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【解脱の真理】第八話 札幌で霊視してもらった体験

青森県弘前市で「天使さん」に出会った体験は、私にとって初めて「100%信じられる人間」に会えた瞬間でした。

それくらい、「何も自分の思いが無い人」にあったことがなかったからです。

人はいつも、自分の思いと、他人との思いを分けて考えますし、正当化するためには嘘も平気でつきます。

それは、純粋すぎる人間にとって、全ての人の心が真っ黒に見えてしまうのです。

小学生以下の子供たちもみんな同じ体験をしますが、大人を見て同じように、自分にも他人にも嘘をついて生きることを平気でやれるようになってしまうのです。

子供の頃から全ての人の心の中の想いが読めてしまい、その人の過去も未来も見えてしまう体質の人間にとって、嘘をつきながら現実を生きることは、とてもつらいものなのです。

社会へ出てすぐに、自分の人間的な未熟さを責められ、自分が感じたことを全て否定しなければ生きていけなかったので、会社で出世するためには自分が感じていることやわかったことを全て否定して、相手に合わせて嘘をつく生き方をしてきました。

青森から帰ってくると、また自分に嘘をついている人たちに囲まれますので、解脱したのに、また、「嘘をつきながら人間として生きるしか無いのか?」と悩み続けていた日々でした。

そんな時、20年前から知っている知人の奥さんが突然、家を尋ねてきてこう言いました。

「さっき、札幌の霊能者のところに行ってきたの、話を聞きたい?」

それはお前が話したいのだろう?と思いましたが、こう質問しました。

どんな人だった?

普通のおばさん、優しかったよ!

いくつぐらいの人?

50代かな?年齢不詳だわ。

何を言われたの?

大丈夫だって、私。

あなたはどんな困難でも必ず、乗り越える強い力を持ってると言われたよ。

いい感じの人だった?

うん、セッションのあとでお茶を飲んだけど、やさしいおばさんだったよ。

私は、これまで「霊能者」に会うことを極力、避けてきました。

理由は、テレビに出ている有名な霊能者でも、どんなすごい力がある人でも、どんな人間かがすぐに分かってしまうので、会うことが嫌だったからです。

しかし、この奥さんは昔から嘘は言えない単純なタイプなので、霊能者の体験談を聞いていると、どんな人かがわかったので、初めて今の自分を確認したくなり予約をお願いしました。

予約した日に事務所を訪れると、一人の女性が立っていました。

その女性は、私の全体をゆっくり見渡したあと、「何をしにきたの?誰かの紹介?」と聞かれたので、正直に説明しました。

今の自分はこれで良いのか、普通の人間として生きていけるのかを悩んでいると、相談内容を言いました。

すると、その女性は、「私の後ろに座って下さい。私はこれから自分の神様にあなたのことを聞きます。

もし、YESならこの大きなおリンが持ち上がるし、NOの場合は持ち上がりません。」と言って、大きな神棚の前に座りました。

女性の後ろに座って、ボーと、その女性の後ろ姿を視ていると、上のほうに大きな顔が二つ見えました。

一人は、イエス・キリストです。

もう一人は・・・仏教の袈裟をかぶったお坊さんで高齢の高僧だと雰囲気でわかりました。

すると、霊能者のおばさんが振り返って、私にこう聞きました。

「あなたは10年前にも同じことを神様から言われたはずですが、その時はキャンセルしましたね?」

はい、現実が厳しかったので・・・

「今回の依頼は、今世でもう最後だそうです。

今回、キャンセルすると、今世では一生、二度と、このチャンスはもらえないそうです。

どうしますか?やりますか、今回?」

頭にきましたが、事実なので、「やります!何があってもやります!」と言いました。

「わかりました。では、そのことを神様にお伝えします。」

もう何度も「地球を救う!」って宣言してるのに、聞こえないのか?神々には・・・

どうなってんだ、この仕組みは・・・と心の中で呟いていました。

しばらくすると、また霊能者の女性が振り返り、こう「お告げ」を教えてくれました。

「あなたに与えられた力は、霊視と透視です。

でも、あなたはもともとその力を持って生まれていたのに、自分で封印しましたよね?

