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【沖縄本島】斎場御嶽の神様の願いを聞いて下さい!

4月4日、沖縄本島にある世界遺産の「斎場御嶽(せーふぁーうたき)」へ、琉球古神道の研究家であり、50年間以上、神人(かみんちゅ)をしている祈り仲間と一緒に行きました。

もともとこの聖地は一般の方は入れない場所で、琉球王朝時代の王族関係者だけで行う祭祀場だった為、2007年の神事の時に訪れて以来行ってませんでしたが、そのあとすぐに世界遺産に指定されてから重要な場所を壊してしまい、神様達が泣いていることが今回わかりました。

<斎場御嶽 (せーふぁうたき)>
斎場御嶽の祈りの手順は、最初に泉(カー)で祈りの意味、目的、自分を紹介して許可を得ます。

●泉(カー)



★御門口(ウジョウグチ)


本来は、この場所に「門番の神」がいる場所なのですが、2007年に祈った場所には何もなく、まったく反対側に看板と説明書きがありましたが、昔の人たちが祈っていた石積みを壊し、道をまっすぐに作り替えたことが原因のようです。

これでは、正式な祈りが出来ない上に、この聖地を守る門番の力が弱まっているため、聖地の神気は失われ、いづれ、霊場化して事故、トラブル、怪我をする人が出ると思われますので早急に改善をお願いします。

※御門口は本来、入口の左側にあったはずです。

<沖縄県南条市教育委員会の方へ>
聖地の祈り場所は物を動かしても神は動きませんので、どうぞ、昔あった場所に祈りができるように改善して下さい。そうでなければ、必ず、聖地内で問題が起きると思われますので、神心がある方や知人を通して、改善の要望をお伝え下さい。

 

●寄満(ユインチ)の神メッセージ

一番上の神が泣いている。

この意味がわかる者があまりおらず、そのことを誰も伝えてくれず、そのことをどう守ればよいか、私たちも悩んでいる。

そのことを伝えるのがわたしの役目のようで、今回あなたに伝えたが、そのことをどう扱うか、どう考えるか、どう取り組むか、それをぜひ地元の方たちに伝えて、分かりやすくできるようにしてあげてほしい。

それがわたしが、ここの全ての神々の、人の、先祖の、民たちの命を守る役目の代表番としてお願いをすることです。

どうぞよろしくお願いいたします。
 

●三庫理(サングーイ)の手前にある祈り場所で神メッセージ



頼むからこの場所を汚さんでくれよ。
わしらが一生懸命に守ってきたものをなぜ、そんな簡単に壊すのか!
なぜ、こんなに色んな民が来るのか!
我々が守ってきたものが何か、全く伝わっておらん。
それがどれほど、王族、王家が悲しむことか・・・。

何のために、民を、国を守るためにこの大切な場所で拝みをしてきたのか・・・
その者たちの想いも正しく伝えられず、その者たちの御霊も輝くことはぜず、ただ場所を守る記録を残すなどという愚かなことを考えるのではなく、もっと大切にこの場所で伝えられ、残し、守られてきたその王家、王族の思い、そして、ここで行われた儀式の意味、そのかすかな思いさえも感じ取ることができる者たちは、ぜひ、そのことを正しく伝えてほしい。

我々がここにいることをまだ感じない者たちがたくさんいるし、そのことをないがしろにするような行為をする者がたくさんいる・・・そのことが悲しい・・・とても悲しい。
何のための神場なのか・・・拝所なのか・・・拝みなのか・・・
“本末転倒”であると、わたしは思う。

どうか、そのことを大切な神をわかる心を持つ者たちに伝えてほしいと、我は願う。
この地を守る責任ある立場として、そのことを誰かに伝えねばならぬと、ただじっと待っておった。
今日はよく来てくださった。ありがとうございます。

☆☆☆琉球古神道のベテラン神人が降ろした神言葉☆☆☆

この血の限り、共に守り通してきたこの思いを、今あなたたちに、この琉球が行なってきたこの神の道をひたすら守り続け、祈り続けてきた。
今、あなた方にこの道を譲るとともに、また新しい道が開けることを神が望んでいる。

