「魂の封印」を完全に解き放つ!!

「組長」にご馳走されたサラリーマン 3

◯警察・ヤクザ

突然、出会った「組長」に連れられて、ススキノの街へ繰り出すと、道路の両側にいた「客引き」の男たち全員が、「ご苦労様です!」と頭を下げるので、自分はどう対応していいのかわからず、ボーとしていると・・・

おい!お前!

今がどういう時期かは、さっき、話したろ!

どこの組が「裏切る」のか、わからんので、お前も俺の舎弟(組員)として、目一杯、さっきの「殺してやる目」をして、全員を睨んで歩け!

さあ、やれ!!

そんなことを急に言われても、こんなに「真面目なサラリーマン」がヤクザの組長と一緒に歩いている絵もおかしいし、さらに「ヤクザの舎弟」と同じように「街をぎゅうじっている人間としての気迫を出せ!」なんて、ずいぶん、ひどいことを言うもんだと思いましたが、仕方なく、高校の時に工業高校のチンピラ学生たち10名に囲まれた時の、「相手を殺す覚悟で挑んだ時」を思い出して、「その目」で客引きたちを睨みつけました。

すると、組長に「ご苦労様です!」と言ったあと、「私の目」を見て、もっと大きな声で「ご苦労様です!」と声を張り上げる客引きたちの顔がおかしくて、つい、笑ってしまいました。

おい!お前!

店に着くまでは、笑顔は出すな!

一瞬でも気を抜いたら、奴らもチャカ(拳銃)を持っているので、1発で撃ち抜かれるぞ!

さあ、気を入れて、さっきの目で、踏ん張れ!

そうだった、そうだった・・・、今は、シマ(ナワバリ)の取り合いの真っ最中だったので、笑顔で組員たちを見れば「撃たれる時期」だと思い出して、さらに、強力な目つきで睨み返すと、大きな声で「ご苦労様です!」と言われたので、「よし、よし!それで、よし!」と組長に褒められました。

あとを付けられないように、路地の細道をクネクネ何回も回っているので、いつ、お店に着くのかと思っていると、突然、古いビルの「ボロな裏口のドア」を開けて、細いトイレの横の階段を登って二階に上がると、広い空間に10名以上、綺麗な女性が肩肌を見せて、待っていました。

おい!いいか!

さっきの「女のアドバイス」、きちんと守れよ!

「俺の恥」になることは、言うなよ!するなよ!

もし、やったら殺すからな!!

本当に、組長にはすぐに「殺す」と言い返したかったですが、実際に、「とてもまずい状況の中の飲み会」ですし、自分ポケットの中には「重い拳銃」も入っているので、右手だけはポケットから出せないまま、左手で、女の子のおっぱいを触るのが、精一杯でした(^^)

そんな状況でもオッパイを触るんかい!!!

と、笑って下さいませ(^^)

さあ、誰が「年増」なのかを探してみましたが、みんな「お化粧が上手」だし、もともと「顔立ちが綺麗な人」ばかりなので、年齢がわからず、組長に、「誰が一番、年上なのか?」を聞いたほど、みんな若く見えて綺麗な人ばかりでした。

おい!お前!

最初は、どの「女」にする?

お前の好きな女を選べ!!!

いやあ、組長・・・俺、こんなに綺麗な女性が集まった席に座ったことがないので、誰を選べって言われても、俺、困ってしまい、指名できません。

誰が一番、「年増」なのか、教えて下さい!

お前、バカか!

こんな「女の厚化粧」も見抜けなくて、よくたくさんの女たちと遊んできたな?

あのう、すいません。

俺、「素人専門」なので、こういうプロの人たちは、苦手なんです。

女性は幾つになっても綺麗な人は綺麗だし、顔立ちの綺麗な人は、70歳でも綺麗なので、見分けがつきません!

すいません、本当に誰が「年増か」わからないので、組長!「年齢の順番」を教えて下さい!

えーとな、あの左から三番目が一番、年上で、次のが・・・。

そんな話をしていると、一人の女性が近づいてきて、思いっきり、組長の太ももをつねったので、組長も本気で「痛い!痛い!」と叫んでました。

あのね、組長!

あんたが珍しく「綺麗な女の子を10名集めろ!」と言うので、周りのスナックに連絡したけど、今さ、「ヤバい時期」でしょ!

だから、スナックの女の子たちはみんなススキノを怖がって出勤しないし、男のところに逃げ込んでいる女もいるので、今日、これだけ集めたことを、褒めてちょうだいよ!

それとね、さっき、あんたたちが話していたことは、十分、聞こえていたし、よりによって、「女の歳の順番」を教えようなんて、男として最低だね!

組長!あんた、今日は一番、安い酒しか飲ませないからね!

それと、あんた!いい男だけど、ちょっと「影」があるので、何かやらかしたんでしょ!