あなたが今回の依頼を引き受けると報告すると、二人の守護存在が降りてきました。

一人は、イエス・キリストです。

もう一人は、あなたの16代前のご先祖で高僧のお坊さんです。

これでよろしいのですね?

本当に、今回の契約を実行なさるのですよね!」と念を押してきました。

しつこいなあ・・と思いながらも、「やりますよ!」と少しいらつきながら言いました。

彼女は振り返って、自分の守護存在に心の中でお礼の言葉を述べているのが、透視の力で聞こえてきました。

二人で椅子に座り、お茶を出してくれて彼女は自分の体験談を話し始めました。

私は20年くらい前に、結婚して子供を育てている時に、突然、「神様からの依頼」があり、それをやると決めて自分にできることをしていました。

たくさんの人たちに会ってアドバイスしているのに、知らないうちに私の陰口が広まり、私の言葉を信じて感謝していた人たちまでも、全て離れていきました。

夫にも見放され、子供たちを食べさせるためにいろんなアルバイトをしてこの仕事を続けましたが、最後は挫折してやめたのです。

子供が大きくなって手を離れる時期まで一旦、この仕事をやめようと決めていたのですが、どんどん神様からの依頼が厳しくなってきて、「お前の子供の成長を待っている余裕はない。

その子たちの未来を今、作っていかなくては間に合わなくなるぞ!」と言われたのです。

「このままでは、この地球には残された時間が少ないのだから、すぐに自分にできることをやりなさい」とも言われたのです。

すごく、つらかったです。

一人で誰も理解者がいないうえにお金もなかったのですが、「やります!」と決意したあとすぐに、この場所を特別安く貸すから借りてくれ、と連絡が来たのです。

この場所は、昔、私が初めて借りた場所だったうえに、同じ部屋を神様が用意して下さったのです。

でも、そんなにお客さんはやって来ないし、このまま続けようか、場所をもっと安いところに移そうかを迷っていたところだったんです。

そんな時に、あなたのように大きな役目を与えられた人の判断をすることになるとは・・・、あなたのお役目は相当、つらい人生になると思いますが、大丈夫ですか?」

私は、大丈夫です。

生まれてからこれまでの人生で出会った誰も、100%信じられる人はいなかったからこそ、勝手に相手のことがわかる力にたくさん苦しみ悩みましたが、先日、青森の弘前市で「天使さん」に出会ったのです。

そんな人間はいるわけないと思っていたのに、本当に生きている天使さんに出会ったのです。

だから、もういいんです。

あんな高レベルの魂の人まで降りてくる時代ということは、この地球は本当に危ないのでしょう。

サラリーマンも14年間やりましたし、自営業も5年やりましたが、十分、お金を稼ぐ体験や好き勝手もさせてもらったので、あと10年生きるのか、30年生きるのか、明日、死ぬのかはわかりませんが、悔いのない生き方をする自信と覚悟はあります。

家族は、大丈夫ですか?

妻はいますが、子供はいません。

もし、子供が生まれたら私と同じ霊的能力が高い女の子が生まれると分かったので、作らないことを妻と話して決めました。

妻には、他人のために生きるので苦労はかけるが、良い意味で「私のことは諦めてくれ」と伝えています。

いつ死んでも仕方がない役目なので、遺書を書いてあることも伝えてあります。

俺が死んだあとに読んでくれ、と伝えてあります。

こんな俺を支えてくれる素晴らしい女性なので、ただ、感謝しかありません。

それと、妻も、家族も、知り合いも、大切な全ての人の命を代償にされたとしても、私は自分の役目を果たすと決めていますので、安心して下さい。

きっと、大昔から大事な時期にはこういう人間が目覚めさせられて、強制的に役目を果たしたのだと思います。

日月神示(ひつけしんじ)も出口王仁三郎も同じだと思いますし、きっと、私の後にも同じような人が出るはずです。

だから、自分だけやらないなんて言えませんよ。

霊能者の彼女は、自分の体験以上の覚悟をしている私の言葉を聞いて、泣いていました。

本気で多くの人の命を救う役目を果たすには、家族に命乞いされても、その人を置き去りにする覚悟が必要ですが、なぜか、私は子供の頃からその覚悟は持って生まれていたと思います。

