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【静岡県】 大地震納め 有度山神事

2012年6月20日、愛知県神事を終えた翌日は静岡県神事が二日間、続きました。
二年前のちょうどこの日に亡くなった谷浩一君と同じように、地震を納める神事をしていることに追悼の気持ちを添えて今日は祈ります。
静岡の仲間たちは大地震の啓示のあと、過去に地震や台風で静岡でどのような被害や氾濫があったかを調べ、自然災害を抑える為に龍や自然神を押さえつけた場所も見つけてくれました。
静岡県最大の水の被害は、天竜川の氾濫によるものが多く、天竜川の源流が諏訪湖だとわかったので、諏訪湖の龍の解放のために諏訪神事も決まりました。
静岡県内で出来ることを調べていると、海に突き出した有度山(うどやま)の存在理由に気づきましたし、有度山と反対の意味を持つ海の底に直接、繋がる祈り場所も焼津に見つかりました。
日本平(にほんだいら)や東照宮で有名な山々を有度山(うどやま)と地元では呼びますが、地形的に自然に出来た山、つまり、自然界の神が作った海に突き出した山の意味の紐解きが重要になりました。
自然界が作る山と平野の法則として、海と山の間の空間に人間が生きる為の平野が与えられますが、平野の海側に山がある場合、それは、後ろの山の意思を示す山の意味があります。
有度山の後ろの守り山を捜すと「竜爪山(りゅうそうざん)」だとわかりましたので、その繋がりを追うと、有度山ー龍爪山ー白髭神社(静岡市葵区中平)ー白山(長野県)のラインが見つかりました。
このラインが見つかった段階で、啓示で言われた「白山」が石川県だけではなく、「長野県の白山噴火」の可能性も出て来ました。
反対に、長野県の白山から有度山へ繋いで守っている場所を探していると、有度山を囲むように三角形の六社で支えていることがわかり、その中心を守っているのが「草薙神社」だということまでわかりました。
大地震の啓示のあと、大神が教えてくれたことは、
自然界の火の神と水の神を繋いで「火水(かみ)産み」をして、地底神と対話しなさい
でしたので、必要な場所の意味を読み取りました。
参加者全員が場所の意味を理解してから神事に入りましたが、六社を回って驚いたことは、静岡に足を踏み入れた様々な民族の歴史と思いが出たことで、人格神の事も同時に行わなければいけなくなりました。
神事に入る人たちは、必ず、土地の因縁や先祖の因縁、また、辛い魂の記憶を持っているからこそ、互いの民族のカルマを超えるために心をひとつにしなければならないことを神メッセージとともに朝のサニワで伝えたあと、一人一人の神事中の役割も明確に降りてきました。
『時には間違いと思う事もあるかもしれませんが、その事にとらわれず、本来の目的を達成されて下さい。私達がサポートしますが、それはあなた達が自分という思いを超えなければ気づかないことが多いからこそ、もっと大きな視点で物を見て感じて神事を行って下さい。
時々、自分の思いを話そうとしてしまいますが、それも大切な事ですが、その中にある「神の意志」をくみ取って下さい。我々が伝えられる方法は、それしかありませんのでよろしくお願いします。』
以上を踏まえて最初のご挨拶場所は、水の神の場所である「竜爪山(りゅうそうざん)穂積神社」です。
この山の裾野からは豊かな飲めるお水が湧き出ていますので、神事用のお水として頂きました。
鳥居をくぐって本殿の後ろに回ると、素晴らしい自然界の神門があります。
今日は時間がないので山の上には行けませんが、本来は、この神門を潜って山の上にご挨拶するのが修験者たちの祈りの手順です。
神事の内容を本殿の神様に報告し、神の水と火の神と繋ぎ、生まれたエネルギーを地底神に繋ぐ許可を頂きました。
「私たちは何もできませんが、あなたたちの行動を見守ります」と神様が言葉を下さいました。
山を下りて、有度山の西側にある「白山神社」へ向かいました。事前に、地元の仲間が調査してくれましたが、驚いた事に神社内の太い木がほとんど切られていて、地元の方同士が揉めている事がわかりました。
木を切った方にお話しを聞くと、昨年の台風で木が家に倒れて来たので、氏子・総代の方達に相談したけれどお金がないことを理由に無責任な発言ばかりする為、やむなくご自分で木を切ったが切り株を処分するお金が無い為、放置されているのが現状だそうです。
静岡の神社庁や東京の神社庁にも連絡してくれましたが、責任逃れの発言ばかりで、誰も、自分のことだと思って対応してくれませんでした。
神社内の木は、神社の神様の印だからこそ、樹が曲がりくねって倒れるほど、地元の人の神心が歪んでいる証拠だと思います。聞くと、お祭りも形ばかりで、子供達が楽しみにする形ではない状態のようです。
どういった事情があろうとも、一切、誰かを非難せずに人の心を繋ぎ合わせる行動を仲間がしてくれていますので、私たちもできることをしてあげましょう。
神社の土地は、個人が神社庁に寄付したものなので、土地の管轄は神社庁なのですが、神社を支えるのは氏子・総代の責任だからこそ、神社の周りに住む人の声が大切なのです。
この状態で、町内の子供たちにこの神社を守っていると言えるのか不思議ですが、それでも、人の心を問わず、神と人を支えるための行動を見守りたいと思います。
社の神様は、しっかり繋がりを守っていたので承認も頂きましたし、社の真後ろの切り株から新芽が出ていましたので、この新芽のおかげで未来の可能性も感じました。
人の行動と心を問わず、全てを愛で包み込む行動を一人一人の大人たちが示すことしかないと思います。私も、常に、気にかけていきたい神社だと思いました。