その中に、この道を崩す者もいる。

この道を崩すということは、道を、今まで築いてきた先祖の方々の、 申し訳ないという気持ちを、心の底から願い、また、新しい神が生まれるとともに新しい神への感謝を祈りを捧げてほしい。
これが琉球が守ってきた神の道であることを皆に伝えて、皆の口から、また一人一人の魂とともに、この琉球の神の道を伝えてほしい。
このわれわれ、神の道を崩してはならん。
遊びや、ただ見学の場所としてはならぬ。
お願いである、神一筋の道であるように、みなの心で守ってほしい。

☆吉岡の祈り言葉☆

宮古、伊良部の神の玉、納め守りしこと、これなべ底の神の龍の神気。

大元、ご挨拶し、その真玉持ち運び賜いてここに納めしこと、
これ御場所、御神、神力の御光となりますること、

全ての御霊の魂の繋がりとなり、またそれ、龍の魂となり、

その地、神光多く、永遠に続くこと、この願い賜いて繋がせて頂きます。

※伊良部時まで神々に頂いた全員の玉をここへ納める祈りをしました。

●大庫理(ウフグーイ) の神言葉


本来、ここは大事な神儀式をする場所である。
神に選ばれた者だけがここに足を踏み入れ、その神の祈りをする許可を得る場所であった。
なのに今は、人のただ拝み、願いごとばかりをする場所になってしまっている。
本来は、そんなことのためにここの神が働くわけではない。
そのことを正しくわかってほしいのと、もうひとつ、自分の魂を磨き清める場所でもある。
だからこそ、ここに自分の囚われの心、災いの心、愚かな心を置き、その分をきれいにし、身、心を神に向かう真っ直ぐな心を思い出し、その拝みをするよう心を立てなさい。
そのことについてなら、私たちはお力を貸します。
では、これからもよろしくお願いいたします。

ぬちぬぐい(命の繋合わせ)、魂磨き、自分の思い掴み、囚われるなよ。

自分が自分をつかめば、人からつかまれるぞ。

自分を守っている先祖たちの想いをもっと素直に感じて、自分の心を開けよ!

そのお前たちを守ろうとしている神がいることもわかれよ。

きれいな魂の時代によい巫女として働いた記憶もあるだろう。

その働きをもう一回、素直にできるように自分の心を汚すな。

魂はきれいなものだぞ。
そのことの思いの上に汚れを乗せるな。
本来の魂の光を思い出せ!

その場所がここであるし、そのことをまた宣言する場所なのだから、もう一度きれいになりなさい。
自分の魂、磨きなさい。ありがとうな。


 

☆首里城☆


●園比屋武御嶽(すぬひゃんうたき)メッセージ

みんなの後ろにいる方々は誰ですか?それは宮古の神々ですね。

その神々を連れてくる意味は何ですか?

そうですか、龍の守り番としての思いと、人間としての思いと、その両方を持って来られているのですね。
ありがとうございます。
そのご報告を王様にしたいのですね、分かりました。お告げしておきますよ。

そうそう、龍の玉についても、先ほどはありがとうございます。
斎場御嶽のことは聞いております。
王様のほうにもその力をぜひ繋いでほしいと言っておりますので、龍の力を繋いで、この首里城の首里王国の守りの力を大きくして下さいませ。
私たちはそのことを守るだけしかできませんが、皆様のような働きをする方がいるおかげで、ここの神力が守られております。

「願い」をすれば自分の徳、先祖の徳が1個引きます。
その代わり神が歓ぶ行為を行えばそれは、徳は1個足されます。
神の徳、神徳というものはそういうものでございます。
その役目をする方が必要だということもわかりますが、本来はこのプラスとマイナスのバランスで皆さんの心ができているということをよく覚えておいて下さいませ。
それでは王様のところにご案内いたしましょう。よろしくお願いいたします。


