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尊びをもって尊びとする

もし、あなたが周りの人から尊ばれる存在だとしたら、あなたは何を考え、何を行動しようと思いますか?

突然、そう聞かれても考えつかない人は、「尊びをもって尊びとする」という言葉の意味をまず理解して下さい。

 

「尊びをもって尊びとする」

この言葉の意味は、自らを尊び、周りの人を尊ぶ人こそ、尊ばれる人間になるという意味の言葉です。

ではこの「尊ぶ心を学ぶ」としたら、何から手をつけるべきでしょうか?

第一には、「自分が、自分を、尊い存在だ!」と思うことです。

親や社会にどんな扱いをされたとしても、あなた自身があなたを尊い存在だと認めることで、自尊心は形成されます。

もし、自分を尊い存在などと考えられない人がいたのなら、あなたが人間として生まれるまでにどれほど多くの父と母の血が繋がっているかを想像してみて下さい。

あなたの自己評価よりも、あなたをこの地球に存在させる為に苦労してくれた人たちの思いを感じれば、決して、自分を卑下したり、愚かな扱いはできないと思います。

自分に自信がない人がまずするべきことは、先祖をたどり、先祖が住んだ場所に立ち、そこで暮らした先祖たちの思いに触れることが重要です。

一度でも、先祖の地に立った人は、決して自分のことを卑下して考えることができないほど、命のつながりに感謝したくなるからこそ、自分のメンタル形成の為に「正しい先祖祈り」を実行して下さい。

 

二度と足を踏み入れることがない先祖地に立った人は、どこからでも先祖のつながりを思って感謝するだけで生きる力が溢れるようになります。

第二に、存在の感謝(先祖地の祈り)を終えた人は、自分の身の回りにいる全ての人に「ありがとうございます」を伝えて下さい。

一人で大きくなった人はいませんし、どんな親や先祖であっても命を育んでくれた親兄弟・親族がいますので、今、感謝を伝えられる人が生きているうちに「ありがとうございます」を伝えて下さい。
職場の人にも、言いましょう。

ふと、やさしい言葉をかけてくれた人にも言いましょう。

一人で悩んで苦しんでいる人にも、「ありがとうございます」を伝えましょう。

あなたは言葉をかけるたびに、実は、自分の存在に感謝できる人間になっていることを実感するはずです。

第三に、感謝が溢れて世の中のためや人のために何かをしたいと思うのならば、自分を導いてくれた人や目指したい人に「ありがとうございます」を伝えて下さい。

あなたが人に喜ばれる人間になるためにはたくさんの人から思いを学んだり大きい考え方を身につけなければいけませんので、道を教えてくれる人や師匠と思える人や先生と思える人たちに、こころからありがとうございますを伝えて下さい。

あなたよりも先に生まれて辛く苦しい人生を乗り越える方法を身につけた人に出会えた人はラッキーなのですから、先に生きてくれたお礼の意味で感謝の思いを伝えるのです。

ここまでできた人は、必ず、人に喜ばれる人間になっていますが、実際に、頭をさげて「ありがとうございます」

を言える人は多くはありません。

だからこそ、あなたがこの三つのステップを行動に移しながら自分をかえりみれば、スタート時点よりどれほど人間的に進化したかは、誰よりもあなたが知っているはずです。

感謝できないほど許せないくらい辛い思いをさせた人にも感謝できるようになると、あなたの目の前には素敵な人しか現れなくなりますが、それが続くかどうかは、あなたの日々の心がけ次第なのです。
教えられたからやってみる、こんな心では人には通じません。
もがき、苦しみ、葛藤しまくって、その苦しい思いを乗り換えた時に、あなたはまったく過去と違う人間に成長していますので、私の言葉を信じて行動してみて下さい。

愛や光を求める人たちより、ただ、感謝の行動ができる人に出会えた人こそ、素晴らしい神様に出会えたことと同じですので、どんどん成長して、最後はあなたが誰かに与えられる人になって下さい。

 

「無償の行いは自分の学び、有償の行いこそ他人の為になる」

ボランティア行為や慈善事業は、ただ受け取る、ただ与えるという「自分だけの学び」で終わりがちですが、誰かがあなたにお金を出してでも学びたい、体験したいと思えるものを与えられる人間にもしなれたなら、あなたは「与える喜びと現実の金銭の喜びの両方を得る」ことができます。

共に感謝しあえる仲間たちとつながり、与える喜びが人生の糧となるような人間を育てるために、誰もが学べる「心の学校」の開講準備をしていますので、どうぞ、ご期待下さい。

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