「魂の封印」を完全に解き放つ!!

「組長」にご馳走されたサラリーマン 1

◯労働組合中央執行委員

札幌のスーパーの従業員として働いていたサラリーマン時代、毎日のようにいろんな若い部下たちを連れて、飲みながら仕事や人生のアドバイスをしていました。

自分の課の部下は当然ですが、毎日、他の課の社員やアルバイトたちが相談にくるので、親も上司も知らない悩みを聞いてアドバイスしていました。

若い人間を連れて行く時は、「一次会のみ、ビールのみ3杯以内」と決めて、どんな相手でも平等に対応していました。

自分の部下の問題は、仕事上のことが多いですが、他の課のアルバイトたちは、就職先のことや、付き合っている女のことや、お金の稼ぎ方や、貯金の仕方など、親が教えていないことをわかるまで何度でも、無料で教えていました。

「ビール3杯は私のおごり」と決めていた理由は、ひとつでも先輩なら、後輩のためにできることをしてあげることは「当然だ」と思っていたからです。

自分に子供がいないこともあり、親に育ててもらった「恩」を、他人の子供に返すことで、ご先祖の恩を返していたのだと思います。

人間、誰でも悩むことは同じですし、どうやれば上手くいくかも解っていますが、どんな人間でも「聞くのはタダ」ですが、「自分でやる」となると、自分勝手な判断をするので、素直に教えた通りにやらない人間は、必ず、すぐに同じ失敗を繰り返します。

お金持ちになりたい!なら、すぐに無駄使いをせずに、貯金しなさい!

女にモテたいのなら、「自分の欠点」を先に見つけて直しなさい!

それから、「相手の欠点」を見つけた時に、自分の体験談を話して改善してもらいなさい!

決して、相手が自滅するような言葉を使ってはいけません。

当然、自虐的な言葉を相手に伝えることも禁止です。

そうした大人たちが、どんな人間になっているかは、見ればすぐにわかるはずだ!

と教えていました。

「絶対に、やってはいけないこと」は、「自分がやってないことを他人に言うことだけは禁止」にしていました。

理由は簡単で、自分でやってない、体験していないことを口にする人間は、必ず、相手から信用を失うからです。

自分の「失敗談」が多ければ多いほど、人間は成長しますし、その失敗談を笑って言える人間になった時、本当に自分を信用しくれるのが誰かがわかります。

だから、私は自分が体験したことしか、他人には話しません。

霊視で体験したことも、皆さんと同じように肉体を使って体験したことも、私にとっては同じなのです。

時間を遡って過去を見た情報だったり、未来を見て知った情報は、「取り扱い注意」なので、信頼できる人にしか話しません。

この力は生まれつきだったので、出会った一瞬で、その人の過去と未来を見ようと思えばできるからこそ、なるべく見ないようにしています。

その理由は、多くの人の未来が「喜びではない」からです。

そんな自分であっても、「誰かの役に立つ」のならと、自分に相談したい若者がいれば時間を作って、ビールを飲ませて教えてあげ続けていた時、珍しく若い同期の高校卒の女の子が「相談したい」とやってきました。

若い女性と話しをすると、すぐ噂が広がるので敬遠していましたが、「どうしてもあなたしか聞ける人がいない」と言うので、相談に乗りました。

女の子も場合、「お茶かジュースと、甘いケーキひとつ」と決めていました。

相談内容は、今、付き合っている男と別れるか、それとも結婚するかという油っこい話でしたし、さらに、「セックスの相性」についても「改善することはできるか?」という最も難しい質問でした。

結果として、その女の子は、私が教えたとおりに彼氏に伝えて行動した結果、すぐに結婚して、子供を産みました。

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そんな時間を楽しみながら、女の子が帰って一人で飲んでいると、ひとつ席が空いた隣の席に、「年配の男の人」が座りました。

ちょっと「怪しい空気」を感じたので、霊視してみると、ちょっと「ヤバイ人」だと解ったので、珍しく自分から飲みましょう!とは声をかけないように、前だけ向いてじっと飲んでいました。

すると、その男の人が声をかけてきて・・・

「おい!無視するなよ!!

お前!俺のことを無視してるだろ!」

???????????

全然知らない人に、突然、そんなことを言われれば、ムッとしますが、「ヤバイ筋の人」だと解ったので・・・

「無視は、していません。

先輩も一人で飲んでいらしゃるので、邪魔をしないように気を使っていただけです。」

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何い!!!!お前が俺に気を使っていただと!!!

じゃあ、俺がお前に気をつかわせていたってことかよ!!

おい!立て!お前、殴ってやる!!!

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きっと、この人の部下は、いつもこうやって殴られているのだろうと思ったので、私も「部下を持つ人間」として、こう言い返しました。

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あのう、すいません、先輩。

どうして、勝手に頭にきて、私に、「立て!殴るぞ!」と言うんですか?

