「魂の封印」を完全に解き放つ!!

命のローソク  2 お釈迦さんと天上界へ

◯命のローソク禅問答

幼稚園の頃の田舎の葬式は、近所の人たちがお寺に集まり、今の葬儀屋の代わりに、全ての仕事を近所の人たちが分担してやったので、一切、お金が無くても葬式を出すことができました。

お坊さんに払うお金も最低限ですので、農家は全員で食べ物やお米をお坊さんの家族分をご奉仕で差し上げているので、お互いに生きるためのお金はかからない生活でした。

※今のように、誰でも大学へ行ける時代ではありません。

近所のおばさん達は、香典の中身を振り分けて、手際よく食事を作ったりお酒を出したりして、ご親族の負担を少しでも減らそうと協力し合って、通夜と告別式の二日間、ご奉仕していました。

食べるお米もない家もあるし、お互いに貧乏だからこそ、どんなことがあっても、命を支え合う習慣が、「田舎の人のつながり」にはあったのです。

お父さんは昼間は仕事へ行きますが、奥様達はどんな状況や問題があっても、自分の家族より、亡くなった近所の人を支えるのが「常識」でしたので、「自分の家のことを優先した家族の家の葬儀は、二度と、近所の人が葬儀を手伝わない」という厳しい掟もありました。

こういう掟に守られているからこそ、一銭もお金が無い貧乏な家の葬式も、近所の人たちが支えて盛り上げるのは、当然のことだったのです。

夕方になると仕事を終えた近所のお父さん達が、お酒とつまみと香典を持ってやってきます。

仏壇に手を合わせると、すぐにお酒を飲み出すので、お母さん達は男達の酒のつまみを出すので忙しくなります。

こういう「近所付き合い」が昭和まで続いていたのが、「本当の近所付き合い」ですが、今は、全てお金で済ませるため、そういう姿を見ることも無いので、きっと子供達は「命を守り合う近所付き合いの意味さえ、わからない」と思います。

命を支え合うからこそ、自分の価値観ではない「命を守る近所を大事にする文化」は、沖縄にだけ残っていると、全国を回っていて感じます。

 

ある年の暑い夏の頃、近所の老人達がバタバタ亡くなり、毎回、母が葬儀のお手伝いに行くので、幼稚園の私も一緒に連れて行ってもらい、「お前ができるお手伝いをしなさい」と言われました。

幼稚園の子供を連れて来るお母さんは滅多にいないのですが、亡くなったご家族の子どもや赤ちゃんをあやしたり、食べ物を食べさせてあげる人のお手伝いをしました。

お寺の本堂に置いてある棺桶の蓋も開けてくれて、「このおばあちゃんに、私は世話になったので、今、できる恩返しをしているんだよ。」と教えてもらいました。

ひと月に三度も葬儀があると、近所のおばさん達は、私のことを覚えてくれて、いろんな用事を頼まれることも増えました。

「私の家に、今、子供だけで3人いるんだけど、喧嘩してないか見に行ってくれるかい?もし、喧嘩していたら、走って殴りに行くと伝えておくれ!」

「仏壇のローソクが足りなくなるので、お店に行ってローソクを買って、領収書をもらってきてね!」

「みんな暑いから、お手伝いに来ているお母さん達の数を数えて、キャンデーを人数分、買ってきてみんなに配ってあげなさい。亡くなったご親族の分も加えてね!」と言ったのは、私の母でした。

あまりに次々、人が亡くなるので、じっと、本堂のお釈迦様に聞いてみたくなったので、時間が空いた時に、本堂の一番、前のお坊さんが場所に座って手を合わせて聞いてみました。

※さすがに、「お坊さん用の座布団」は横にずらしました。

 

あのう、すいません。この亡くなった人たちは、どこへ行くんですか?

お前、そんなことも知らんのか?

お前は古い時代から、ずっとこうして、死んだ人を送ったり、新しい命が生まれるための祈りをしていたではないか!

それも二度や三度ではなく、ワシ(釈迦)が生まれる前から、何度も、同じ立場で「人間の命の責任を果たす役目」をしていたのを覚えて無いのか?

はい、覚えていません。

僕は生まれる前の記憶を全て消されて生まれているのに、なぜか、霊力だけは残っていて、周りの人たちに理解されない体験をしすぎて困っています。

でも今日はそんなことより、亡くなった人がどこへ行くか、教えて下さい。

 

お前ほどの魂がそういうなら、俺が代わりに連れて行ってやろう!

これは、嬉しいことだ!

わし(釈迦)は祀りあげられて拝まれているが、あまり楽しく無いので、久しぶりに仕事ができるわい。

さあ、私の手を取りなさい。

・・・・・・・・・・・・・・・

そうお釈迦様が言うと、私の体がスーーーーと、肉体から抜けて、お釈迦様と一緒に空中に浮いている自分の姿がハッキリ見えました。

でも、苦しくもないし、痛くも無いので、気持ちいいのと変な気分でした。

釈迦)これが、死んだ人たちが、肉体を抜けていく時の瞬間の感じなんだよ。

みんな苦しそうだとか、いろいろ言っているが、肉体が生きているうちは苦しいが、肉体を離れてしまえば、全く苦しくも無いので、あまり、薬を使って長生きさせるのもどうかと、ワシは思うが、お前はどう思う?

私はもともと世の中に無かった「薬の意味」が、不思議でたまりませんでした。

植物の「せんじ薬」や食べ物で体の病気を治すのはわかりますが、薬をたくさん飲んでも細胞は作れないのに、あんなにたくさんの薬を飲ませる医者が不思議でたまりませんでした。

 

どうして、自分の体が嫌がる薬をどんどん飲ませるのか、不思議でたまりません。

まあ、それは商売が好きな奴がやっていることなので、ワシには何も言えんな。

仏教の坊主達もお金に目がくらんで、とんでも無いことをする奴らが増えているが、ワシには何もできんのが、残念なんだ。

お経一つ唱えるだけで、何十万円なんて、意味がわからんだろう?

はい、全くわかりません。

神様にも、仏様にもたくさん聞きましたが、誰も、お金を欲しがっている神仏はいないので、ただ「お金が欲しい人間がいるだけだ」とわかりました。

お釈迦様、そんなことより、早く亡くなった人たちの場所へ連れて行って下さい。

もうずいぶん空を飛んでいるし、地球がどんどん小さくなるので、どこか明確な場所へ行くのでしたら、早く連れて行って下さい。

そうじゃないと、仏壇の前で手を合わせ続けている私を見ている人も、きっと不思議がって声をかけると思います。

その時、意識が無くて、返答できなかったら、死んだと思って大騒ぎになりますので、できれば早く連れて行って下さい。

おー、すまんすまん!

久しぶりに楽しい魂に会えたので、ワシも遊んでしまったわ。

じゃあ、ちょっとだけ、時間を巻き戻して10秒を繰り返すので、周りのみんなには、10秒しかお前が仏壇の前にいないように見せておくわ。

それなら、いいだろう?

 

そんなことできるんですね!?

何を言うか、お前が持っているもっと大きな力を使えば、この地球だけでなく、宇宙全体の「時間」という概念すら変えてしまう力あるだろう。

それに比べたら、俺なんて、ちっぽけなものよ!(^^)

まあ、良い、今回はお前が過去のやってきたことを忘れているので、ワシも威張っても良さそうなので、これは面白くなるぞ!!!

続きは明日です。

 

 

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