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【沖縄本島】 龍宮底神 四方祈り 1

2017年に沖縄本島の「東の龍宮底神(ウッパマ)」を開きましたので、今年は、「沖縄本島の東西南北の龍宮底神」を繋いで、沖縄の母神たちに喜ばれる素敵な女性たちが増えるための進化の祈りを行いました。

 

●2018年4月20日(旧暦3月5日) 東と西の龍宮底神つなぎ

 

 

 

●国頭郡東村を守る男女のシーサーにご挨拶したあと、ノロたちが守っている君南風殿内(チンペイドゥンチ)で神事の目的と許可、そして「見守っておりますよ」と言葉をいただきました。

 

 

 

(神言葉)

よう来たね~。
これからおまえ達がする事をちゃんと見守ってはいるが、くれぐれも島の人達に迷惑がかからないよう、行動や発言には気を付けておくれよ。
私たちは見守る事しかできぬから、人としての恥のないよう、神祈りをする事は大事だが、心してこの島の人に迷惑をかけぬよう、村の人に迷惑がかからぬような振る舞いをして下さいね。
私たちは、ただ、あなた達の気持ちだけをありがたく受け取ります。
見守っておりますのでよろしくお願いします。

 

●真水が海に流れ込む「やんばる国立公園 慶佐次湾」に行き、マングローブ群生林を見たあと、沖縄の仲間たちに後日、「水源祈り」をお願いしました。

 

命を守ってくれた水=男神=種元に女性たちが祈りをすることで生命循環が生まれるからです。

 

 

 

 

●東村天然記念物であるサキシマスオウノキの場所は、北山時代に大事な水や木を与えてくれた自然界の神々に感謝をする聖地であり、現在も、土地の方が大切に守って下さっています。

 

 

 

 

 

●美ら海水族館の近くにある本部町(もとぶ)の「備瀬龍宮」は2007年の沖縄五島神事以来、11年ぶりに来ましたが、本当に素敵な神々がいる場所です。

 

向かう途中の空には大きな龍が、お腹を丸めて「○」を見せてくれていました(^^)

 

 

 

これが「龍の頭」です!

 

 

本部の土地神に挨拶をすると言葉が降りました。

 

 

●本部の土地神様の神言葉

王族のもの達は、お前が来る事をとても喜んでいる。

よくぞ来てくれた。ありがとう!
そして、これからする拝みも、そして、これから回る場所も、
我々が一緒に応援し、サポートして行くから安心せよ。
そして、この地に繫がる王家の血筋の種元よ。

お前の知恵、力、足りない所は我々が応援する。
そして、この地に繫がる種元の命を貰った子よ。

その命の繫ぎ元を、どこにいてもよいので、必ずやその想いを繋ぐ事を、子供たちにも伝えておくれ。
我々が望む事は、ただその想いを理解し、想いを繋いでくれるもの達がいる事だけが、喜びである。
その事だけ伝えてくれればよいぞ。

よろしく頼む!ありがとう!!

 

 

 

 

 

●備瀬龍宮からの神言葉

宇宙から天の繫ぎがあり~
山から大地の母の繋がりあり~
龍宮の神から海の繋がりあり~
その恵みをこの島に繫いで下さり、心から感謝致します。
海の恵み、空の恵み、山の恵み、天の恵み、地、結ばんこと神の願いなれば、それ人の心繋ぐ事なりと我申す。
この繫がりの元を証、生かし給えて、心給えて、このみわざ、玉と玉の数珠となりて、ひとつの輪となり給え、心繫ぎ合わせてこそ、玉の働きなすもの。

自らの玉を生かす事、それなくば、玉さえ役目なし。

己の玉、みなの玉と合わせ給えと我申す。

御玉生まれまれし、すべての事、命玉、魂の玉、龍宮の玉、水の玉、風の玉、山の玉、宇天、地、結ぶ玉、結び合わせて、重ね合わせて、ひとつの玉となりけりことこそ、これ神の心と結ぶものなり。

己を掴まず、すべての想いを合わせる事、学び給えと我申します。
来て下さり、ありがとうございます。
来て下さった皆様もありがとうございます。

この地の神々を代表してお礼申し上げまする。

 

 

●伊江島タッチュウの神様からのお言葉

(神言葉)

うちなーぐち、わからずや苦労し。
海の想い、山の想い、人の想い、分かる心あれば…わかりますよね。
方言には方言の大切な意味がありまするが、その心を伝える人が少なく、途切れ途切れになる部分がありまするが、そういう人達の想いを伝える心が、方言にはありまする。
神役目の特別な方言もありまするが、それも神の人の役目、人の心にある言葉から、古き人達が大切にした心を学ぶ事を教えてあげて下さいませ。
私たちが何かをせよとは言えません。

その事を気付く人が増えてくれる事だけを願い、御霊の願いだけではなく、人を導く心を教える人が増える事を願っておりました。

人の命を守り繋ぐ事、これ心を繋ぐ事と同じなり。

人の命を大切にする事、それ食べ物を大切にする事と同じなり。

人の心を学ぶ事、それ人の道を学ぶ事と同じなり。
諸先輩たちの背中を見、その背中から何かを感じ、学ぶ心を持つことこそが、神道に繫がる心でもありまする。
海の水をあまく想ってはいけません。

