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2020年09月18日 メッセージ

世の中の動乱がどうあろうと、自らが自らの判断で生きるためには、必ず、先人の知恵が必要だ。

世の中がどれほど進化しても、人間が寄り添って生きる知恵は、生涯、変わることはない。

自由を謳歌し、個人主義を主張するものほど、誰かに守られて生きていることを忘れている。

私たち人間は、どんな状況に陥っても、お互いに命を守り合う仲間が誰なのかを知らないと生き残ることはできない。

家族が大事と言いながら、親と離れて住んでいる人が多い現代は、一人一人が今、住んでいる場所で誰が自分の命を守ってくれるのかをわかっていなければ、いくらお金があっても、友達がいても、いざという時の対応などできないものだ。

誰もが緊急時になると、自分の命を守る行動に出る。

その時、大切な子供や家族が近くにいない場合を考えるとき、一人一人が自分の決断で生き残る知恵を持たなければ、生き残れない。

親も子供も老人も、その知恵と覚悟をする必要がある。

科学や文明の進歩に、依存してはいけない。

上手に付き合いながら、自らが大切にしたい命を守る知恵を仲間たちと考え出しなさい。

後世に伝え残す知恵、生き残る知恵、そのための人との付き合い方を全ての親は教えらるなければいけない。

 

🔴 困窮を極めた時、人は本性が出る

私たち人間が愚かなことは、常に、喉元過ぎれば熱さを忘れる、である。

過去から学ぶ事もせず、ただ対応にだけ追われているなら、自分が愚かだと気づくべきである。

正しいか、正しくないかは、常に現場の判断だからこそ、他人が口をはさんではいけない。

人を罵倒、愚弄する人間は、必ず、その吐いた言葉の通り、自分の人生が怒りに包まれ愚かな経験をすることになる。

自分の意見を言いたいならば、まず、相手に意見を言えるほどの、責任と覚悟を持って対等に向き合う人としての礼儀を重んじなければいけない。

非礼は無礼となり、礼儀を重んじない人間は、最後まで、自分の事ばかりを口にする。

尊敬と敬意を間違えては、いけない。

尊敬する人とは、自分の愚かさを許してくれながら、成長するために必要なアドバイスをくれる人である。

本来ならば、親がその役目のはず。

しかし、現代では、親に感謝もできず、尊敬の心もない愚かな人間が増えすぎたと思う。

誰もがおかしいと思う行動をしている時に、相手を注意するのではなく、自らの覚悟を持って、自らの判断の行動をするべきである。

これができない人間は、大地震の時に先頭のあとに続いて谷底に落ちていく、ドブネズミの法則と同じ運命を辿ることになる。

もっと正しい理性と判断を持って人間は、生きなくてはいけない。

大切な命を守りたいのであれば、よけいに、考えることが必要だ。

 

 

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