※首里森御嶽(すいむいうたき)で神の思いを王へ繋ぎました。
 

●京の内
この「京の内」は王様に献上してお使えする若い女性たちの教育場所であり、昔はここに川が流れていましたので禊をする場所でした。
伊良部島の神オジーが夢の中で「首里城の後ろ側にある川で若い女性が三名立っている姿が見えた」ので、いつか、首里城へ行った時に手を合わせたいと思っていたので吉岡さんが行くならとお願いされました。



●京の内の禊場の神メッセージ

ようこそみなさん、宮古からわざわざお越し下さってありがとうございます。
一緒にこの中に入ってほしいくらいの気持ちなのですが、今は水がなく、その全ての思いを流したり禊いだりすることができずにごめんなさいね。
でも私たちはそのことを大切に今も守っています。

当時、その女性たちは色々な島から、親元から離され、無理やり連れて来られた女の子たちばかりです。
年の頃は15、6から、もっと幼い子もいましたが、数年、もしくはもっと時間をかけても、王の前に出れなく終わってしまう子もいますが、王の前に出ると決まった時には、自分のどんな思いがあろうと一切関係なく、王に気に入られなければ命を失う、もしくは、親族を根絶やしにされる可能性があるくらい、「王を怒らせてはいけぬ」という教えをたくさん教わります。

そのことをちゃんと務め上げられれば、側室の一人として入れることができれば、その一族、その島、その先祖は守られるからこそ、自分の苦しい親への、親元から離されて親に「ありがとう」も言えず一生会えないその思いよりも、その親たちに「ありがとう」を言うつもりで、自分が王の女の1人となることが、親に対する唯一の恩返しであると思っております。

そのことで子どもを産む時もありまするが、子供を産めなければ・・・年の頃も25、6も7、8ともなれば、もうその位置から外されまするし、短い時間、この京の内で時を過ごすその思い、そして、中には年の頃を超え、島に帰ることができる人もいますが、島に帰ってもそういう娘の扱いは難しく、誰も歓んでくれる親族はおらず、お金だけはほしいが、お前のような思いをした女などという親族もたくさんおりまする。

しかしながら、その家族、一族、島の部落の者たちの命を守るために、自分が、たまたま美しく生まれていることを恨むことも、苦しむこともありましたが、それが親孝行となればこそと思い、身を呈した女性たちがたくさんいることだけはわかっておいて下さいませ。

どうか、今日のこの日を川満神オジーが伝えてくれた思い、そして、私たちもその思いは充分伝わっておりまするがゆえに、ここに、手、心、合わせて下さったこと、そして、その女の子たちの、女性たちの想いがあなたたちの女性としての生きる上で大切な心にもなるかと思いますので、過去の苦しい辛い思いを変えるためにも、ここでまた心の禊をなさって下さいませ。

どうか、私たちの願いは、内なる苦しみをどうにかして欲しいではなく、この自分の存在が誰かのためになるならばと、必死に生きた若い幼子の女性たちがいたことだけは覚えておいて下さいませ。
いつも遠きところからお越し下さり、手を運び、心合わせて下さる皆様のおかげで、こういう場所の思いも、島の思いも繋がっていることを知って下されば幸いでございます。
いつまでも必ずあなたたちのことを忘れずに、私もここからではございますが、祈りをさせて頂きます。

いつも一緒にいますので、よろしくお願いいたします。

 

斎場御嶽と首里城の神メッセージを、どうか、沖縄の神を大事にする心を持っている方達へ伝えて下さい。
島の神様を歓ばせるか、怒らせるかは、地元に住む方達の心次第ですが、観光で沖縄を訪れる人たちが多いからこそ、神の心を持っている人たちの言葉や行動が重要なのです。

新しい事をせよとは言っていません。
昔あったもので、残せるものは、そのままの形で残して下さいとお願いしているのです。
どうか、どうか、沖縄を愛し、神の心を持つ人たちへこの思いが届くよう、宜しくお願いいたします。

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