いつでも死ねる覚悟があるからこそ、「死ぬまで本気で生きる!」と決めたので安心して下さいと伝えました。

それと、あなたは神棚に向き合うのはお客さんが納得するためのパフォーマンスで、本当は会った時に答えを伝えることもできるはずでしょ?と言いました。

すると彼女は、「あなたの言う通り、お客様が来る前日からサインが来るので、どんな問題を抱えている人かは大体わかります。

でも、以前のつらい経験があるので、お客様が納得しやすいパフォーマンスも必要だと思ってやっています。

昨日、あなたが来ることを感じた時、初めて恐ろしいほど強いエネルギーの持ち主が来ることを感じたので、本当は、予約をキャンセルしようかと思っていたのです。

すると神様から「明日の客は自分の今後のためになる魂の持ち主だから、どんなにつらくても向き合いなさいと言われたのです。

彼女は、喜びと感動で、ただ泣いているだけでした。

一人で子供を育てながら、見えない世界の思いを伝える苦しさをたくさん感じました。

代金を渡して帰ろうとすると、「これは私がもらっていいのですか?私はあなたのお蔭で生きる力をもらいました。だから・・・・」

いいじゃないですか、お互いに誰も信用できない苦しい人生を歩んできた同志ですもの、今は、私があなたにお金を渡す役目なのです。

いつか、私が他の人からあなたの感謝の思いが回り回ってくると思っていますので、今回は、受け取って下さい。

立ち上がって、帰ろうとすると急にドアが開き、どこかで顔を見たことがあるおばさんが立っていました。

「あ!あなたはこの前、引越し先の風水をやったほうがいいよと教えた人ですよね?」

あー、思い出しました。あの時は、ありがとうございます。

「あの時は本当に不思議な日で、あの喫茶店は、月に一度だけ四柱推命を見るためにいくんですが、毎回、喫茶店の女性オーナーが予約でいっぱいにするので、私は行くだけなんです。

でもあの日、突然、午後の1枠がキャンセルになったと言われたあとに、あなたの予約が入ったと聞き、あなたがやって来たんです。

あなたが帰ったあとオーナーから聞いて驚いたのは、事前に予約して突然、キャンセルした人も「吉岡さん」だし、あなたも「吉岡さん」でしょ?

自分で予約して、キャンセルして、また予約を入れたの?」

そんなバカなこと、するわけないでしょ。

あの時は、私も急に知人から電話が来て、普段、予約が取れない占い師が来るから引越し前に聞いてみたら?と言われ、私が知りたい内容と一致したので行っただけで、あのお店は初めて行きました。

「あらまあ、そうなの!何、今日ここに来たということは、何か相談事?

だったらあなたも、四柱推命を勉強した方が良いわよ!

きっとお仕事の役に立つと思うわよ!」と営業をしてきました。

このおばさんは、霊能者の女性の生徒で、四柱推命を習った人だとすぐにわかりましたが、私を自分の生徒にしようと営業していることが、心を読んでわかりました。

すると、霊能者の女性が、「余計なことを言うんじゃないよ、◯◯さん!

この吉岡さんはね、あなたが想像もできないくらいすごい力と役目を持っている人なので、四柱推命なんか勉強しなくても、何でもすぐに分かってしまう人だから、余計なことを言うんじゃないよ!」と叱っていました。

その言葉を聞いて、そうなんだ、私はそんなにたくさんの力があるんだと自覚したくらいです(^^)

自分が選んだようで実は、全てえらばされているこの人生で大事なことは、「タイミング」です。

あとでゆっくり考えてみようと思っている人は、常に、ベストタイミングを逃します。

この世に起きることは「全てベストタイミング」で動いていることを確認したので、知らない誰かに会いたいと思ったことも、会いに行ったこともありません。

「必要な人は、必ず、会える」と分かっているからです。

自分から求めれば「自欲」で心が曇りますが、本当は、求めなければ情報やチャンスは必ず、やってきますし、ただ「選択だけで叶う世界」だと覚えておいて下さい。

私たち人間には、「選択と創造力」だけ与えられていることを深く理解した瞬間でした。

 

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