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看護師さんには感謝しかありません

昔からなぜか個人的にも仕事関係でも「看護師さん」と接点が多いので、人に言えない悩みや相談をよく受けます。

常に、「死」が目の前にあり、家族や病院からは、全て完璧にやり切っても「当然」と言われる厳しい世界なのです。

医者の勉強不足や人間的な愚かさをよく知っていながらも、絶対に、口にしない賢い看護師さんが、全国にたくさんいます。

私も何度か入院しましたが、自分で何もできない社会的弱者になると、病室で看護師さんの優しいたった一言が、天使に思えるのです。

自分勝手なことを言っているのは患者自身もよくわかっていますが、ただ愚痴りたかったり、慰めてほしい人ばかりが入院していますので、看護師さんは仕事をちゃんと引き継ぐこと以上に、患者に対する接し方を先輩から厳しく指導されています。

だからこそ、私たちは看護師さんたちが抱えている人間的な思いを知らなければ、「失礼」だと思いますので私が会った看護師さんたちの体験談をご紹介します。

●私が出会った看護師さんたちが抱えていた思い

・看護学校に通っていた20歳の看護師さんは、受け持った5歳の子供が息を引き取るのを見て、ただただ泣いていた若い看護師さん

→誰もが経験する道なので、優しい先輩はただ見守ってくれます。

・白衣の天使に憧れて病院に配属されてから医者の傲慢さと男のバカさにトコトン頭に来たけど、笑顔で我慢してる看護師さん

→解消方法は、旅行・お酒・セックスと趣味に没頭

・自分が宿直で担当すると、よく患者が亡くなる看護師さん。

→このケースは患者さんが最も信頼できる人だからこそ、安心して死を迎えた証なのです。魂のレベルが高い人なのです。

・夫の仕事がうまくいかず、鬱になったので生活費や子供の養育費まで自分で稼いで家族を支えている看護師さん

→なぜか、ダメ男が気になってしまう看護師さんも多いですので、どうぞ、ご注意を。

・婦長にまでなったけど、現場の人間関係ががあまりに嫌だったので看護師の教育施設の先生になった看護師さん

→二度と、現場は嫌だと言ってました(^^)

・医者と看護師、看護師同士、事務局長との人間関係が嫌になると病院をいくつも転々とする看護師さん

→どこでも働けるすごい順応力がある看護師さんですが、個人的な悩みはつきません。

・医療現場の最終判断をするべき若い医者ができないために、一生懸命に支えても「自分は正しい、お前が悪い」と主張するアホな医者たちが多いので、医療現場を辞めて、介護関係の施設に勤めている看護師さん

→50代になると、多くの看護師さんたちが病院を離れる決断をしますが、とても良いことだと思います。

「死を担当するからこそ、喜びで送ってあげたい」という心の優しい人たちです。

今の時代、自宅で死ねず、病院でも死ねない人たちの場所として「介護施設」もありますが、毎月25万円から30万円もかかる介護施設に入れる人は、たっぷり年金がある人か、たっぷり預金を持っている人だけなのです。

毎月30万円、1年間で360万円、10年生きたら3600万円・・・・

誰が払うのでしょうか?

今の60歳以下で、年金で悠々自適に暮らせる世代は、ほんのわずかです。

つまり、60歳以下の人たちにとっては、介護施設は最終の安息地ではないのです。

だからこそ、上手に医療とつきあながら自宅で仲間達に看取られる楽しい「死」の環境施設を作る必要があるのです。

●価値観を同じくできる素直な人たちだけが、「共有資産と共有概念」を実現できると思います。

地球創生が行っている全国の活動は、「共有資産と共有概念」の実現を目指していますので、あなたもどうぞ、ご参加下さい。

 

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