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祖父:習う仙人、聞かぬ仙人

この言葉は、古い中国の道教(タヲ)の世界にある教えのひとつです。

「習う仙人、聞かぬ仙人」の本当の意味は、

もう「仙人」という最高ランクに到達した人でも、まだまだ私は足りん。

だから、お前の知っていることを教えてくれと言い続ける仙人も居れば、反対に、もう俺は仙人になったのだから、全て知っている。

だから、お前たちごときに習うことなど一切ない。

どんな忠告でもアドバイスでも、一切、俺には無用だから、余計なことは口にするなよ!と言った仙人がいました。

この二人の仙人が、どうなったと思いますか?

前者の仙人は、弟子が次々に集まってきて、後者の仙人にいた弟子たちもやめて、前者の仙人のところへ学びに行ってしまいました。

後者の仙人は、それでもこう言い張りました。

俺の到達した次元のことがわからん馬鹿者ばかりなので、私に必要な弟子は来ないのは当然だ。

反対に、前者の仙人は、多くの弟子たちに囲まれながら、私はまだまだ足りないからこそ、もっと学びなさいという意味で、これだけ多くの弟子が来てくれているのだな、神様、ありがとうござますと言っていたそうです。

どちらの仙人も神様には正直ですが、対人に向ける心は大違いだという大切な学びを教えてくれる言葉が、「習う仙人、聞かぬ仙人」なのです。

大切なことは自分の思いではなく、神様から見た目線で物事を考えて生きなさいという深い意味があるのです。

私のブログを読んでいる素晴らしいみなさんは、この重要なメッセージを自分に照らし合わせてみて、自分が家族や他人に言っている言葉を神様が聞いていたら、どう思うかを考えて行動して下さい。

私も日々、反省と精進の日々でございます。

ご案内)地球創生 神仏心大学

 

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