次は、「諏訪神社古墳」です。この地に、確かに、「諏訪一族」が居た証の場所ですが、あまり発掘調査はされていないようです。
ここの神様と話してわかったことは、次の内容です。
この神様は、火の神と繋がっていて、伏見さんが「ひもろぎ」になることでつなげる。神のよりしろとして、諏訪系の火の神の力がここに入った。
大切な意味を含んだ言葉です。
次に向かったのは、有度山の北側にある「春日神社」ですが、社殿を立て直した時に、神社庁から「八幡宮に名前を変えなさい」と指示が出たそうです。
京都、春日大社、藤原一族の影響か過去にあった事実を消したいのでしょうね。
重要なのは、後ろにある「春埜山(はるのやま)神社」ですが、春埜山神社は、秋葉山神社と対になって火の神を守る神社なので、この場所に火の神を繋いでいる意味は重要です。
修験の山として知られています。春埜山は秋葉山と対になり、奥の院である 山住神社の里宮であったという説もあります。大光寺の本堂前には、狼の狛犬が控えていて、ここが修験道の狼信仰の山であったことがうかがえます。守護神の太白坊は春埜山に住む天狗であると言われ、本尊である三尊天を守護するとされています。
「神力が強いので、もしかしたら諏訪系かもしれない。」と私が言ったあとに、ここで降りた神言葉は次の内容です。
「一番早く手に入れる為には、火中の栗を拾うのと同じ」。
火の中に栗を拾おうと手を入れると普通の人は火傷するけれど、神が本当に入っている人だと火傷をしない。その人が、神を信じた力が全てだから。その力を教えた。
しっかり、火の神を守っていることを示す神言葉です。
改めて、本殿の神様に話しすると、
『色々なことがありましたが、私たちを人を問いません。ただ、あなたたちのように、大切なことを信じて守ってくれる人達がいるだけで十分です。どうぞ、目的を達成して下さい。』
と言葉を頂きました。ありがとうございます。
次に向かったのは、「白髭神社」ですが、どの写真にも、虹のオーブが写るほど、ここの神力は本物です。
日本中に祀られている「白髭神社」の本当の意味をご紹介します。
白髭は、仙人の髭のことを表し、自然界を司るほど高次元の霊力そのものを守っているのが「白髭神社」なのです。ここが、静岡市葵区中平の「白髭神社」と繋がっていることは明白です。
虹のオーブで、神の御姿を見せてくれること自体が、神の承認ですので、心から感謝を伝えました。
次は、海側に出て「いちごロード」の山側にひっそりある「神明神社」へ行きましたが、一切、神社の名前の表示はありません。
「神明神社」の本当の意味は、海に向かって立てていることから航海安全の為に大事な火を焚いて、陸地の目印の明かりとして火を焚いた場所の証です。
そこにいらっしゃる神を「明光の火の神」として崇め、人々を見守ってくれていることに感謝する為に立てたものです。
灯台の代わりをしてくれたので、海で働く人達にとっては、とても大事なものでした。そういう意味での「神明」と名前がついています。
海に向かって続く道が残っていたので良かったですが、この道が人を助けた神の道だからこそ、今も、大切に神様は海を見守ってくれていることを忘れないで下さい。
人の命を守る為に祀られた私だからこそ、あなたたちの気持ちはよくわかります。何もできませんが、心ばかり、あなた達のことをお祈りしております。と言葉を頂きました。
最後は、もうひとつの「白髭神社」ですが、最初の社の神様の意味を尋ねても、「私たちとは違うので、どういう神か知らない」と言われた神社です。
時代を調べると、徳川家康が来る前からある神社ですが、右手にある黒い棒のようなものは、実は、刀を奉納してあったので、一番、近い時代を考えると、家康の守護をしていた人達が守ったとも考えられます。
ただ、あとで祀っている神名を調べて、とんでもないことが繋がってきましたので、最後にご説明します。
ここの神様は、「国を守る気持ちは同じなので、力を貸す!」と言って下さいました。
最後の納めは「草薙神社」です。
本殿の前で、今日一日の神エネルギーを繋ぐ祈りを終えたあとの皆さんの笑顔ですが、このあとの勉強会では、今日と明日の神事のサニワをしていて、色々なことがわかって驚きました。
草薙神社に言い伝えられている神様のことはご存知だと思いますが、実は、今回、この草薙神社に「水の神」を繋いだ理由は、この神社の神様の後ろに「火の神」が、祀られていることが読み取りでわかったからです。
このことは、あとで、怒りの神エネルギーと共に、メッセージが私におりましたが、神が怒った理由は、この地を守った民族の因縁に関係していました。
怒ってきた神と話し合った内容は、次のとおりです。
草薙神社に「火の神」を祀っている事は、明かしてはならんことだ!
その神を守る為に、どれだけ多くの人が命を失ってきたか、わかっているのか!
わかっております。だからこそ、過去の一切の因縁を終わらせる為に、土地に住む方達と神事を行っているのです。
わかった、では、おまえがこの事をどう扱うかを見ているからな!
今回の静岡神事の土地の男神は、海野さんです。海野家は、諏訪を追われた神官の一族なのですが、もともとは諏訪一族に名前がある神官の家系です。
何度も繰り返された神争いの結果、諏訪を追い出された海野家のご先祖の思いは、海野さん二人でお詫びし解消したおかげで今回の神事に入ることができています。
さらに、今回、参加した望月さんは、海野家を支えた武家一族の家系ですし、静岡にはとても多い名前なのも、それだけ力とお金と権力をこの土地で持っていたことを示しています。

