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【経済】景気に逆行する株価上昇、落とし穴は?

毎日、お仕事子育て、ご苦労様です。まだ、マスコミは大きく取り上げていませんが、お金の運用を気にしている人たちや、お金を増やしたいと思っている人たちは、現在の「株式相場の上昇」に乗っかろうとしている人たちもいるはずです。

3月末から急激に上がった株式相場の原因をテレビ番組で解説していましたが、その内容があまりに陳腐なので驚きました。

経験も情報もない一般庶民に、「今あるお金を上手に増やしませんか?」という誘い文句で、多くの金融商品が売り込みされていますが、よく考えて下さい。

●コロナ禍で企業業績が大幅に落ち込む会社が多い中、なぜ、先に株式相場だけ上がるのでしょうか?誰かが裏で、仕掛けているとは思えませんか?

●あなたは株式相場のメリットとデメリットを、全て把握して正しい判断をできる人ですか?

 

1986年12月から1991年2月まで仕掛けられた5年間の日本のバブル経済は、世界の大金持ちのマネーゲームの場として日本が選ばれた結果ですが、日本のあと、すぐにシンガポールバブルを起こしたほど、大きな力が株価を操作していることに気づいて下さい。

マネーゲームに勝つ方法は、一番最初に買って、一番先に売り抜けることですが、世界一の株式投資のプロでさえ、動かすお金は全体の1/3、残りは常に寝かせて様子を見ていると言っています。

マスコミ情報で庶民が知った段階は、もう遅いのです。

私のこの記事を読む人たちは少数でしょうが、あなたの家族にもし、「株式を始めようかと思っている人」がいたら辞めさせて下さい。

素人が手を出して、勝てる場所ではありません。

昔から小豆相場、先物取引、金、株式、FX、ビットコインなど多くの金融商品が出てきましが、個人の少額投資から初めさせて、「もう少し、ここでもう少し投資すれば確実に増える!」と思わせたあと、最後に一気にスッパ抜いて価値を下げるのがプロの仕事ですので、どうか、マネーゲームにハマらないで下さい。

テレビ番組で語られていた2ヶ月間の株式上昇の分析は、アメリカのワクチン摂取率が高まり経済が安定してきたことに加え、「金あまり需要」を利用して今まで投資したことがない若い世代の個人投資家が増えていることを伝えていました。

つまり、「金融市場に無知な人たちからお金を巻き上げるプロ」が、日本はもうバブルも忘れた頃だろうと、また動いているだけなのです。

昔の人は、人間の愚かさを良い言葉で残してくれました。

「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」

金融システムの本質をお伝えしておきますが、世界中の一般庶民がお金をいくら動かしても利益はたかが知れていますし、素人からお金を巻き上げるプロたちは時間をかけてあらゆる手段を使って民衆意識を動かすことを計画的に実行しています。

国家経済も金融市場も同じ目的で動いているからこそ、庶民の知識とネットワーク情報では、上手く乗せられて大損するのがオチなのです。

ちょっと儲かった人の話を鵜呑みにしないで下さい。

必ず、その後に大きな損失を出しています。

一つの実例をご紹介します。

20年前に日本一の詐欺師にだまさらた人から話を聞きましたが、預金を元手に借金で3億円借りて建てたマンションを法的に一切、問題がないよう準備されて、5年かけてマンション一棟を丸ごと取られたと言ってました。

庶民は一億、二億と預金があればお金があると勘違いしますが、昨日は、退職金が一億円の70代の社長の車が2億円で、2年に一度、買い替えをしている話も聞きました。

あなたの100倍、1000倍のお金を持っている人たちのマネーゲームに時間をかけるより、どうか、自分で畑を借りて命を育てる勉強をして下さい。

マネーゲームでいくら稼いでも、子供達に教え残すものは何もありませんよ!

最後に重要なことをお伝えしますが、世界の経済の60%以上を動かしているのはたった数%の人たちですが、この人たちは庶民の意識をコントロールするプロだからこそ、マスコミやニュースを使って話題を作り、庶民に増えるかもしれないと信じさせることが上手いのです。

素人の歌手を世の中でヒットさせる人たちも、同じ手口を使っています。

モデル・タレント・歌手・役者・プロダクション・番組制作会社の社長から聞いた情報を合わせると、お金をかけて話題を作り、ニュースやテレビに取りあげられて認知度を上げ、ファンの裾野が広げて「皆さんに作られたイメージで信用させる」ことで利益を得るお仕事をしています。

明言しておきます。

2021年の急激な株式相場上昇は、5年間は持ちません。

現在は、ネット情報が早すぎるので、勝負期間は「3年間で仕掛ける」はずです。

つまり、2021年は種まき、2022年は二次・三次の金融関連産業も上昇させて株価安的の下支えを作り、顧客を信用させたあと、2023年に急に下落して、またお金持ちは多額の利益を得て、庶民の多くは投資した資産を全い、借金だけ残流ことになるでしょう。

「経済による民衆意識の誘導」は、皆さんのような一般庶民を信用させて多くの借金をさせることで、長期的な安定した利益を得る仕組みになっているからこそ、最大の金貸業者である銀行が偉そうに、のさばっていられる時代なのです。

「他人のふんどし(お金)で相撲をとる(利益を得る)」のは、最低の職業だと認識して下さい。

お金のことも、生きるうえで大切な価値観も、視野を広げて子供達に残せるものを大人は考えて下さることをお願いします。

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