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漁師の息子が100万円持ってやってきた! その5

ススキノの高級スナックに若い漁師を連れて行くこともなかったので、珍しく領収書を取らず現金で払う綺麗な女の子がいる特別なお店に連れて行きました。

※このお店は労働組合の役員たちが、会社役員との接待に使う特別なお店です。

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静かでゆっくり話せるし、女の子も清楚で綺麗だし、とても空気を読むのがうまいので、こちらが気を使うことは全くありません。

 

そんなお店に入ったことがない若い男は、もう、椅子に座っているだけで、オチンチンがビンビンです。

 

吉岡)お前なあ、ここは本番をするところじゃないんので、ここで、おチンチンを立てても意味がないぞ!間違うなよ!!

 

あとで抜きたきゃ、連れていってやるさ。

 

さあ、乾杯!!!!あれ????

 

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今、お父さんも、俺たちの頭の上で乾杯したぞ!!!

 

すごい!三次元と四次元の両方で乾杯なんて、すごい体験だわ!

 

おい、お前、こっちにきて、「お父さんの席」を上座に作れ!

 

その横にお前が座れば、俺は、お前たち親子と対話している絵になるだろ。

 

これがお父さんの夢だったんだから、お父さんがこれでいいって言うまでお前が代わりに飲めよ!

 

お前の体の血と肉には、お父さんの血が流れているので、お前は「お父さんそのもの」なんだぞ!

 

さあ、お父さんの代わりをしている息子よ、乾杯!!!!

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何時間、飲んだかわからないほど飲みましたので、息子は結構、ペロベロに酔っ払っていました。

お父さんに聞くと、

お父さん)もう、ボツボツかなあ・・・。

こいつ、あんまり酒が強くないんで、残念だけど、今日は楽しかったぞ!

お前、本当にサラリーマンだったんだなあ。

俺は、絶対に違うと思ってコイツに確かめに行かせたけど、まだ、信じられんなあ・・・。

裏で、シャブ(薬)を売ったり、チャカ(拳銃)を売ったりしてないのか?本当か?

 

吉岡)お父さん、あなたもしつこいですわ。

俺の覚悟は、相手がヤクザ者でも、警察でも変わりませんが、それは、俺の母の父親が、戦争で片足を無くして家に帰ってきて死ぬまで、「生きていることが恥だ!」と言いながら、俺に「男の生き方」を教えてくれたからなんです。

 

だから、自分の仕事が土方でも、農家でも、スーパーの店員でも、ヤクザでも、警察でも、俺は変わりませんよ!

 

だって、実際に、警察の三次試験まで受かって静岡県警に行くことになったのに、それを蹴って、スーパーの店員になった変わり者なので、どこにいても、ちょっとだけ目立つみたいなんです。

 

でも、お父さんと釧路の漁師番屋で飲んだ思い出は最高でしたよ!

 

普通の旅行者が入ると、すぐに追い出す店なのでと、あの地元の女の子が気を効かしてくれたおかげで、やっと入れたお店でした。

 

お父さん)いやあ、俺も長い間、漁師をやっているし、ヤクザ者たちもたくさん知り合いはいるが、お前がもし、ヤクザだったら、そこそこの組になると思うぞ!

 

もし、お前がヤクザだったら、俺は自分の息子を人生の修行場として、お前の組に入れたと思うな・・・。

 

最後にもう一回だけ聞くが、お前、本当に「トウシロウ(素人)」か?

裏で、そっと「組事務所」を構えてないか?

 

 

吉岡)あのう、お父さん、本当にあなたはしつこい人ですね。

もう、死んだんですから、この話は終わりにしましょうよ。

 

もし、組関係との体験談を聞きたければ、ちょっとはありますので、またの機会に話しますわ。

 

それと同時に、俺、警察関係にも太いパイプがあって、何でか子供の頃から、すごく偉い警察署長の息子と仲がいいんです。

 

多分、北海道の警察官で、この人の名前を知らない人はいないくらい有名な人と知り合いなんです。

 

警察官の最高の職位は、「警視正」ですが、これはどうしても国立大学を出てないとなれないと、ご本人から聞きました。

 

