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社会性に関わる本家と分家の立ち位置

先日、私の「吉岡一門の本家のおばさんの葬儀」に行ってきたので、この機会に「苗字に伴う正しい親族ルール」を皆さんに学んでほしいと思います。

5月からご先祖に喜ばれる「神仏心・先祖講座」も始まりましたが、女性たちがご先祖たちに喜ばれる「立ち位置」を学べる具体的な例をあげてご説明します。

 

まず今回の葬儀は、「本家の葬儀」で、私の父の兄嫁(97)が亡くなりました。

私にすると、「本家のおばさん」です。

 

私の父の兄=本家の家長=おじさんは先に亡くなっていますので、おばさんは本家の名代としてご先祖を守っていましたが、ご先祖たちが守ってきた「家長制度」から考えると、実際の家長は息子の長男に移行しています。

「家長」が亡くなった時点でご先祖守りの名代(みょうだい)である奥さんが家督を取り仕切る女性が多いですが、ここで大きなトラブルになるケースが多いのでご家族からよく相談を受けます。

 

名代は、あくまで息子が成人するまでの「代役」ですので、成人した息子がいる場合は、知恵は与えて良いですが、「決定は、息子の口から言わせなければいけません」。

自分だけの価値観で財産やお墓や仏壇の扱いを勝手に決める、ご先祖がいっせいに怒り出して、社会的な人間関係を壊したり、大切な家族にケガ、トラブル、病気を通して、嫁の心を問うことが続きます。

 

ご主人を亡くされた奥様からこういう相談をたくさん受けましたが、皆さん、自分がやっていることは正しい思っていますが、苗字を守るのは男しかできないので、一歩引いて親族全体のことを考えなければ、最後には命を取られるようなことも起きることを覚えておいて下さい。

 

世の中の話題になった○○家具や有名な鞄屋さんの親子兄弟の裁判沙汰の原因も、全て後ろで男を操っている嫁の自分勝手さが問題となっています。

たとえ、娘であっても、「嫁に出れば他人と同じ」ですので、本家の苗字を持っている人の言葉には従うしかありません。

言える言葉は、アドバイスまでですので、よく考えて言葉を選んで下さい。

 

次は、男たちの学びを教えます。

本家の家長である叔父さんが亡くなったあとは、私の父が家の「家督長」になったので、親族の揉め事の最終判断は「父の責任」となりました。

私の父が亡くなったあと、父の兄弟の最後の男である叔父さんが「家督長」になりましたが、その叔父さんも亡くなりました。

 

今回の葬儀は、本家の叔母さんの葬儀ですので、「名代の叔母さん」の葬儀に出る意味は、家督を守り続けた本家のご先祖に対するスジ立てですので、もうこれで本家スジの葬儀は、無くなったことになります。

 

名字を名乗る男は、私以外に従兄弟(いとこ)も当然いますが、従兄弟は、父親の苗字を継ぐための系図ですので、父の兄弟が居なくなった場合、従兄弟同士の付き合いの葬儀だけとなり、出席する意味も大きく変わります。

人間的に仲が良い悪いは関係なく、父親の苗字のご先祖に対する最後の礼儀が「葬儀」ですので、人間的な思いだけで勝手な判断をすると、とんでもないことも起きますので、「家長」となる長男は、よくこのことを学んで下さい。

 

私は次男ですが、コロナ禍なので、分家の名代である母も来れず、分家の家長である兄も来れないので、私が「分家の名代」として葬儀に参列しました。

40代で親を亡くす人も増えていますが、こういうことをわからず、勝手に自分たちの価値観で物事を判断すると、必ず、息子たちが先祖から問われることが起きますのでご注意下さい。

 

誰が、どういう立場で葬儀に参加するのか親から教わっていない人が増えているうえに、年配者の女性たちも自分勝手に判断する人が多いからこそ、「正しい先祖ごとの道筋・道理を教える講座」をスタートしたのです。

 

先祖がつないでくれた苗字と命を尊ぶ心がある人は、ぜひ、この機会に正しい先祖に向き合う心を学べる「神仏心・先祖講座」を受講して下さい。

 

私が教える「神仏心・先祖講座」は、世界に通用する大切な心を学べる講座なので、「細かい祈り方よりも、もっと大切な心を学べる講座」だと思って受講して下さい。

 

正しく理解した人は、先祖のマイナスをプラスにできますし、他人の思いも動かせるほど大きな力が身につきますので、心と体の不調も整える知恵まで体得できると思います。

既婚者でも独身でも「若いから分からない」とか、「教えてもらったことがない」という人は、自分の無知のせいで、大切な子供達にトラブルが起きたり、人間関係が揉めることになるので、どうぞ、「恥ずかしくない大人」として大切なことを学んで下さい。

 

知らないと言い張るのは、子供だけですからね。(^^)

心ある人たちに気づいて欲しくてお伝えしています。

最後に、後醍醐天皇から御領地を頂いた吉岡家のご先祖地 富山県砺波市には、もう本家も分家も全て居なくなったからこそ、120年前に北海道へやってきて命をつないでくれたおかげで、今の私たちがあります。

ご本家があってこその、「分家」でございます。

一族一縁、御賜りまして、心よりご先祖一縁に感謝申し上げます。

そして、我が家を支えて下さったご近所の方々、幼少の頃よりお世話して下さった皆々様、ご一族全ての健康と繁栄を願いまして、本日のお礼の言葉とさせて頂きます。

ありがとうございます。

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