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37才-から42才の学び 2

人生でもっとも辛く苦しい学びの時期は、「37才〜42才の学び」です。

実際は、37才前後の数年間と、42才前後の数年間がもっと学びの多い時期ですが、想像してなかったことが次々に起きるので対応に苦慮し落ち込み、誤った決断をしやすい時期ですし、男女を問わず、誰もが「人生で学ばなければいけない共通の学びの時期」ですので、この時期の学びを正しく教える人がいないからこそ、私が実際に体験し、体得したポイントでお話しします。

まず、この時期は、自分が苦しいだけではなくて、周りの人にも目一杯迷惑をかける時期だからこそ、学ばなければいけないことを早めにお伝えしていることをご理解下さい。
◎この二つの時期の学びの共通テーマは、「価値観の崩壊」です。

今まで信じている人に裏切られたり、会社をリストラされたり、人間を信じられなくなって離婚を考えるほど、辛い経験をする人たちがたくさんいる時期ですが、それまでにもたくさん辛い時期があったはずなのに、この時期の「闇の深さ」は、「人生初のブラックホール」だと思って覚悟しておいて下さい。

社会的(表向き)には、ある程度の経験を活かせる時期なので実力を発揮するチャンスが与えられたり、期待される時期ですので、昇進したり転勤したり一見、華やかに見えますが、その反面、心の中では誰にも言えない辛い経験をたくさんする時期だと覚悟して下さい。

お仕事を持って働いている人なら単身赴任を含め、朝から晩まで家を空けるご主人が増えますので、考え方の違いによる家族のコミュニケーションが取りづらくなり、一人一人の思いがバラバラになる時期ですが、「一人一人が、自分の生き方を考え直す重要な時期」だからこそ、色々な問題が起きているのだと思って冷静に対処して下さい。

早い人なら、37才の3年前(34才)くらいから始まりますし、遅い人なら42才の3年後(45才)まで続くほど、この学びは、決して、誰も逃れることができないほど、人生でもっとも重要な学びを経験します。

体調や疲れ方も大きく変わる時期だからこそ、昔から厄祓いの年齢でもありますが、「厄払い」の時期に大切な事は、怒らず、争わず、身を低くして生きることが大切です。
この時期に経験することは人によって大きく違いますが、この時期に必ず、会得しなければいけない大切なテーマを二つだけご紹介しますので、しっかり意識して下さい。

1、37才の学びは、それまで生きて来た「価値観と信頼が、右から左に変わる」ほど否定や破壊されますし、今後、どう生きたら良いのかわからなくなるという共通点がありますが、それまで大切にしてきた価値観が変わることを恐れずに、自分の立場や周りの人に裏切られたり孤独を感じたとしても泣き叫ばずに、「今、嵐が吹き荒れているんだ」と思って、身をかがめて日々をお過ごし下さい。

全てを失うほど恐怖を感じる人もいるかもしれませんが、苦しみを乗り越えるキーワードは、「もともと何もなかったし、誰もいなかったんだから、もう一度、一からやり直せばいいんだ!」くらいに軽く考えて、今ある目の前の現実やお仕事があることに感謝し、目の前に居てくれる人がいることにも感謝して、問題だけを見つめるのではなく、時がくれば過ぎ去る懐かしい思いだと考えて冷静に時をお過ごして下さい。
※37才の学びのテーマ:「信じたことが裏切られる」

2、42才の学びはもっとも辛く、それまで一生懸命に努力して積み上げてきたことが全て無駄だったのかと思えるほど価値観や自信が崩壊する経験をしますので、「価値観と信頼の上と下がひっくり返る時期」だと思って覚悟して下さい。42年間、大切に信じていたことが踏みにじられたり、否定されたり、もっとも嫌で避けたいと思っていたことが、目の前に突き付けられる時期だからこそ、冷静に対処して下さい。

事故や怪我をしやすい時期でもありますし、肉体的にも疲れ方がガクンと変わりますので精神的にも無理が利かず、感情的になったり落ち込みやすくイライラしやすい時期だからこそ、「今は、人生最大の台風の時期なので、何も考えずにじっと耐えてやり過ごすしかない」とあきらめて、日々のやるべきことだけを冷静に対処して下さい。42才の誕生日を迎えた瞬間に、最後の一年だとわかりますので、43才以降の人生を希望にするための創造や目的を探し始めて下さい。

もし、37才から42才前後で、この二つの重要な学びを経験していない人たちは、「体験しなくて良かった!」ではなく、いくつになってもこの二つの学びを身につけなさい!というほど、あなたがが気付くまで同じような事が繰り返されると思って下さい。

◎全ての人間に与えられているテーマは・・・
信頼と裏切りを愛に変えることと、こだわりやプライドを手放すこと」 だからです。

たまたま辛い「人生の学び」を体得していない人がいたとしたら、それは周りに徳の高い人がいて身代わりになってくれているだけですので、大切な人を失ってから気付くことになりますので、どうぞ、一日でも早く、現状に甘んじないで、この学びの視点を会得するために、今の自分で良いのかを見つめ直して人間として成長して下さい。

◎神様が与えてくれたこの学びの視点には、「自分という価値観を手放しなさい」という意味もあります。

本来、生まれた時に「自分」という概念は持ってないのですが、「自分という愚かな概念」を持ってしまったために、自分だけは…、自分だけは…と生きてきた結果、気付いていなかった「他人視点の欠如」を気付かせる為に起きていることですので、自分を正当化する愚かな部分を取り除くためにチャンスを与えて下さっていると思って下さい。

たとえ、「自分なんて本当は無いんだ!」と気付いたとしても、やっぱり「自分を守るための防御思考」はありますので、どんなことが起きても見ても聞いても、自分視点を他人視点で考えなさい!という神様からのメッセージだと思って、自分の価値判断だけで物事を決めつけるのではなく、相手の思いを理解する努力をして下さい。

傷付ける側と傷つく側の人がいるとしたら、実は、その二人の学びのテーマが同じだからこそ一緒にいるのですから、もしかしたら自分が知らないうちに誰かを傷つけているかもしれないと思って、「思いの二面性の学び」を体得して下さい。

嫌な人や場所を避けたり、誰かを否定して自分を正当化しても、あなたは何も成長しません。だからこそ、もっとも信頼している人にあなたは傷つけられる経験をしたり、傷つける経験を繰り返しているのです。

今、目の前の現実がうまくいっていても、うまくいっていなくても、実は、そんなことはどうでも良いと言えるほど、人間として生まれて来た全ての人たちに「愛の学びのチャンス」は与えられているのですから、あなたが見えている世界の景色が美しく希望に満ちあふれているかどうかだけが大切ですので、自分の力でどうにもできないことに対して挑もうとしないで下さい。

人生最大の「全てを歓びに変えるチャンス」の時期がこの年齢だからこそ、人生を歓びに生きる為の「心の視点を愛に変えるコツ」をお伝えいたします。

全ての人間が、生きていて良かった、生まれて来て良かったと思える社会にする為にも、あなた自身が愛の人になって下さい。

神や先祖は、その為に、あなたを見守っているのですし、全ての人が愛に溢れることでこの地球も救われるのです! 

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