸せを仕事に置き換えている女性も増えています。
 
自分なりの新しいライフスタイルもいいですが、人間が生きる上で必要な知恵は、いつの時代も共通ですので今、そのことを学ばなければ明るい日本の未来を描く子供がいなくなります。
 
年齢を重ねるたびに思う事は、それぞれの年齢で学ぶべき事を学んでおかないと、一生、後戻りして同じ意味を学ぶことはできないのだということがわかりました。
 
知識だけならあとでも学べますが、問題は、その年代だからこそ感じられて新鮮な感覚が、年齢と共にどんどん鈍くなるからです。
 
自分の直感を信じて突き進む人ほど、歩みを止めた時の不安は、とてつもなく大きなものだということは、私自身も体験を通して知っています。
 
自分が創造できる未来が狭いからこそ、誰もがワクワクする未来を設定する為に、今、自分の周りにはいない人生の成功者や個性的な人に話を聞く大切さに気づきましょう。
 
私は20代の頃から、こんな仕事は絶対にしないと思う人たちの話をよく聞きました。
 
自分がやらなくても、誰かがしてくれないと世の中は困るからです。
 
・苦労は、買ってでもしなさい
・人が嫌がることを率先してやりなさい
・人の振り見て、我が振り直せ
 
小学生の頃から、口をすっぱくして言われた母の教えです。
 
常に、甘えたい自分の心にムチを打って進んだ30代は、この言葉のおかげでがんばれました。
 
我を出して何度も失敗はしましたが、忠告してくれる先輩の言葉は大切に聞きしました。
 
本当に、周りに忠告をしてくれる人がいなくなった時、成長が止まる事も学びました。
最後の踏ん張りどころの30代をキチンと生き抜いた人たちが、次の未来を作ります。
 
あなたたちのお父さん、お母さんは、団塊の世代と呼ばれ、日本をここまで大きく成長させてくれた方たちです。
 
結果は良い点も悪い点も色々ありますが、団塊の世代が持つ最も素晴らしい事は、「日本を世界一にする」ことに頑張った人たちなのです。
この目的に対して、全員が一丸となって働いたからこそ、今の日本があるのです。
 
その子供たちは、現在、30代から40才前後でしょう。
 
未来の日本をどうするか、その方向性を決めるのは、あなたたちの意識次第であり、その共通意識の繋がりが最も大切だからこそ、大切な未来を自分が支える責任と勇気を学んで下さい。
 
あなたの夢を叶えたり、未来を作ってくれるのは、あなたの周りの人たちだからこそ、自分のことばかり考えないで、日本をこうしたいと思う事をどんどん発言できる仲間の輪を広げて下さい。
 
あなたの価値観、こだわり、大切なもの、なりたいこと、手に入れたいもの・・・。
 
全てが、あなた一人の努力では叶えられない事に気づいたら、自分自身の考えを見直して下さいね。
 
今は、こういうことが、とても大切な時期なんです。
 
考えるべき時に、一緒に答えを見つけましょう! 

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