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【奄美諸島】 徳之島 ヤマト琉球繋ぎ・大四鎮(うふゆちん)

2014年10月5日(旧暦9/12) 徳之島の祈り場所

 

1、フクロの滝の源流
(一年中、豊かに水が湧く場所)

三山時代に今帰仁城からやってきた次男もしくは三男の王家の家族が、沖縄本島からやって来た中山(ちゅうざん)の人間に惨殺された場所がここです。

王様と妻と8歳くらいの男の子と10歳くらいの女の子と赤子も一緒に殺されていたことが判明しました。

私が祈っている最中に一緒にいた尼さんが、私の首に刀を当てているきらびやかな衣装を着た男の姿を見ていたそうです。

過去の互いの争い心を治める祈りをしたあと、王族の魂を首里城へ送り届けました。

※実際に、沖縄本島の神人(かみんちゅ)にも魂を繋ぐために首里城へ上がってもらう約束もしました。

 

※三山時代とは?
14世紀の中国の史書に琉球国山北王「(はにじ)」「(はんあんち)」の三王が登場します。この頃の沖縄本島は北部地域を北山、中部地域を中山、南部地域を南山がそれぞれ支配した「三山県立の時代」でした。北山王は沖縄島の北部を中心に支配下とし、中国と貿易をしていました。しかし1416年に中山の尚巴志によって滅ぼされ、北山としての歴史の幕を閉じることになります。

 

2、ムシロ瀬 (北)・大和と琉球繋ぎ

3、犬の門蓋(いんのじょうふた)
(西)・ノロの御霊上げ・
大龍宮神(だいりゅうぐうしん)

徳之島全体の祈りをしていたノロたちが追われて最後に殺された場所が、この岩穴のあたりですので全ての御霊の再生を祈りました。

この場所の岩の素晴らしさは観光名所にも紹介されていますが、実は、この場所は島の全ての生命エネルギーが入って来る「大龍宮神(だいりゅうぐうしん)」の祈り場所だとわかりました。

自然界の神が作られたこの場所は、岩の上に鳥居のように平らな岩を載せて生命エネルギーが生まれたり、死の再生をしてくれるもっと素晴らしいエネルギーに満ちあふれている場所です。

岩と岩が二つに分かれている道のような形は「参道」を表し、海側の鳥居の先には龍の子供達を守っている場所もあります。

私がこれまで日本中で見た龍宮神の中でも、もっとも素晴らしい龍宮神だとお伝えいたします。

この場所で祈りをすると子宝に恵まれたり、流産したり、亡くなった御霊の再生をする力があるからこそ、どうぞ、参道の中で命の再生と循環に感謝する祈りをして下さい。

4、マブイ組みの岩

昔、ヤマトがこの島を制圧した時に琉球民族だけを南部に追い込みましたが、その境界線の谷の淵に、魂(マブイ)を組む「祈り岩」を見つけました。

心迷いや苦しみを整える祈りが「マブイ組み」ですが、先祖に対する思いを繋ぐ岩でもあったと思いますので感謝の祈りを捧げました。

5、犬田布岬(いんたっぷみさき) 
(西)・戦艦大和の慰霊碑

徳之島の西の海の底に戦艦大和が沈んだことで多くの命が失われたため慰霊碑がありますので、命の再生を祈りました。

6、ノロの天つなぎ岩(東北・鬼門)

ノロ達の祈りは、一人一人が一生をかけてひとつの祈りをする役目が決まりますので、先祖祈りをする方も入れば、海の龍宮神の祈りをする方もいれば、天の神様から自然界に生命エネルギーを繋ぐ祈りをしていた方もいたからこそ、この場所は山の上から天の神エネルギーを繋ぎ降ろし、土地の恵みと命の循環を守り繋ぐ祈りをしてい場所だということが、岩の上に刻まれている図を見てわかりましたので、ノロ達の祈りに感謝を捧げました。

※カヨウフ・・・天孫したノロ達が最初に住み着いた村と伝えられています

ノロ達は、雲の動きや太陽の光を通して彩雲を見せることで私達の祈りに感謝を示して下さり、島を一周する今回の神事を「大四鎮(うふゆちん)をありがとうね〜」と言って下さいました。

レインボー龍や鳳凰が、空を舞って歓んでいるのがわかりますか?

7、花徳(けどく)の海岸で封印外し・東北(鬼門)

今朝、祈り場所を決めている時に徳之島のノロ達の力を封じ込める封印がかかっていることが知らされましたが、自然の導きでその場所もわかり、全ての封印方法もわかりましたので完全に結界を外してからノロ達の魂が歓びの祈りをできるようにしました。

ノロ達のお礼は、空の上に太陽(てぃだ)と彩雲を重ねることで闇が明けたサインで示されました。

8、天城岳 天孫降臨・神繋ぎ(北)

地元の人でもわかりづらい天城岳の登山口に付いたが午後4時でしたので頂上が見える場所まで登り、そこから「天の神(てぃんがなす)」を体に載せて麓にある「ノロ屋敷」まで運び、火の神(ヒヌカン)を起こし、天孫降臨の神巫女を繋ぐ祈りを新田家のご家族と行いました。

※天孫降臨の神巫女の話しは、後日、詳しくお伝え致します。

もともと徳之島のノロたちは、天城岳から井の川岳へ神エネルギーを繋ぎ、徳之島全体に神エネルギーが繋がる祈りを行っていましたし、サンセットリゾートホテルの後ろにある山の上にも三名のノロ達が私たちに毎日、サインを送って守護して下さいました。

◎ノロがいた神屋敷(鹿児島県大島郡天城町松原1892の横)◎

※火の神(ヒヌカン)起こし

※翌朝の神屋敷に祈りに集まって来る島の人達

この神屋敷から見える大城山は三つの山が重なるように見えますが、中央がお父さん山で、両側に妻と子供の神様がおられます。

ご先祖や全ての命の繋がりを祈願する場所として、ここから朝日も昇りますので、ぜひ、ご参拝下さい。

今回の神事によってヤマトと奄美諸島と琉球王朝の過去の全ての苦しみが歓びになる祈りが完了しましたので、徳之島全体のどこの集落の方でもご先祖祈りやヤマトにいる子供達にこの神屋敷から祈りを繋ぐことができますので、どうぞ、いつでも祈りにお越し下さい。

神屋敷の場所を整備し、古い珊瑚を砕いて水や土地の浄化ができる「コーラル」を無償で敷地に敷いて下さった福田社長にも心から御礼申し上げます。

この土地は新田家が所有していますが、徳之島にお住まいの方達全てが歓びになることを願って再生しましたので、土地の皆様に歓んで頂けるような使い方をして下さることをお願いします。

オジーやオバーたちのゲートボール場としてや子供達の遊び場として、また、ご先祖が見守る場所でお祝いやお祭りなど有効に使って下さることを新田家の人達も願っていますので、神屋敷の周りにお住まいの方達に管理をお願いしたいと思っています。

今回の祈りで降りた言葉によってヤマトの神話が変わるほど重要な事実がわかりましたので、次回、詳しくお伝え致します。

ヤマトと琉球の繋がりは、この徳之島によって愛そのもので繋がっている事を覚えておいて下さい。

ありがとうございます。

 

つづく

 



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