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別れた女に詫びを入れる30代のサラリーマン

先日、ある居酒屋で、隣のテーブルに、30代のスーツの男性が一人でやって来ました。

誰か偉い人が来るのか、彼は「下座の席」に自分が座ったので、「誰か、お世話になった人が来るのかい?」と声をかけると、「ハイ、お世話になった方が来ます。」と答えてくれました。

どう見ても、きちんとしたスーツを来ているし、そこそこ稼いでいるサラリーマンだとわかったので、もし、大事な客さんや上司が来るなら、こちらも気を使わないといけないと思っての質問でした。

まもなくすると、40代の細身の女性が一人でやってきて、「あらあ、久しぶり。あまり、昔と変わらないわね。」と一言、言うと、当然な顔をして窓側の「上座の席」にドカッと座りました。

男性より少し年上の感じがするその女性は、見た目の細身のスタイルと、素敵なロングコートや小物のセンスを見ると、独身で仕事はできて稼いでいるようですが、何か角(かど)がある女性だとすぐにわかりました。

私と目があっても会釈するわけでもなく、目上の人に対する教育をされていないか、男よりプライドが高いか、男をすぐに信用しないタイプの共通点です。

「まあ、いいや」と思い、なるべく二人の会話を聞かないようにしていましたが、お酒がどんどん入ってくると、隣の女性の声も大きくなり、二人の会話がそのまま聞こえる距離なので、とても対応に苦慮しました。

女性が言いたい放題言っているのに、男は全く反論せず、

「そうだな、そうなんだ・・・、それが俺の悪いところなんだ・・・。わかってはいるんだけど・・・。」

と男性は、身を低くして詫びの姿勢になっていきました。

その様子を見た40代の女性はさらに声が大きくなり、

「あなたって、昔からそうよね!

私が何を言っても結局、自分の非を認めないし、結局、自分の好き勝手に生きる人だったもんね!」

と聞こえた時に、あー、「昔の彼女」だとわかりました。

30代の働き盛りの男性は、きっと、この年上の女性をふって、他の若い女性に走ったけど、結局、若い女性に振られたんだと思います。

35歳前後の男性は、前の年上の彼女には甘えた生き方をしていたので、将来を考えた時に、自分にとって「都合のいい女」だからこそ、もう一度、付き合いたいとお詫びの時間を隣の席で会話していたことがわかり、「残念だなあ」と思いました。

普通に見た目は良い男なので、他の女性はいくらでも選べるはずなのに、きっと、自分の「この先」を考えた時に、自分を変えるのではなく、前の都合のいい女にしようと思っただけだと思います。

まあ、「上座の席」へ座っている40代の女性も独身だし、他に男がいる感じもしないので、文句を言ったあげくに、この男を許して受け入れてしまう可能性が大きいとも感じました。

二人とも自分の将来を考えて、新しい人にチャレンジできない理由は、「自分で自分の可能性を引き上げる努力」をしていないか、「自分のプライドが高すぎる」かだと、すぐにわかりました。

こういう関係のまま結婚して、子供を育てた奥様の体験談を聞いたこともありますが、結局のところ、こういう男を許してしまう自分の愚かさと、他の新しい男に行けない馬鹿な「自分のプライド」が悪かったと話してくれました。

男女の世界では、年齢も業種も収入も関係なく、結局、その時の男女のどちらかか、自分の可能性に限界を感じた時に、「この人にしておこう」と良い意味で諦めた人のほうが、結婚生活が長続くようです。

大好きでラブラブな二人ほど、結婚後、3年以内に別れますし、離婚した人たちに共通することは、「大好きで結婚したはずなのに、大嫌いで勝手に別れる」ことは、誰もが知っている事実です。

 

つまり、結婚は現実」だからこそ、自分に足りないところをお互いに支え合うための「社会的契約」ですから、神様・仏様の前で、「この人を支えます」という宣言をして覚悟させるのです。

私がいろんな人を見てきて思うのは、結婚相手には、「自分の価値観やプライドを超える好き嫌い以上の大切にするものがある人」を結婚相手にするべきだと思います。

わかりやすく言うと、好き嫌い以上に、「尊敬できる面がある男」を選ぶべきなのです。

そういうご夫婦は、文句は言い合っても、絶対に別れません。

結婚した人は全て同じことを言いますが、実は、結婚は誰とでもできるのですが、「この人を支える」と決めたのは「お互いの覚悟」なのです。

今、50%くらい相手を信じられて、残り50%くらい相手を信じられない部分もあるくらいが、「ちょうどいい夫婦関係」だと結婚生活を長く続けている人たちは教えて下さいます。

昔から恋愛相談や結婚相談、離婚相談や子供の教育問題を質問されることが多いので、若い人たちは、こんな話も参考にして結婚相手を選んで下さい。

昔から、「年上女房は金の草鞋(わらじ)を履いてでも探せ!」と言われるように、愚かな男の部分を自分で知っている男ほど、「年上女房」を妻に迎えて良い仕事をしています。

それはなぜか?というと、馬鹿な男でも諦めて付き合ってくれる度量が大きいからです。

年齢が上の人を選んだ方がいいのは、男女とも同じなのだと覚えておいて下さい。

結婚している夫婦は、「割れ鍋に閉じ蓋」とあきらめて、言い分はお互いにあると思いますが、どちらも、どっこいどっこい、いい勝負だと認めて、相手に感謝の言葉を伝えながら上手にお過ごし下さい。

結婚しない人たちが多い時代になりましたので、政府が決めた「夫婦子供二人の四人家族」の日本標準家庭のモデルケースの(楠木式)給与体系は、どんどん今、その価値が崩れています。

みなさんは知らないと思いますが、公務員も、民間給与も、日本人の給与体系は、全て、楠木式賃金理論」を基にしていることは、労働組合で勉強した人たちには常識です。

「成果配分賞与や給与」を何%にするかくらいしか、企業で変えられる部分がないほど、給与体系は難しい理論で構築されているので、興味がある方は自分で勉強して、幾つになったらいくらの給与になるのか計算して下さい。

子供がいてもいなくても、結婚してもしなくても、一生、男女はいるのですから、人生を喜びにできるように自分のプライドを超える価値観で異性と上手に付き合って下さいませ。

人生は、死ぬまで成長です。

どうぞ、今の自分の価値観だけを言い張るような、愚かな大人にならないように親から学び、他人から学ん下さいませ。

<重要>お母さんが私のブログを読んで子供に伝えても伝わりませんので、ぜひ、毎日、ブログの記事が送られる「メルマガ」に登録しなさいと教えてあげて下さい。

どんな良いことでも、親から言われる言葉は、指示、命令に聞こえてしまうのは仕方がないので、お知らせします。

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