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大金持ちの親子の会話 1

西暦2000年の解脱後、世界中のあらゆる時空間に移動できるようになったので、過去にも未来にも行き来して、世界をお金を支配している人たちを探し回って見てきました。

言っておきますが、皆さんが知っている「ビリオネア」や精神世界で知られている人たちではありません。

私が見てきた人たちは、表に出ないお金や資産、金銀、石油資源などあらゆる分野の裏の裏にいるお金に関わる権力のおおもとを握っている人たちのことです。

世界中の大金持ちの数名の家族を見て、どういう生活をしているのか知りたくて探し回りましたが、ある家族の会話が面白かったので紹介します。

 

子供:ねえ、お父さん、100億円、ちょうだい!

父:どうして、そんなちっぽけなお金を欲しがるんだい?

子供:この前、日本のテレビを見ていたら宝くじで「1億円」という数字が最高だったけど、「1」じゃあ、貧乏人みたいだから、「100」にしたの。まだ、もっと上の数字があるの?

父:あるとも。お前の為に教えておくが、いいか、俺たちの会話では億とか、兆とかいう単位では表せない大きな数字を扱うので、共通言語があるんだ。この機会に覚えておきなさい。

数字は、「1と0」しかないから、俺たちは、「1のゼロ13」とか、「1のぜろ25」とか表して、お金を動かすんだ。

子供:えっと、「1のゼロ13」は、1のあとにゼロが13個並ぶから、1兆円のことだね。「1のゼロ25」は、んーと、わかんない!

父:まあ、そのうち慣れるさ。お金を数字で表せるのはまだいいけど、ある場所の金の埋蔵量を測定した時の売買価格は、また別な表現で表すんだよ。もう少し、大きくなったら教えるからその時期を待っていなさい。

コンピューターの世界が、「0と1」で表されているのは、俺たちのルールが基本にあるからなんだ。

原始的だが、俺たちのルールは、世界を動かす人間たちの共通言語なので、庶民には、その末端数字の一部だけを扱えるようにしているのさ。

子供:なんで、庶民は僕らと同じように、お金持ちになれないの?

父:おー、いい質問だ。じゃあ、教えてあげるね。

世界に「通貨」という概念を作る前は、物と物を交換する「物物交換」しかなかったので、たくさん欲しいものを手に入れる為に「通貨」という代わりになる証明書を作ったのさ。

いいか、俺たち貴族は、なぜ、貴族になったかというと、もともとは、ブドウを作っていた農民だったのさ。

大きな山の裾野でブドウを作って売っていたんだが、そのブドウを欲しいという奴がきたので、土地と一緒にブドウを買えば、一生、ブドウが食べられるぞと商売して、土地を売ったのさ。

そうしたら、相手は、ブドウの木をたくさん買っても、育てる方法を知らないので、労働者も一緒に買うから分けてくれとなったのさ。

最初にブドウを買った奴は、どこかの場所でブドウを食べたらしく、ここまで探し求めてきたそうだ。

どうやら海の商人らしく、いくらでも魚でも海藻でもあるけど、ここまで運ぶのが大変なので、定期的に海と山をつなぐ道を作るので、その道を使ってブドウを運んでくれと契約が決まったのさ。

俺たち山の人間は、新鮮な海の食べ物が欲しかったので、いい条件だったと交流が始まったのさ。

そうしたら、周りのブドウ農家たちも他の海の奴らにブドウ畑を売って、同じことを始めたのさ。

そんなことをされたら、ブドウ畑の価値が下がるだろう。

だから、俺は、この山全てをブドウ畑にして、どんどん山を買い続けて、ブドウ農園(荘園)の王様になったんだ。

同じことを真似る奴が増えたので、ブドウ以外の物を開発したのが、「ワイン」なのさ。

ワインは、たまたま余ったブドウを木樽に入れて放置してたら、いい香りがしてきたのさ。飲んでみたら、美味かったので、それを売っただけさ。

ブドウをどんどん作ってワインにして売れば、運ぶ量も減るし、値段もどんどん上がったのさ。

その結果、俺たちは、海と山を結ぶ商人として、「一定の通貨価値」を決めてから、世界に広めたのさ。

それが今の世界の「通貨価値」さ。

始まりは、ブドウの価格だったんだ。

でもな、庶民は、永遠に俺の荘園で働かせて下さいとか、ワインを売らせて下さいとくるけど、ワインの作り方とか、貨幣価値をどうやって決めたかを聞く人間なんていないから、貧乏人なんだ。

