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マザー・テレサと神様の対話記録

1998年頃、21世紀を迎える前に、世界中が大混乱した時期がありました。

今のコロナウイルスで「世界同時の学び」をしているのと同じです。

当時の現実世界は、西暦2000問題によるコンピューターが停止するというデマや、ノストラダムスの予言を含め、不安を抱いた人たちは宗教や精神世界に希望を見出そうと、多くの人たちが勝手な愛の完全形を求めている時代でした。

その当時、多くの女性たちが理想に掲げていたのは、1997年に亡くなった「マザー・テレサ」でした。

マザー・テレサ(Mother Teresa, 1910年8月26日 – 1997年9月5日)、あるいはコルカタの聖テレサ(Saint Teresa of Calcutta)は、カトリック教会修道女にして修道会神の愛の宣教者会」の創立者。またカトリック教会の聖人である。本名はアルーマニア語でアグネサ/アンティゴナ・ゴンジャ・ボヤジ(Agnesa/Antigona Gongea Boiagi)、アルバニア語でアニェゼ/アグネス・ゴンジャ・ボヤジウ(Anjezë/Agnès Gonxha Bojaxhiu)。

マザー・テレサが1997年に亡くなったことで多くの人たちが希望を失い、絶望感に打ちひしがれていたので、私はマザーテレサの魂にアクセスして会話をしました。

私「あなたはなぜ、世界中の悲しみや苦しむ人たちを救おうと思ったのですか?」

マザー・テレサ「私は誰も救おうとは思っていません。

ただ、私がしたいことが、病気に苦しむ子供たちや大人たちの救いになればと思って行動しただけです。」

私「でもあなたの行動のおかげで、世界中の多くの女性たちが看護師になり、命を救う尊さと喜びを感じています。それは、とても素晴らしいことではありませんか?」

マザー・テレサ「私はそういう若い看護師たちに、いつもこう言っていました。

あなたたちは、自分が人を助けられると思って看護師になりたいのならおやめなさい。

だって、現実はそう簡単ではありませんよ。

目の前で年端かもいかない子供達が次々に亡くなっていく姿を見て、私たち看護師は泣いてはいられないのです。

自分を律して、強くあらねば、命を支えることはできません。

子供の命をいくら支えようとしても、私の腕の中で亡くなっていく子供たちもたくさんいました。

その時、私は神に問いました。

なぜ、この子の命を天に召すのでしょうか?

私の命と交換することはできないのでしょうか?

私はそれだけで、十分なのです。

私が命を捧げることで多くの子供達が救われるのなら、どうか、私の命を召して下さいませ。

神様「私たち神は、あなたのいうように命を操作はしていません。

その子供は、その子供の天命として今、天に召されたのです。

だから、どうか、悲しまないで下さい。」

マザー・テレサ「なぜ、私の命を天に召さず、子供達の命をたくさんマラリアで奪うのでしょうか?」

神様「私たち神が、マラリアを広めたわけではありません。

人間が産み出した病原菌を私たちがどうにかできるわけはありません。

あとは、あなたたちの愛で変えることができるかどうかだけだと思います。」

マザー・テレサ「では、私たちが愛の塊になり、子供達に愛を注げば生き延びる子供たちもいるのでしょうか?」

神様「それは、あなたたち人間次第です。

人間が創り出したマラリア菌をどうするかは、人間が決めることですし、私たちはただ、あなたたちの行い全てを見守ることしかできません。」

マザー・テレサ「神は、絶対ではないのですか?」

神様「神を絶対と言ったのも人間ですよね?

私たちは、そういうことを言ったことはありません。

ただ、人間が神を信じるかどうかより、自分たちの行いを自分たちで解決できる力があるのだよと伝えただけですが、なぜか、あなたたちは、勝手に、私たちの存在意味を違う意味に変えてしまいました。

でも、それも人間がしたいことならと私たちは見守っています。

いつか、気付く人たちが増える時代が来ることを願っています。」

マザー・テレサ「私たち人間が、私たちの行いを懺悔し悔いることよりも大切なことは、私たちが希望の行動をすることなのですね。

それが、私たちの愛を大きくすることになるのですね。」

とマザーテレサは、教えてくれました。

私「最後にひとつ、教えて下さい。

あなたはマラリアの子供達のテントに行き、誰も直接、肌を触れないように注意している中で、重症のマラリアの子供達を素手で抱き抱えていましたが、あの行動の意味は何なのですか?」

マザー・テレサ「私はあの時、とても、疲れていたのです。

多くの政治家や経済人に私を賛美するよりも、医療に資金提供をするよりも、世の中をもっと健全な方向へ導いて下さいといくらお願いしても、お前たちの医療行為事態が経済行為であり、それは経済があってこそ成り立つものだから、お前はただ医療従事者たちの希望の存在としていればいいんだ。と言われたあとだったのです。

だから、私は自分の命がどこまで使えるのかを神に問うように、政治家や経済人たちを問うように自分を試していたのです。

だから、本当に申し訳ありませんが、あの時の行動は、愛ではありませんでした。

私を世界中の人たちが賞賛してくれますが、私は最後まで人間たちの愚かさに苦悩していたのです。

命を救うことに苦しみはありませんでしたが、全ての病気や問題も、人間が起こしたものだと神に言われて、私は自分が信じたことが正しかったのかを問いていた時期だったのです。

でも、亡くなる最後に気づきました。これが私の役目だっということに・・・」

私「長い時間、ありがとうございます。まだまだ人間は愚かな支配体制を変えることはできませんが、きっといつか、気付く時期が来ると思いますので、どうか、私たち人間を神と同じ位置から見守っていて下さい。ありがとうございます。」

1998年に、マザー・テレサの魂と対話した記録

 

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