五十代半ばで、「警視正」の次の職位である「警視」にまでなった「現場上がり」の人なので、警察官なら誰でも知っている有名な人と知り合いなんです。

 

最後は、北海道の警察学校の教官をしたり、北海道方面本部長にもなった人ですが、とても気迫がある人で、高校3年生の時に自宅にお招き頂いて、お酒を息子と3人で飲み明かして、部下の警察官にパトカーで実家まで送らせたほど、豪快な人なんです。

 

だから、ヤクザの親分も、警察の親分も、俺は同じだと思っています。

 

でも、釧路であなたにあったおかげで、僕の中に「人生で絶対に叶わない男の一人」に、あなた、そう、お父さんが入りましたよ!

 

お父さん、あまりに、かっこ良すぎですわ!

 

俺が息子たちに殴られそうになった時のタンカも良いし、他の同年代の先輩たちとの関係もすごいので、僕は参りました。

 

そんなカッコいい男が釧路に生きていることを知ったので、俺はただのサラリーマンですが、まだまだスーパーの店員として、やることがあると思えたんですよ!

 

そんな折りに、あなたが亡くなったことを息子に聞いたので、僕もとてもショックなんですよ!

 

本当は、来年の夏に釧路に行って、あなたにお礼の品を持っていこうと思っていたのですが、それは、いつか、この息子に送ります。

 

俺、子供の頃から親父やじいちゃんやお袋に、厳しく育ててもらったので、自分が手をかけた野菜をあなたに食べてもらいたかったんです。

 

コメや野菜農家は、土の上なので「生き死に」はありませんが、「生き死に」と同じ覚悟で親父が作ったお米と、母が丹精こめた野菜を送りますので、息子の口と体を通して、感じて下さい。

 

これが、俺にできる精一杯のお礼です。

 

こいつが持ってきたお金は、ここの飲み代を十数万円払って、あとは、息子に持たせますので、あなたの船の修理代にして下さい。

 

俺はいつか、あなたが命をはった船を息子の舵で乗りたいです!

 

それが、最もあなたを追悼することになると思うので、楽しみにしていて下さい!

 

俺も、頑張ります!

 

サラリーマンは、いつかやめると思いますが、俺はこういう奴なので、どこで何をしていても適当なことはしませんし、適当に相手に合わせる言葉も言えません。

 

真っ直ぐ正直にしか生きれない下手くそなタイプですが、バカではありません。

 

裏と表を上手に使いながら、この世の中のおかしいことを全部、ひっくり返したいくらい「本気」で生きています。

 

だって、子供たちが夢を見て、ワクワクするような言葉を大人たちは誰も話してくれないじゃないですか!!!

 

俺は、それが悔しくて、悔しくて・・・涙が溢れるんです。

 

純粋な子供たちの心が、大人のようにドンドン汚れていくのを見るのが、辛いんです!

 

いづれ、私もそちらへ行きますので、その時は、そちらで飲みましょうね!!

 

そちらにも、お酒はありますか?

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お父さん)酒じゃないが、酒に近い酔っ払うものを見つけたぞ!

 

お前がこっちに来るまで、隠しておくわ!(^^)

 

さあ、若いの。残りの人生を思いっきり生きてくれな!

 

俺の分も、息子の分も・・・

 

そして、コイツが昨日、エッチした女の子のお腹の中の子供の分も・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・???

 

吉岡)お父さん、それほんと!??

そうなんだ、そっちからは、わかるですね!

じゃあ、俺、言っておきますわ。

 

昨日、エッチした女を嫁にして釧路に連れて帰れ!!って言ってやりますわ!

 

すごい!!!これは「霊界からの最高のプレゼント」ですわ!

 

確かに、そちらから見ると、こちらの勝手な思いなんて、丸見えだし、バカみたいでしょ!

 

坊主たちは、死んでからのことを嘘ばっかり言うし、中途半端な霊能者たちも好き勝手言いたい放題だし、本当に一回、そっちに行かせて現実を見てからしゃべれ!と言いたいですよ!

ほんと、バカですよね、人間て!!!!