勉強会のサニワでは、海野家の先祖たちを呼び出して、「火の神」の事実を確認しました。

すると、もともと諏訪一族だった海野家が、何かの理由で諏訪から追い出された時に、祀っていたもっとも大切な祖神(火の神)をこの土地を守っている領主に受け入れてもらい、誰にもわからないように草薙神社に隠したことが判明しました。

この事実は、書物には残っていないと思いますが、ヤマトタケルと火の関係を祀る神社の意味に隠されていると思ってもいいでしょう。

どちらにしても、海野家の先祖達は、はっきり、草薙神社に「火の神」を隠したことを教えてくれましたので、海野一族は、草薙神社で「火の神」を意識して手を合わせれば、守護神の力が一気にあがります。

このことがわかった翌日から、海野さんが神様に向き合った時の見え方、聞こえ方が急にレベルアップしたことは、言うまでもありません。

もうひとつ出た因縁は、白髭神社に祀られている「忌部氏」の件です。

書いてあった神の名前を調べると、「手置帆負命(神の社の神)」と「彦狭知命(土の神)」は、讃岐忌部(さぬきいんべ)氏が祖神とする日本各地に分布した忌部氏の一族だとわかりました。

あの「白髭神社」は、この土地に讃岐忌部氏が入った証なのです。

讃岐忌部氏については、こちらをお読み下さい。

忌部氏の先祖を辿って感じてみると、神にとてもまっすぐ向き合った一族だとわかりましたので、その後に起きた戦さで武力を振り回す事無く、戦わずに神を守った一族だとお伝えしておきます。

忌部氏、海野氏は、大きな意味で四国や関東に入った安房族(あわ)にも関連していることがわかりましたし、諏訪一族との関連も見え隠れしてきました。

このことは、諏訪に入れば出てくる事なので、静岡神事は、自然界神事に集中したいと思います。

つづく

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