明るく太陽が照る時は、素晴らしい恵みもございましょうが、日が落ち闇に入れば、それはもう、奈落の底まで落ちる闇の深さに包まれまする。
海にも、陰陽がございます。

夜の時間に、そのエネルギーを蓄え、陽の昼間の時間に、働く事ができまする。

つまり、海も安らかに眠る時間があるのでございます。

だから、潮が満ち、その安らかな眠りの準備が始まった時は、少し離れて、想いや願いをして下さいませ。
朝の満潮時からは、働くエネルギーと同じように、沢山の恵みを、生き物を通して伝えておりまする。

その生き物の精気を食べ物として頂き、その感謝をする事で人の心も繋がりまする。

命の恵みに近く住む人達の心には、命の繋がりを強く感じる心が育ちます。

命の繋がりが、遠く感じる人には、繋がりの意味が分かりませんので、海の恵みを、海のそばで頂く意味も教えて下さいませ。

どうぞ、よろしくお願い致しまする。ありがとうございます。

この龍宮の色は、龍宮のつかいの亀でございます。

その先端にある台座は、龍の子供、種、命の繋がりを示しておりまする。

どうか、いつかその時間がございましたら、拝みをして下さいませ。

龍宮の神も喜ぶことでございましょう。

 

 

伊江島のタッチュー(城山)の神様、いつも美味しい「島らっきょう」を届けて下さり、ありがとうございます。

 

●「備瀬(びせ)のフク木並木」も素敵でした(^^)

 

 

 

 

備瀬のご先祖様たちが、お礼にグソー番の証である「猫」の姿でお礼を示して下さいました。

 

 

●古宇利島の綺麗な海でゆったり昼食を取ろうと車を走らせていると、龍が上がり、神々の感謝の思いを感じました。

 

 

 

 

 

●「西のウッパマの龍宮底神」にご挨拶に行くと、優しい女性の声で色々な思いを教えて下さいました。

 

 

 

注)手前にある二つの門番に挨拶して通らないと、正式な拝みは通りません。

 

 

 

(神言葉)

いいかしら~・・・

どうしても貴方達がやりたいのであれば、私も力を貸しまするが、この地、沖縄を守る事は、大変な事で御座いまする。
私達も沢山の願いをされ、またその想いを遂げる為、力を貸してきましたが、なかなか四方全てを守り、その力を愛を持って発信する、心温かき女性のような、母のような、祈りをする方がなかなかおりませぬ。
男のような強き想いで、必死に願いを乞い、またその力を使おうとする者達もたくさん見てきましたが、それは必ず誰かに静止させられたり、ぶつかる事が増える事になってしまいまするが故に、このユチン架けの龍宮底神祈りについては、本来、女性が持つ最も優しき心、母なる心を持ち、どんな事があっても、その全てを受け止め、呑み込み、愛する子・孫・子々孫々を育てるように、この島の全ての人の心や、生命全てを、植物全てを、海の中の循環のように生々流転とつながります事を私も祈っておりまするので、温かき母の心でお願い致しまする。
私は確かに、この全方位を守る番を持っておりまするが、陰陽架けをするには、男が女を、女が男を架けなければいけません。

つまり、東が西へ、西が東へ架けなければ、この架け橋は出来ないので御座いまする。
夢虚ろにそれを繋がりを、教える事をしておりまするが、なかなかその事を気付かず、自分の一方方向での祈りをする方が多い為、その力は、片手落ちになってしまいまする。
西・母、全方位の大きな守り神としては、我が子を育ち見守るように、東の子を守り願い致しておりまする。
そして、その希望となる、にい軸(北)、うまのふぁ(南)、ともに見守りし、父・母、両極対局の中庸となるもの、命の元・種子を生み出し、またそれを育みそだてるは、女の腹の力、母の腹の力で御座いまする。
疑わきは戦わず、受け入れてみて、違えば払えば良しとする、大きな心を持ちながら、敵を作らず、自らを落とさず、また戒めず、愛を持って心の底から感謝で溢るる祈りとして下さいませ。

私が願う事は、それだけで御座いまする。
そして、我が子のように生み育てた男達がこの世に立ち、その本来の希望となる光を発信する事を、出来る事を、心より願っておりまするが故に、陰陽ともに認められた東の龍宮底神神巫女・神男、ともにこちらでも承認させて致しまする。
西・東、この沖縄を守る左右、大事な東西の架け橋となることを、命の守り番の鍵、お渡し致しまする。
手を出し受け取りなさい。

=口笛=

この鍵、一人で開ける事は出来ず、共の鍵(男女2名)を刺さずば、ここは開きませぬ。
陰陽ともに働きまして、この地から神導き、命の繋がり、導き願い致しまする。
我が子を育てるように、祈りをして下さいませ。
大きな龍も動きますでしょうことを、お慶び致しまする。
ありがとうございます。
本当に来てくださり、ありがとうございます。
鍵の承認番ともに、番人の手へこれを授けて下さいませ。

この玉、とても大切な玉、命を守り繋ぐ玉で御座いまする。

龍宮東の番人、その方に差し上げて下さいませ。

よろしくお願い致しまする。

=口笛=

ヤァ〜、サティ〜ム〜キサマ〜、ヤァ〜キム〜ウシヤ〜サティ〜ク、
ヤマツ〜、クニツ〜、アマツ〜、
カムシオノ(神潮)~道~ 歩き給え〜~
カムシオノ(神潮)~道~ 歩き給え〜~~
導き致しまするよぉ〜。

 

 

私たちの龍宮神の拝みと龍宮底神の拝みが終わった頃、美しい夕日を見せて下さいました。

 

 

 

翌日の「北南の龍宮底神祈り」に続きます。

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