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お父さん)この現実の人間をバカみたいって言うなら、俺もお前もバカだろう!ハ!ハ!ハ!

 

吉岡)天国にいるお父さんに、乾杯!!!!!

 

呑み潰れたけど、子供を授かった息子にも、乾杯!!

 

こういう出会いを設定してくれた全てのご先祖たちと神様にも乾杯!!!!!!!!

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このあと、酔っ払った息子を起こして、「昨日、セックスした女の店に行って、頭を下げて、ママさんに金を渡して女の子を連れて帰れ!」と言いました。

 

でも、ここまでベロベロだと、釧路の漁師しか通じない方言で話すかもしれないので、その女の子がいるお店を聞き出して、ママさんに事情を話して説得してもらいました。

 

「明日、この男が釧路に帰るので、どんなことがあっても、その女の子を一緒に行かせるようにお願いします。」と頼みました。

 

電話口のママさんは、「私が言っても、釧路に一緒に行くでしょうか?」と言うので、お腹の中にこの男の子供がいることを教え、

「疑うなら妊娠検査薬ですぐに調べて、明日、一緒に釧路に行く準備を女の子にさせて下さい」とお願いしました。

 

一旦、電話を切ったあと、そのお店のママさんが妊娠検査薬をすぐに買ってきて、女の子のオシッコをかけたところ、妊娠反応が出たので、やっと私の話しを信じてくれました。

 

本当は、昨日、エッチしてもすぐに妊娠検査薬は反応しないことを知っていたので、ちょっと、霊界のお父さんに頼んで、妊娠検査薬の色を出してもらったんです。

 

そこからが大変で、「すぐに家に帰って準備をしなさい!」とママさんは女の子を自宅に返し、私が飲んでいる店に二人でやって来るまで2時間くらい待ってから、私は釧路の漁師の息子を女の子の自宅に連れて帰るように言いました。

 

ママさんが付き添ってくれたおかげで二人は女の子の自宅で一眠りしてから、起きた漁師の息子を問い詰めた女の子に、私が教えたとおり、「子供が腹にいるから結婚してくれ!」と言ったそうです。

 

でも、酔っ払った男の言葉は半信半疑だと思ったので、事前に、息子のポケットに手紙を書いて入れて置き、相手の女の子に読んでもらえ、と渡しておきました。

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お手紙の文面)

急に、こんな男や私の言葉は信じられないと思いますが、私は子供の頃から亡くなった人たちの声が聞こえる人間で、この男のお父さんとは亡くなる前に懇意にしてもらったので、これから二人でどうするかを考えて下さい。

 

できれば、一緒に釧路に行ってみて、コイツの家族や友達に会ってから、嫌だと思ったら札幌に帰ってきてもいいので、頼むから明日、一緒に釧路に行って下さい。

 

妊娠は、亡くなったお父さんが伝えてくれた言葉だということと、釧路の漁師の息子を信じるかどうかは、釧路に一緒に行ってから決めてください、と書いておきました。

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釧路の漁業組合長の息子が、こんな可愛い女の子を連れてきたら、一気に漁師たちの話題になるので、どんなことがあっても、周りの漁師たちが支えてくれることはわかっていたからです。

 

一つだけ問題が出るとしたら、この釧路の漁師の息子のお母さんが、「結婚を許す」かどうかの問題だけなので、私はコイツのお母さん宛にも手紙を書いて、息子から母親に渡せ、と伝えておきました。

 

こんな出来事が現実に起きるものかと思いましたが、一週間後、私が務めるお店に電話が入り、釧路の漁師の息子から「彼女と結婚します!」と直接、本人からの電話がありました。

 

日本全国で通じる労働組合のポケットベルの番号を教えたはずなのに、なぜ、「その番号に電話しなかった?」と聞いてみると、

 

息子)「あなたの仕事はきっと、いろんな人に気遣いする仕事だと思うので、自分の都合でポケットベルを鳴らすなんて失礼だと思い、お店の交換手さんに、手が空いた時でいいので電話を下さい」と言ったことを本人から聞きました。

 

こういう気遣いができる人間になったのかと嬉しくなりましたのが、自分が釧路へ行ってお祝いしたい気持ちを抑えて、こう最後に息子へ伝えました。

 

おめでとう!本当に、結婚おめでとう!

