9月25日の朝の夢知らせは、「インフレに警戒せよ」でしたので、すぐに色々、調べてみました。

これまで二度、インフレを体験した経験からインフレの危険性はよく知っていますが、知識がない人は自分で調べて対策して下さい。

 

(ある経済学者の所見)

米労働省が2021年6月10日に発表した5月の消費者物価指数は、前年同月比でなんと5.0%の上昇となった。

米国では3月以降、2%を上回る上昇が続いているが、5%というのは13年ぶりの水準である。

米国ではワクチン接種が順調に進んでおり、企業はコロナ後の景気回復を見据え先行投資を強化している。

需要に供給が追いつかず、何もかもが値上がりしている状況だ。

2020年前半は各国がロックダウンを繰り返し、株価も暴落するという状況だったこともあり、世の中の大半が「今後は長期にわたってデフレの嵐になる」という見立てだった。

だが、マクロ経済の原理原則から冷静に事態を分析すれば、コロナ危機がインフレを引き起こす可能性が高いというのは至極当然の結論であり、実際、世界経済は理論通りに推移している。