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【宮古諸島】伊良部島 ヌーシ御嶽・ミロク御嶽

伊良部島の「ヌーシ御嶽」の司役を務めた宮国克江オバーが、昨年、神様から「ナーヌス」の神様から神司(かみつかさ)として正式に神承認を得たことはもうご報告しましたが、今回は、そのお礼も含めて全員で乗瀬御嶽(ヌーシウタキ)の神様にご挨拶に伺いました。

皿主(さらのしゅ)川満オジーの任期中に伊良部島生誕「700年祭」が行われ、その記念にヌーシ御嶽が新しくなった意味は重要ですが、鳥居の右手前に井戸のような物が出来ている意味がわからないと宮国克江オバー言われたので神様に聞いてみると、こういうメッセージがおりました。
「ここに井戸を作りなさい」と言ったのは一人の人間ですが、それは神が言わせた事であり、人を問う事ではありません。
 
「この井戸を作りなさい」と伝えた意味は、ここに繋がる神と人の命を繋ぐ水の神が必要だからこそ作らせたのです。
 
そこに、あなたたちが持って来た神の水を注ぎ、勝江オバーに竜宮の杖(水を湧かせる力)を与えますので、水を湧かせ、
神の心と人の命を繋ぎ守る意味を多くの人に伝えて下さい。
 
どうぞ、宜しくお願いします。
 
こういう神の教えを正しく伝えることは、とても重要ですので、先祖の言葉と同じく、次の世代へ伝えて下さることをお願いしました。
宮国勝江オバーは、隣のナーヌス(名前の主)の神司役も頂きましたので、全員で拝みをすると、屋敷の中に48名の昔の司オバーたちが現れて、踊りながら歓びの言葉を下さいました。
私たちは、自分の子供達の子供達へ命が繋がる為に、命を繋いでくれた先祖の神様へ拝みをしています。
 
命を繋ぐのは、「食べ物」だからこそ、ここにはたくさんの食べ物を運んで祈りをしたはずですし、食べ物を分け合うことは、命を分け合うことだと子供達に伝えて下さいね。
 
そして、ここは、子供の命を授ける力がありますので、子宝が欲しい方は自分の命を守る食べ物を持って拝みをして下さい。
 
新しい命を授かったら、必ず、お礼の拝みをして下さいね。命を繋ぐ意味、食べ物を分け与える意味を子供達に正しく伝えて下さい。では、宜しくお願いします。
この言葉を聞いて、「わかりました。私も今度は、食べ物を持ってここにお礼の拝みをしに来ます」と勝江オバーが言うと、すぐに48名の司オバーが58名に増えました。
この意味は、感謝の祈りをすればするほど、ナーヌス御嶽の神様を守る人達が増えますので、神力も大きくなる事を教えてくれています。
本来の拝みとは、望みを一方的に言う願いではななく、命を繋いで下さる先祖たちに感謝とお礼を正しく伝えることだということを皆様も覚えて拝みをして下さい。
「ヌーシ御嶽」の対岸の林の中には、ユークイの時にしか入れない「パイヌフツ御嶽(意味:南から下地島を開く神の入り口」(※地元の方は「フツムツ」とも呼びます)があります。
この御嶽は一切の仕切りがない自然のままの姿の御嶽ですが、決して入ってはいけません、必ず、たたられます。私たちの命を守って繋いで下さる神様に、お礼の言葉だけを伝えました。
この先の海側に「ミロク御嶽」がある事は以前から聞いていましたので、今回、初めて神オバー二人にご案内してもらいました。
海岸線に出ると美しい浜に出ますが、その右方向に、岩が鳥居になって見える場所が「ミロク御嶽」です。全員で祈りをすると、奥から神光が繋がり、神メッセージが聞こえました。
(神メッセージ)
私たちは、命を繋ぐためにここに居ますが、どうか、最初に神が降りた場所から神ラインを繋いで下さい。
 
この場所は、この奥から三方へ神ラインを繋いでいますので、どうか、そのことをわかって拝みをして下さい。
みろく=弥勒=「3・6・9」の意味は、「3」が始まりという意味ですので、「3が三段階に進化した神力」の意味があります。
これは、仏の世界でもあり、神の世界でもあり、私たちの現実世界も、本来は「弥勒の世界」だと気づけば、命が生まれる意味も正しく理解できると思います。
では、人間の命の誕生を弥勒の意味からお勉強してみましょう。
まず「3」は、自分を産んでくれた両親を合わせて3人という意味があります。この三人の魂が重なりあってこそ、
「自分」という人間が存在しているという意味で考えて下さい。
そして、「3」が6になる為には、3が二つ重ならないとできません。これは、男女の結合を意味しています。
「6」は、二つの「3」の相対であり絶対の意味があるからこそ、男女そのものを意味しています。
ちなみに、6次元以上は宇宙の意味がありますので、男女相対の学
びの最高ステージが6次元でだという意味で考えて下さい。
さらに、「6」を9にするには、新たに「3」を加えなければなりません。
これが、男女の結合によって産まれる新しい命、つまり、新しく産み出す「3」です。
両親と子供、常に、この「3」の連鎖によって命が循環するシステムだからこそ、弥勒世とは、命の繋がりを正しく繋ぐ生命循環を意味している神言葉なのです。
沖縄にミロク神の拝みが多いのも、人間の命を繋ぐ祈りをする人達が多いからでしょうね。
伊良部島の「ミロク御嶽」の意味も、こういう意味だとご理解下さい。
神様が教えてくれた「ミロク御嶽」の元の場所は、すぐにわかりました。地元の方が、「亀岩」と呼んでいる岬の先端に神場所を見つけたのです。
自然神なので、わからない方も多いと思いますが、ここはウミガメが産卵に来ることから、竜宮底神(りゅうぐうすうしん)に繋がる場所だとわかりました。
この場所は、伊良部島に最初の神様が降りて命を繋いだ場所であり、ここから命を繋いでくれた最初の神様が降りた場所だと覚えておいて下さい。
伊良部島は、「竜宮底神」から「ミロク御嶽」、「パイヌフツ御嶽」、そして、ナーヌス御嶽、ヌーシ御嶽と神様が命を繋いでくれていたことが、今回、わかりました。
お二人の神オバーにこの事を伝えましたので、命の再生循環に感謝をする心がある方達は、どうぞ、拝みをして下さい。
日本のインド、それが、伊良部島です。次は、牧山へ向かいます。

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