私は意味がわからないので、立つ気もないし、殴られる気もありません。

でも、本気で殴りたいなら、私、まだご飯を食べてないので、ご飯のあとに、外で思いっきりやりましょうよ。

それなら、お互いに気の済むまで殴り合えるし、この店にも迷惑をかけないので、早くご飯を食べさせて下さい。

先輩もさっきからビールばっかり飲んでいるので、もう、ボツボツ、ご飯を食べたほうがいいんじゃないですか?

・・・・・・・・・・・・・

立ち上がった男性は、顔を真っ赤にして・・・

おい!お前!名前はなんて言うんだ!!!

男なら名を名乗れ!!!

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わけのわからんオヤジだと思ったので、余計に腹が立ってきましたが、「人生の先輩」なので、失礼な言葉はいけないので、こう言い返しました。

・・・・・・・・・・・・・・・

あのう、僕、今、名刺、持ってきてないんです。

それと、私、知らない人に名前を聞かれても、答える義務はないと思うんで、あなたに私の名前は教えません。

この前も車を運転している時に、警察に止められて、「免許証を見せろ!」と言われたので、「何の理由で止めたのかをまず教えて下さい」、と聞きました。

そうでないと、免許証を見せる理由もわからないし、名前を聞かれる理由もわからないので、基本的に、私は自分の名前は知らない人には教えません。

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もう、その男性は頭にきたみたいで、「ちょっと、待ってろ!」と言って、居酒屋の外へ出て行きました。

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晩御飯の米と味噌汁と頼んで、「開きホッケ」を1枚食べていると、また、その男の人がやってきました。

・・・・・・・・・

おい!お前!外にでろ!!!

外に出て喧嘩しようじゃないか!!!

お前もさっき、言っただろう!

飯を食ったら外で喧嘩すると言っただろ!

さあ、立て!おい!こいつを立たせろ!!!

と、二人の男が食事をしている私の両手を掴んだので・・・

・・・・・・・・・・・

すいません、ご飯がまだなので、喧嘩できません。

もう少し、待てないのですか?せっかちですね!

あっちのほうも、せっかちなんですか?(^^)

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右手に箸を持ち、左手にご飯茶碗を持っていたので、そのオジサンは、私のテーブルの前にやってきて、私を殴ろうとしましたが、足が短く、手も短いので、私の顔に当たらず、空を切りました。

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おい!そいつの顔をもっと前にだせ!

こいつ、殴ってやる!!!

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私の体重はそれほど重くないですが、農家で鍛えた体なので、簡単に他人が私の体を動かすことはできないのですが、ずっと、両手を二人の男に掴まれているのも面倒なので、両手を後ろに思いきり払って、二人の男を突き飛ばしました。

目の前の「手足が短いオジサン」は、目を丸くして・・・

お前、合気道か、何かやっているのか?

そりゃあ、まずいな・・・もう一人、呼ぶかな?

・・・・・・・・・

あのう、さっきから言ってますが、まだ、ご飯を食べてないので、力は出ないし、喧嘩なら外ですると、さっき言ったのに、もう、忘れたんですか?

健忘症ですか?

「男と男の喧嘩」には「ルール」があると思うんですが、さっき、先輩は、俺がご飯を食べるまで待ってくれるようなことを言いましたよね?

それなのに、知らない男を二人も呼んで、両手を掴ませてご飯を食べれなくする理由が、私はわかりません!

もう一人呼ぶってことは、最後の残した味噌汁を取り上げるか、大好きな「開きホッケ」を取ろうとしてるんですか?

もう、面倒くさいなあ・・・。

味噌汁でも、開きホッケでも、好きに食べていいですよ!

もうひとつ、注文しますから、どうぞ、お好きに食べて下さい!

口をつけた「開きホッケ」より、焼きたてのほうが美味しいと思うので、今、注文しますので、待っててもらえますか?

どうせなら、ご飯と味噌汁と一緒に食べたほうが美味しいので、僕がご馳走しますので、一緒に食べませんか?

後ろに倒れた二人分の「ご飯セット」もご馳走しますので、そんなバタバタしないで席に座って下さいよ。

もう一人、呼ぶなら、四人分の定食セット、ご馳走しますよ!

どうぞ、お座り下さい!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

目を丸くして、怒っていたオジサンも、僕の言葉で気が冷めたのか、笑い出して、こう言いました。

・・・・・・・・・・・

お前、面白い奴だなあ、お前、サラリーマンか?

本当に、サラリーマンなのか????

さっきの女、お前のスケ(女)か、それともバシタ(女房・妾)か?パンスケ(売春婦)か?

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いやあ、先輩、あの若い女性は、俺の会社の部下だし、さっきは、悩み相談を聞いてあげたので、もう腹が減って大変なんです。

だから、早く席について一緒に「定食セット」を食べましょうよ!

お店の人ーーー!!、定食セット、四人前、追加お願いします!!!!

