【解脱の真理】続編27 自殺した若い奥様
もう、本当に無料で紹介される人たちの「依存度の酷さ」に呆れていたので、最後と決めたお客さんは、30歳をすぎたばかりの若い綺麗な奥様でした。
魂も綺麗だし、思考も気が利くタイプなのに、何を苦しんでいるかを聞くと、「言葉にはできません」としか言いませんでした。
仕方なく、時間を遡って、彼女の体験したことを読み取ってみると・・・、確かにこれは誰にも言えないことだとわかったので、どうしようと思っているかを聞いてみました。
本当は、すぐにでも死のうと思ったのですが、まだ、小学生の女の子が二人いますし、主人も真面目に働いているので、私が急に自殺すると、きっと苦しむと思うので、どうにか、家族を苦しめない自殺の方法はありますか?という質問でした。
もったいない・・・本当に、もったないほど純粋で綺麗な魂なのに・・・、もう自分で死ぬことを決めた純粋な人の覚悟は簡単には変えられません。
なので、真剣に守護やご先祖たちがどう思っているのか、あなたの前世はどう生きて、どう思って今世に生まれてきたのかを全て教えましたが、彼女は目を見開いたまま全てを受け入れているだけで何も言いませんでした。
ただ、最後に、「今世の私が生きた意味は何ですか?」と聞いたので、
それはあなたがその苦しみを乗り越えて生きてから、子供たちに伝えるべきなので、私からその意味は教えません、とだけ言いました。
「わかりました」と言ったあと、彼女は家に帰りました。
数時間後、彼女を私に紹介してくれた女性から電話があり、
今日、彼女があなたの家に行ったはずですが、そのあと、すぐに睡眠薬を大量に飲んで自殺した、と聞かされました。
やはり、私の言葉でも、本気の自殺を決めた人は無理だとわかった瞬間でした。
そして、私を紹介した彼女は自分を問うかのように、
「今後は、あなたに私の知人を紹介することは一切、やめます。
そして、このあときっと、たくさんの人がこの件で電話がいくと思いますが、誰があなたに彼女を紹介したのか、私の名前は出さないで下さい」、
と約束させられました。
そのとおり、自殺した彼女の知り合いで、私のところに無料相談に来た人たちが、次ぎ次ぎに電話をしてきました。
私が何を言ったのか?それで彼女はどう答えたのか?・・・
正直に全てを説明したあと、「亡くなった彼女の子供たちにも伝えて下さい」と言ったのに、誰も「それは、言えません」と言うので、私が小学生の娘二人とご主人のために、三つの封筒に手紙を書いて、彼女を紹介してくれた女性に送りました。
私に彼女を紹介してくれた女性には、ご主人にはなるべく早く読むように、そして、子供たちには、思春期に親に反抗する言葉を言った時に読ませて下さいと伝えました。
紹介者の彼女は、お葬式の日の夜にご主人に手紙を渡し、目の前で読んで泣き崩れたと電話をくれました。
「でも、知れて良かったと私に伝えて下さい」とご主人が言ってくれたことが唯一の救いだと、電話で自分の気持ちを話してくれました。
本当は、私はお通夜も告別式も出たかったのですが、私を知っている人が多いのと、もし、葬儀の席でその話が出ると、親族が混乱するので、一人で家の神棚を通して彼女の魂と対話し続けました。
葬儀が終わったあと、彼女を紹介された一人の女性が家にやってきて、葬儀の一部始終を詳しく話してくれたあと、
「彼女が相談しに行ったあの人は、私は紹介していないし、きっと、彼女が自殺するようなことを言ったか、したと思うわ。」
と周りの人に言いふらしていることを教えてくれました。
先祖に嘘はつけないのに、自分を守るためなら何でもする「セラピスト」なので、他人に本当のことを教えるのはこれほど覚悟がいることなのだと理解し、覚悟して人に向き合わなければいけないことを、その時、学びました。
もう20年くらい前の出来事なので、二人の小学生の女の子も、結婚して子供を産んでいると思います。
娘たち二人の未来を霊視すると、二人づつ、子供がいるのを感じました。
命を絶った彼女が伝えたい思いを手紙に書きましたが、「どんなに辛い体験をしても、絶対に、自分の過ちや足りなさを責めるんじゃないよ!」と亡くなった母親からの伝言として、書き加えておきました。
自分で死ぬことは、最も愚かなことなので、あなたたちには、どんなに苦しくても死んで欲しくないので、亡くなったあとは、あなたたちの子供となって生まれ変わるから、必ず、女の子を産んでね!
