メニューには思想が宿る
これは、外食産業の「すかいらーく」創業者・横川竟さんの言葉で、2月25日放送カンブリア宮殿で放送されました。
番組の趣旨は、コロナ禍でも新しいことにチャレンジしている素晴らしい経営者の発想を紹介していましたが、私は、これは「人生の生き方」に似ている思ってメモしておきました。
飲食業で考えると、食材、調理方法、調理技術、お店のサービスレベル、人のサービスレベルと思い浮かびますが、「人生におけるメニュー」とは何でしょうか?
1、まずは、その人の「売り」は何か?
2、その人が持っている「本質の素晴らしさ」
3、人に接した時の態度、空気・雰囲気・イメージでしょう。
そして、もうひとつ大切なことは「日々の心がけ」だと思います。
私は常に、会った人の「所作」をまず最初に見ます。
言葉使いや洋服のセンスやお化粧や器量の良し悪しではなく、奥底にある心の中の思いは「所作」に必ず、出るからです。
初対面の人でも会話が始まると、すぐにどんな職業かを聞きますが、「所作」から職業に照らし合わせると、「その人となり」がすぐにわかります。
「所作」を学ぶには、「道」とつく世界にいないとわかりませんが、「サラリーマン道」という道もありますね。
普通の奥様たちも、「子育て業という道」や「後輩や部下を持っている人たちの「先輩後輩道」でも学べます。
どの世界でも、必ず、一流の人がいますので、30代までにどれくらいたくさんのジャンルの一流人に会って体験談を聞けたかで、40代以降の生き方は大きく変わります。
あなたがもし、家と会社の往復の人生だけなら、何の成長もしませんし、ましてや「リモート」などで仕事を続けていると「生き残りの術」など永遠に学べません。
どうか、親の価値観に逆らってでも、自分の道を見つけるためにもたくさんの一流人に出会って質問して下さい。
世の中のどんな成功者でも、最初はあなたと同じ普通の人だったのです。
学歴や出身大学や会社の名前や年収だけで評価される時代は、とっくに終わっていることに早く気づいて、本物の人たちに出会って下さい。、
人生は、泣いても笑っても一回こっきり!
やりたいことをトコトンやって死んで下さい!
それが私の願いだからこそ、若い人たちにも、先輩たちにも、死ぬまでカッコよく生きて下さいとお願いします。
親御さんたちの手を離れて、世の中で頑張っている人たちは、ぜひ、自分の時間とお金を使って新しい出会いを求めて下さい。
あなたが誰かに、「あなたの人生の思想は何ですか?」と聞かれた時に困らない生き方をして下さいませ。 (^^)