と言って、周りを見渡すと、周りにいたお客さんたちは離れて壁際に立っているし、さっき、後ろに倒した男の人たちの気配は怒っているし、目の前の「背が低いオッサン」は不機嫌な顔だし、なんか、僕だけ飯を食ってるの絵が面白くて、吹き出しそうになりました。

・・・・・・・・・・・・・・

背が低い人は、「コンプレックスが強い」ので、なるべくそのことに触れないように、丁寧に話をしたのに、まだ、突っ立っているので、「早く座って下さい」とお願いしました。

仕方がない顔をして席に座り、「お前たちも座れ!」と二人の男を横に座らせ、あとから来た大柄の男の人も、その横に座りました。

「おい、お前たち!兄貴分が来たのに、どこに座ってるんだ!さっさと、席を代われ!」

と怒られているのに、どうしていいかわからない男二人がウロウロしていたので、

「あなたはここ、もう一人はここに座れば問題ないですよ!」とアドバイスしました。

「素人」にアドバイスされて席を代わった2名は、目の前の小柄な男性にビンタされて、パチーン!パチーン!と、音が店内に響き渡りました。

「どうして、お前は、俺の舎弟にアドバイスするんだ!余計なことをするな!」

と小柄な男性が言うので、こう答えました。

僕の家は、「武士」なので、誰がどこに座るのかは、子供の頃から厳しく教わっています。

今、私はサラリーマンをやっていますが、若い人間は皆、教わったことがないのか、飲み会でも座ってはいけない場所がわからず、上司の「上座」の席に座ったりするので、いつも教えるのは「私の役目」なので、普通のことだと思ってアドバイスしました。

そちらの会社の上下関係に口を挟むつもりは無いので、気分を悪くしたらごめんなさい。

差し出がましいことをしたとを、反省しています。

と言いました。

「おい!サラリーマン!

名刺を出せ!

どこの会社か俺が見てやる!!!」

無いはずの名刺を「どうぞ」と差し出すと・・・

???この会社は、あの○○○○か?

もしかして、関西に本部を置くあのスーパーの会社か?

はい、そうです。本社は大阪にありまして、社長は、「○○◯」と申します。

・・・・・・・・・・・

わかった、もういい!おい!お前たち、もう組に帰れ!

俺はこいつともう少し話をするので、お前たちは先に帰っていいぞ!

組長!大丈夫ですか?こいつ、怪しいですよ!

こんな態度は、素人はしないのに、やたらと腹が座っているので、もしかすると・・・。

大丈夫だ!!!

「この人」は、俺の世界でも「有名な会社の人間」なので、手出しをしては「本部」に迷惑がかかる。

札幌でも、北海道でも、この名刺を出せば、「どこの組の人間でも手出しはするな!」と、この前、本部から連絡が入ったばかりなんだ。

だから、大丈夫だから、お前たちは先に帰れ!

・・・・・・・・・・・・・・・・

あのう、すいません。さっき、僕が頼んだ「定食4つ」、もうすぐ来ますので、皆さんにも食べてもらってから帰って下さい。

俺、米農家の息子なので、こういう居酒屋でも、お米一粒でも残す人間は、大嫌いなんです。

だから、勿体無いので、どうか、飯を食ってからお帰りください。

あ!また、余計なことを言いましたね!

これは、社長から言わないと、また私が仕切ったことになるので、もう言いません。

どうか、ご飯だけ食べさせて下さい、お願いします、社長!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お前、結構、「嫌がらせ」をするタイプだなあ。

さっきの話はもうケジメはついたはずなのに、また、俺が差し出がましいと、お前を怒ることをさせないために、そういうことを言うのは、逆に、失礼だぞ!

だけど、俺も「米粒の大事さ」は、貧乏だっらから知っているので、こいつらに食わせてやるわ!

なあ、おい!お前たち、この兄さんのおごりの飯を食ってから、サッサと帰れな!!ありがたく思えよ!!!

はい!親分!!わかりました!ありがたく、ご飯をいただきます!!!!

おい!お前たち!こういう場で、「親分」と呼ぶなと言っただろ!

社長だよ、社長!!社長と呼ばんかい!このバカタレ!

パチーン!パチーン!パチーン!

新しく来た大柄な人も、ついでに引っ叩かれたので、悔しそうにしていました。

俺は、何も悪く無いのに・・・という目をしていました。

仕方ないですよ、「ビンタ」は勢いがつくと、そこにいる全員を殴るのは、我が家も同じだったので、諦めて下さいね。

あとから呼ばれたあなたは、全く何も悪くないと、私は思いますよ!悪いのは、この人です!!!

社長!自分で部下を呼んでおいて、理由もなく、ビンタすれば、誰だって、腹がたつでしょ!

うちの部下だったら、殴りかかってきますよ!

お前の部下は、そんなに気が荒いのか?

そんなにスーパーって、大変なのか!?

はい、もう、毎日、お店のバックルームでは、包丁を振り回すバカな奴らが多いので、僕は定期的に見回って仲裁に入っている立場の人間なんです。

そうか、それは、「俺たちの業界」より、ひどいかもな・・・。

俺たちの業界は、「しきたり」やら「ルール」が、まず先にあるので、「仁義」を欠く奴は、無条件でやられる世界だが、「たかがスーパーの店員」が、そんな危険があるとは知らんかったなあ。

まあ、ご飯も来たことなので、後でゆっくり話しをしようじゃないか!

つづく

 

 

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