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母の教え:石の上にも三年・・・(^^;

子供の頃に、母が教えてくれた言葉、
 

石の上にも三年だよ!
何事もあきらめずに続けてこそ、価値がわかるもんだからね!

何事もやり始めたら簡単に、やめちゃいけないよ!

会社に就職するまで、何かをちゃんと続けたことがない私の唯一の自慢は、「そろばん教室」へ小学4年から3年間通ったことくらいでした。
でも辞めた理由は、中学生になって丸坊主になった自分の姿が恥ずかしかった事を覚えています。
会社へ勤めてすぐに「何でこんな仕事をさせるんだ!」と思うような経験を何度もしましたが、もっとも頭にきたのは毎日、アルバイトと同じ仕事をさせられたことです。
親にたくさんお金を使わせて大学出の最初の仕事が、「ここのボックスティッシュの山を一日中、売りなさい。」という上司の命令でした。
これは、とっても嫌な仕事でした。声を出して、通りがかりのおばちゃまたちに、ティッシュを勧める自分の姿に恥じらいを持っていたからです。
嫌がっている自分が、心の中で戦っていました。
悪魔の声と善人の声が、心の中でこだましています。
こんな仕事、適当にやったって、大して変わりはないから手を抜けばいいのさ。
頑張ったって、頑張らなくたって、同じだって!
自分じゃなくても、誰にでもできる仕事なんだから、いいさいいさ・・・
確かに・・・・
でも、私は不思議な性格をしているようで、(ひねくれているとも言いますが)、否定されるほど認められるまでやり続ける癖があるようです(^^)
何かをちゃんと続けたことがない事を自慢にするほどの自分でしたからは、大学時代の留年した年は実家へ帰れないまま、暑い夏の岡山で「チリ紙交換」のアルバイトをしたことで、それからの人生の考え方が大きく変わりました。
高収入に惹かれて働いてみると、1週間以上働いた人がいないほど、ひどい環境の職場だとわかりましたが、毎日、やめていいく仲間を見送りながら私はこう決めました。
この仕事は、人生でもう二度とすることはないと思う。
だからこそ、ちゃんとやりきった自分がいないと、辞めた言い訳をまた、一生自分にしなきゃいけなくなるのが嫌だから、30日間働いて、最初の給料が出るまでやりきろう!
結果は、ヤクザが運営していたひどい低賃金の会社でしたが、最後に組長室でお金を受け取った時に、「ありがとうございます、でも、これでやめさせて頂きます」と伝えることができました。
これは多分、誰からも賞賛されない経験ですが、自分の中では、大きな階段を一段、登った感じがしました。
会社へ入った時も、何度もやめようと思ったことはあります。そのたびに、母の言葉を思い出しました。
「三日働けたら、三ヶ月働けるよ。三ヶ月働けたら、三年働けるよ」
と教えてくれた人もいましたが、理由は教えてくれませんでした。でも、仕事をしてみて、その意味がわかりました。
仕事も、サークルも、恋愛も、人の付き合いも、人生も同じだと思いますが、最初に自分が思った甘い思いは、三日か、三か月で、必ず、嫌になるものです。
この時期を無事に越える事ができた人は、物事の見方・考え方・捉え方を自分なりに変えられた人ですが、三ヶ月を過ぎた頃に必要なのは、新しい目標を「自分で立てること」だと思います。
最初の三ヶ月は「流れ」といいますか、相手に身を任せておいても何とかなるものですが、三ヶ月も経つと、必ず、自分がしなければいけない部分が明確になってきます。
それが、「仕事慣れや人慣れ」からくるものだからこそ、自分を飽きさせないように、新しい価値や意味を見つけて、「なりたい目標設定」を自分でしなければいけない時期なのです。
三日、三ヶ月、三年を超えた人は、次に、「七年目のお試し」があります。
心を揺るがす事件が、必ず、起きるものです。
この七年目は、「自分の本質を試されている時期」だと思って下さい。
迷いながらも、何となく進んでしまった10年、20年、30年目を迎えた人は、時間の経過と共に、自分がちゃんと一段づつ階段を
登ってきたかを確認する必要があります。
「人生は、全て自分の選択で決まる」からこそ、その節目節目を自分で確認することがとても必要なのです。
なんだか、いろんなことを思い出しながら書いてしまいましたが、今でも「やるといいながら、三日も続かない人」と影で言われていますが、不思議に「神ごと」は、続いています。
それはきっと、「自分の為」という時期を超えたからだと思います。
人生は、何をしてもやりたくないことの連続ですが、だからこそ、やることを好きになることや、新しい視点で目標設定することが重要なのだと思います。
相手に飽きたり、仕事に飽きたりしているうちは、「自分自身が自分に飽きていること」をまだ気づかない時期なのだと思います。
偉そうには言えませんが、あとで自分に言い訳するような生き方だけはしないで下さい。
自分が決めたことは、石にかじりついてでも三年、一生懸命に取り組んでみましょうね!
石の上にも、三年。
意思の上にも、三年。
自分の意志の上に、さらなる大きな意志が生まれるまで、頑張ってみて下さい!

あなたをいつまでも応援しています。ありがとうございます。

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