解脱後の【無の世界】第二十話

      「天上界」も、「地獄の世界」も、理解した私は、今後、自分が何をするべきかを考えました。

両親が精子と卵子で作った肉体に、魂として入り、人間という動物として、地球上で生きている「現実世界」の存在理由と目的がわからなくなったので、自分が、なぜ存在しているのかを深く考え直しました。

 

これまで生きた42年間は、親や周りの人が望むように必死に働いて生きてきた結果、ある程度、自分の自由になるお金と時間は手に入れましたが、これがゴールとは思えません。

現実世界は、ある存在たちの支配によって形成されていることは知っていますが、実際に、その確認をしたことがなかったので、意識で支配の根本的な部分を探しに行きました。

 

深い精神世界を探究している人たちの話には、必ず、「陰謀論」が出てきますが、陰謀とは、ある企みだからこそ、目的があるはずです。

では、その支配者が誰なのか、何の目的なのかを天に問いながら瞑想をしました。

 

一般的に言われている「イルミナティ」は、ウイキペディアに紹介されていますが、そんな近年の話で人類支配が始まっていないことはわかっているので、「どうか、真実を私に教えて下さい」と心に誓って瞑想に入りました。

 

「時間のウズ」がグルグルしていますので、人類の歴史がどこから始まり、どこから支配が始まったのかを探ってみました。

 

「ダーウインの進化論」では、地球上のすべての生物は原始生物から自然淘汰を経てより高等な生物へ進化を遂げたものとしていますので、猿からヒトになった瞬間を探しに行きました。

あるシーンが見えて、手と足を上手に使った猿が木の上にあるたくさんの果実を食べたくて、ジャンプを繰り返していると、ある日、突然、立ったまま果実を取れるようになりました。

これが、「二足歩行」の最初です。

 

しかし、ヒトとしての意識はどこで目覚めたのかを追求して行くと、ある日、突然、宇宙の大元から強烈なエネルギーが、ボス猿の頭に入り、ボス猿はぶっ倒れました。

 

しばらく失神したあと、ボス猿は、今の私たちと同じように、「疑うこと」が頭に浮かびました。

なぜ、俺は、この毛むくじゃらの体をしているのか?

たくましい筋肉だが、何のためなのか?

俺の周りにいるメス猿たちは、食べ物を欲しがっているが、なぜ、俺がみんなに分け与えなければいけないのか?

なぜだ?

なぜ、自分の食べ物だけを取って食べるだけではダメなのか?

 

このボス猿は、「思考すること」を覚えたため、悩み続け、最後には、崖から谷に飛び込んで死んでしまいました。

場所は、アフリカの奥地のようなジャングルの風景と、砂漠がある風景でした。

 

宇宙から突然、エネルギーが入って「思考が始まった」ことはこれでわかりましたが、なぜ、これだけ人生の多くの時間を「支配と従属」に費やすのかわかりません。

その理由をわかりやすく教えて下さい、と天にお願いしました。

 

すると、シーンが変わり、あるイギリス紳士のような男性の意識の中に入りました。

彼は、どうやらイギリス産業革命の指導者のようですが、なぜ、経済で人を操るのかを問い詰めると、

「私にもわからない。

なぜか、そうすることが正しいと突然、思えたのでみんなに話して権力者を、経済支配の味方につけたんだ。

だが、自分でもよくわからない。

なぜ、人が人を支配することを当然と思うのか。私も悩んでいるところなんだ。」

 

何?経済と権力を繋いで支配することも「上の気づき」によるものなのか?

つまり、この現実世界は、上の言いなりにしか動けないのか?

少し、頭にきました。

 

じゃあ、もっと古い時代を見せて下さい。

アダムとイブの話や、イザナギとイザナミの話もそうですが、なぜ、この世の中に「男と女」を創造したのか、その理由も教えて下さい。

 

シーンは、創造主が宇宙で一人で悩んでいた最初の時間にまで戻りました。

宇宙にまだ何もない時に、自分という意識だけが永遠にあり、時間の感覚も無い世界にいた創造主は、「自分以外」を望んだことで、自分と同じコピーの意識が生まれました。

 

自分は自分、でも、自分以外の自分も自分。

この違いがわかるのは、マスターだけなのです。

 

コピーされた意識は、また最初の一人と同じように、自分を問い詰め、「自分以外」を望んだ結果、また新しいコピーの自分が生まれました。

意識の世界で、この自分のコピーが永遠に増えた結果が、私たち人間の60兆個ある細胞の意識になったのです。

すべての細胞の始まりは、たったひとつであり、そのコピーが進化した結果が、私たち人間の体お意識なのです。

 

では、どこから「男」が生まれたのか?

自分が「自分以外」を望んだ結果は、すべて自分のコピーだからこそ、思うことはおなじことの繰り返しなので、ある時、「変化」を望んだのです。

 

その結果が、染色体の一本足りない異常の「男」が生まれたのです。

染色体が1本多い種族を現代は「ダウン症」と呼んでいますが、そういう人たちだけの星も宇宙にはあります。

 

男と女の始まりはわかったけど、なぜ、まだ、こんなレベルの低い意識と肉体なのかが気になったので、地球に転生した魂たちの進化の時間を遡って見ました。

 

まだ、地球に海がない時代から、海ができて生物が生まれた時代、そして、魚類から両生類に進化した時代、さらに、地上動物や空を飛べる動物がたくさんいる時代も見てきました。

しかし、過去の歴史は、必ず、ある時期、大きな淘汰が起こり、ほとんどの種族は死に絶え、そして、数少ない生き残った種族が命を繋いで増えていいきました。

 

そんなシーンを何度も何度も見ましたが、その最後に、私たち「人間」に意識を与えたうえに「創造力」を与えた瞬間を見ました。

この地球という星では、これが「最後のチャレンジ」だそうです。

 

2000年よりも前の時代にも何度か行きましたが、女性支配の時代でも、男性支配の時代でも、問題はいつも同じでした。

誰かが全体をコントロールする役目になり、誰かが支配者の家来になるしか、生き残る方法を知らないのです。

 

イルミナティーのボスや、あらゆる裏のマーケットを動かしている存在たちにも聞きに行きましたが、皆共通して、「そうするしかなかったのだ」と言いました。

 

これは私たち人間が、このゲームから抜け出せるのかという「脱出ゲーム」にも思えましたが、現状を脱出する簡単な方法は、肉体を離れてしまえば、終わります。

 

でも、さらに「魂の世界」へ行っても、この現実は続いているので、過去の意識と記憶を永遠に持ち続けながら創造主がいる「宇宙ワールド」の中にいるしか無いのだとわかりました。

 

生きていても苦悩、死んでもまた苦悩・・・・。

どうすれば良いのか、答えもわかりません。

 

でも、私は「地球を救う」と決めた魂ですので、何かできることがあるはずです。

そのことに気づくために、もう一度、天上界へ登って創造主とじかに話をしようと思いました。

続きは、次週の日曜日に。


解脱後の【無の世界】第二十話」への1件のフィードバック

  • 2021年8月23日 @ 10:37 PM
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    めちゃくちゃ続きが気になります、、、!

    待ってます!

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