息子よ、お前は世界で有数なお金持ちの家の子供だから、決して、お金を自分で稼ごうなんて思うなよ。

この世の中はなあ、誰かが決めたルールで作られているので、世界通貨の「貨幣価値」も最初に決めた人間に従うしかないのさ。

だってな、今だに海の商人は、俺たちのブドウの育て方を教えて下さいとは聞きにこないんだぞ!本当に、バカだと思うな。

俺は、他の商人から海で採れたものをどこへ持っていって売っているのかを聞きまくったのさ。

だから、物をどこに売れば高く買ってくれるかを全て知ったから、船を買って、漁師をたくさん雇って、世界へ売りに行かせたのさ。

いいか、息子よ。バカな庶民は、永遠に今の金があると思っているが、そんなもの「貨幣価値」を下げてしまえば、一瞬で持っていた財産がなくなるものさ。

海の商人と、山の商人が本気で戦ったら、どっちが勝つと思う?

子供:海は広いし、世界中に繋がっているから、海の商人のほうが勝つと思います。

父:息子よ、海はな、シケがあったり、津波があるので、漁に出られない時があるのさ。

でも山の商人は、一年中、育つものを見つけて育てているので、売るものが無くなることはないんだぞ!

世界の歴史を見てみろよ、世界中の金持ちで、海の商人出身は誰もいないぞ。

山はな、神様が与えてくれた人間が唯一、住めるところなんだ。

だから山の神様と水の神様と、太陽の神様と風の神様だけは、大事にしろよ!

 

これから世界をお金と権力で動かしている人たちと会合があるので、一緒に来るかい?

みんな自分の息子を連れて会議に出るのが「習わし」で、それが子供の教育なんだ。

そして、俺たちだけで世界のお金は動かしているので、表舞台でいくら金持ちになっても、一瞬で全財産を失うことも起こせるわけさ。

まあ、時々、貧乏にしてやらないと、庶民は働かないので、貨幣価値を定期的に変動させて、市場を動揺させてやるのさ。それが、俺たちの仕事さ。

どんなにお金の価値が下がっても、山は山だろ。

本当の価値とは、お金を生み出す山や畑を持っている奴だけなんだ。

息子よ、決して、貧乏人と会話するなよ。

あいつらは頭がおかしいのに気づいていないから、先祖代々、同じ仕事をし続けるのさ。

そういう奴らを動かすのが俺たち貴族やもっと上の人たちの仕事なんだ、覚えておきなさい。

息子:はい、お父様、僕はお父様を超える商人になりますので、覚悟して下さい!

父:おー、頼もしい!でもな、これだけは覚えておきなさい。

最後に自分を助けてくれるのは、お金に変えられない「信用できる人間」を何人、知っているかだけだぞ!これだけは、忘れるなよ!

 

この会話を聞いて、私は、いくら頑張っても、本当に「貧乏まっしぐら」の人生だと気づきました。

「荘園を持っていない人を貴族とは呼ばない」という昔からの言葉の意味も、これでわかりました。

だから、貨幣価値や資産価値よりも、本当に未来のことを考えられる「信用できる人間」に会いたくて、勉強会を全国で続けているのです。

最後の最後、どんなに苦しい時でも自分の家族以上に大事にできる人間関係を作らないと、簡単な経済変動だけで、それまでの信頼なんて簡単に壊れてしまいます。

「天無神人の予測、2023年のインフレ」に向けて、あらゆる物事が動いていると気づいた人は、どうぞ、自分の価値観を見直して生き方を変えて下さいませ。

世界の貨幣は、0.0000001%の人間が握っているのが実態です。

 

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