気持ちは、すぐに釧路に飛んで行ってお祝いしてやりたい気分だけど、もう、お前には会わないと決めたんだ。

 

その理由は、お前はまだ「半人前」なので、結婚して、子供を育てながら1億円を貯めてから電話しろ!

 

その時は、俺がお前を目一杯、遊ばせてやる!!

 

じゃあな、バカ息子!!!」と言って、電話を切りました。

 

何年後だったかわかりませんが、この男がまたひょっこり私を見つけて連絡してきました。

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この時は、北海道の全ての店舗を取りまとめる「北海道事業本部」のスーパーバイザーになっていましたが、ヤクザの抗争問題と同和問題でお店にお金をせびるクレームが多すぎたうえ、本社の場所まで見つけてヤクザが団体で殴り込みにきた事件もあったので、本社は移転し、住所は部下にも教えてはいけないルールがあるほど緊迫した時期でした。

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警備のオジサンから呼び出しの電話があったので外へ出てみると、

 

息子)今、俺の息子と嫁と一緒に札幌まで車で来たので、一瞬でもいいので息子を抱いてやって下さい。

 

これが俺の夢だったので、もう二度と逢いに来ませんので、どうか、息子だけ一瞬だけでいいので、抱いてやって下さい。

 

と涙ながらに電話してきたので、北海道本社のビルの前で待っていた息子の車に乗って、「息子の息子」を抱きあげて、嫁のホッペにもキスをしてあげて、最後に、バカ息子を全力で抱きしめて、別れた経験があります。

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吉岡)よく俺が本社のスーパーバイザーになったことがわかったな?と聞いてみたら、「前と同じで、あなたのいた店の人に聞きまくって、やっと、本社事務所の場所を教えてもらいました。

息子)お店のパートさんたちは、自分が努める会社の本社の場所を教えていいかわからないと言うので、店長に連絡してもらい、直接、会って、全ての事情を話しました。

そうしたら、「アイツなら、やりかねんなあ・・・」と一言、言ってから本社の場所と電話番号を教えてくれました。

 

俺もアイツに随分、世話になったので、よろしく言ってくれなと、店長に頼まれたことも教えてくれました。

 

息子)オレ、しつこいでしょ!?

これも、「父さん譲り」だと思って、妻に頼み込んで、何とか子供を産んでもらいました。

 

だからどんなことがあっても、俺はこの嫁と別れません!

他にいろんな女と遊ぶかもしれないけど、コイツとは絶対に、別れません!

 

と大きな声で言ったので、「そういう話は、奥さんの聞こえないところでそっと、言うもんだぞ!」と教えてあげました。

 

二人で喧嘩しながら車を発進した後ろ姿を見ているだけで、亡くなったお父さんもきっと、この姿を見たかったろうなあと思うと、涙が溢れて止まりませんでした。

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人生には自分で設定できない「ドラマのような出来事」がたくさん起きますが、それは全て、「ご先祖たちが設定した出来事」なので、亡くなった人たちに手を合わせることの重要性を、この体験を公開することで気づいてくれる人が増えることを願って書いています。

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私、天無神人(アマミカムイ)は、『1998年に地球を救う!』と神に宣言するまで、みなさんと同じようにサラリーマンをして普通に生活していましたが、生まれ持ったこの力が苦しすぎる人生の中で、この釧路で出会った人との経験は喜びの涙と力になりました。

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「見えない世界」を信じられない人もいるでしょうが、私が体験したことは全て事実であり、その時、一緒に時間を過ごした人たちは、自分が信じるかどうかではなくて、「私がアドバイスしたとおり」に生きた人だけが幸せな道へまっすぐ進んでいます。

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そういうあなたの「素直さ」こそ、先祖が私に出逢わせてくれた「ご縁」だと知っていますので、私に逢いに来て、今も一緒に活動してくれている全ての仲間たちに感謝いたします。

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「漁師の息子が100万円持ってやってきた!シリーズ」は、これで終了です。ご拝読、ありがとうございます。

 

 

 

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