とお母さんの最後の伝言も書いて伝えました。
この事件があったあと、すぐに「人のために生きる仕事をやめよう」と決意し、妻に伝えたことがありました。
昨日、自分のクライアントが自殺して、人様にできることはこの三年間、無償で続けてきたので、「もう全てはやり切ったので、人様のために向き合うことはこれでやめようと思っている」と伝えると、妻は、こう言いました。
私だって、何度も一人で死のうと思ったことはあるけど、あんたみたいに自分勝手な男を捕まえてしまったので、さすがに自分勝手もできないわ!
それで、何かい!また、この仕事も辞めるって???
いい加減にしてよ!
何度、あなたは自分が決めた仕事を辞めたのさ!
一部上場の会社の悠々自適なサラリーマンの妻になったと思って、あちこち日本全国の転勤にも付いて行ったのに、勝手に会社を辞めて自営業を始めるし、お金がないので私は仕事も辞められず、そして、人のためになる仕事を始めたのに、また、勝手に仕事を辞めるってかい!!
いい加減にしてよ!!
私、それほど馬鹿じゃないからね!
あんたに何人、女がいてもいいけど、私はあんたの「妻」なのさ。
だから、あんたが生きている間くらい、たまに私の相手をしなさいよ!
どうせ、もう私とセックスするつもりはないと思うけど、また、仕事を辞めて、他の女のところにでも行くのかい!?
じゃあ、好きにしなさいよ!
でも、その女のところに行く前に、私とセックスしなさい!
それが終わったら、どこへでも行きなさい!
でも、私、絶対に、あなたとは離婚はしないからね!!
じゃあ、よろしく!!!
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この女、さすがに我が妻だと思いました。
吉岡の母を思い出させるタンカの切り方が、かっこいい女です。
ヤクザのバシタ(場下・妾)ではなく、さすが、「本妻」です。
私の返答は、「それはできません」とお詫びするのが精一杯でした。
まあ、そんなこんなで、どんなに辛い事件があっても、右往左往しながらここまで20年以上、乗り越えて、天無神人(アマミカムイ)の今があると思って下さい。
自分にとって、初めての辛い体験をした時は、もがき悩み苦しみますが、「自分で苦しみを乗り越えた人の体験談」こそ、子供達の生きる力や希望となるからこそ、大人が誰も口にしない最も辛い体験を私は他人に教える覚悟をして生きています。
人生は他人が言う良い悪いではなく、自分の魂に正直に生き続けられたかだけを、最後に問われることを知っているからです。
このあと、偶然、出会った女性から、
あなたには大きな羽根が生えているけど・・・???なぜ?どうして???と聞かれました。
そんなに大きな「白い羽根」が生えているのに、その下に、真っ黒な同じ大きさの羽根があるの?
その大きさなら、あなたの魂は「大天使」のはずですよね?
でも、どうして、そんなに大きな「白と黒の羽根」があるんですか?
教えて下さい!
私は「天使界の守護天使」として、この地球に降りた魂なので、今まで世界を回って出会った人の守護天使を教えてきましたが、あなたのような「白と黒の羽根」を持った人はいなかったし、私の羽根より大きいので、ちょっと悔しいです。だから、教えて下さい!
これは、私が望んだのではなく、私に与えられた役目だと思って生きています。
地球を救うために、きっと、この力が必要なのでしょう。
私の羽根を全開に広げれば、片方の羽根だけで15m以上ありますので、白い羽根でハグしてあげるだけで、相手の病気は治ります。
でも、黒い羽根でハグされれば、きっと、静かに死ねると思います。
人のために一生懸命に生きても、こんな事件が起きるほど、神々は私に厳しい選択をいつも迫ります。
その究極が、『地球を救いなさい!』です。
「地球を救う」ことと、「子宮を救うこと」は同じだと分かったので、1998年に聞こえた言葉は、「子宮を救いなさい」と言ったのかなあ?と思った瞬間、
「いえ!地球を救いなさい!です!」
と、わざわざ言い換えるほど、私を導いて下さる存在たちは「厳格」です。
私の体験は、私だけのものではないと思って公開しているので、良い悪い、好き嫌いだけで私のブログを読まないで下さいね。
この世の中にも同じようなことで苦しんでいる人がたくさんいるからこそ、私は全て正直に自分の体験談をお伝えしているだけなのです。
たった一人でもいいので、「本気で今までの生き方を変えて生きる人」が増えるために、私はいつも真剣に正直に自分を全てさらけ出す覚悟をして生きています。
あとは、読んだあなたが、言い訳せずに、どう自分の人生を本気で生きるかだけだと思います。
誰にも本音を言えない人は、永遠に「孤独」になりますので、どうか、40歳を超えた大人たちは、笑って自分の恥ずかしい体験談を周りの人に語れる素敵な大人になって下さい。
その時の言葉こそ、子供たちが最も希望になる言葉なのです。