だったら、そういう時ようの「バッチリの女」がいるので、あんたに付けるわ。

その女は、実家の両親の「借金のカタ」で身売りされた娘なので、煮るなり焼くなり、好きにしていいよ!

気にいったら、「お持ち帰り」してもいいからね!

さ!飲も!飲もう!

誰が「病んだ男」の対応をしてくれるのかと黙って言われるまま席に着くと、綺麗で若い女の子が、ポツンと一人で座っていました。

年は、幾つ?

18歳です・・・。

本当の歳は、幾つ?

・・・・・・・・・

いいよ、言いなさいよ!!

今日は「組長の場」だから、警察にバレても問題にはならないので、「本当の年」を言ってやりなよ!

今月で、16歳になりました・・・。

「高校1年生じゃないか!」と思いましたが、自分の同級生が小学生から父親に犯されていたことを思えば、ましなほうだと思ったので、まず、飲み始めました!

若いあんたは、はい!バランタインね!!!

このお酒は高くて美味しいからね(^^)

組長は、えっと・・・カクサンかな?

おいおい!、今日は俺の「最後の日」になるかもしれないので、最高に高い酒を飲ませてくれよ!!

頼む!頼むから、あの、もっとも高い「バランタインの20年もの」を飲ませてくれよ!!

大笑いしながら2時間ほど楽しく飲んでるところに、突然、ドカドカ!と「数名の靴の音」が階段を駆け上ってきたので、「警察のガサ入れ」か、「ヤクザのヒットマン(殺し屋)が来たのか」迷ったので、組長から預かったチャカ(拳銃)を、若い女の子のミニスカートの中に突っ込みました。

大丈夫です、慣れてますから、突っ込まれるのは・・・(^^)

「この16歳、ヤバイ!」と思いましたが、もうだいぶ、男たちの男根を食わえたことは分かりましたので、安心しました。

突然、ドアが開き、組長の顔を見て確認してから制服警官が、

すぐに、下のパトカーに乗って下さい!

今、本州の「◯◯組」のヒットマンが数名でやってくると情報が入ったので、組長を安全な場所にお連れします!

誰だ!そんな「組の情報」を警察に流したのは???

どうやら、関西の「スーパーなんとか」だと聞きました。

そうか、わかった、それなら安心だ!

あそこの情報は、どこよりも正確なので、本気でヤバいなら一緒に行くわ!

おい!お前!お前も一緒に行くか?

いや、俺は「普通のサラリーマン」っすよ!

帰りますよ!!!

・・・・・・・・・・・

お客さん、すいませんが、「任意同行」で、一緒に来てもらえますか?

え!俺、「普通のサラリーマン」ですよ!!!

いや、そうかもしれないし、もしかすると???があるので、一応、「任意同行」で警察署まで来て下さい。

もし、身元がハッキリして、「素人さん」ならすぐに釈放します!

もし、ちょっとでも怪しいことが出れば、二、三日、泊まってもらいます!!

えーー!!!!!困りますよ!!!

俺、明日の朝は早番だし、マネージャーだから「朝礼」もしないといけないので、早く帰らないと寝る時間も無いじゃないですか!!!!

ほら「名刺」!!!ここに書いてあるでしょ!!!

僕は、サラリーマンだって!!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・

いやあ、よくいるんですよねえ・・・。

有名な「会社の名刺」をコピーして、その名刺を出して、サラリーマンのふりをして逃走する組員が・・・。

だから、事情がハッキリするまで警察署に、ご同行願います!!

本気で頭にきたので、テコでも動いてやるか!と、両足を開いて、腰を落として踏ん張っていると、2、3人の警察官が俺の腕を掴んで引っ張っても体が動かないので、驚いていました。

俺は、農家の息子なの!!!

だから、体重は軽いけど、「気」は重いの!!!

あなたたち警察官は「武術」を学んでいると思うけど、俺、何も武術はやってないし、「段持ち」じゃないから、もし、暴力を振るったら、告訴するからな!!!

だから、手を離せよ!!!

ホラ!離せって!!!!!

もう、この時は、本気で怒っていたし、酒も入っているので、自分の体にしがみついた「三人の警察官」の首を捕まえたまま、店の中を引きづり回しました。

おい!サラリーマン、もう、いいぞ!

「お前の役目」は、もう終わりだ!!!

お前はこのことを「組」に連絡してくれているママさんの「時間を稼ぐため」に暴れてくれたんだろう!

いい奴だなあ、やっぱり、俺が生き残ったら、お前、俺の組に入れよ!

いいな!絶対に入れよ!!!

待ってるぞ!!!!

そう言った言葉を最後に、「組長」はパトカーに乗せられて行くし、私は違うパトカーに乗せられて、組長とは別な方向に走り出しました。

どういうこと?

なんで、俺は「組長」と違う場所に行くわけ?

何か企んでるの??あんたたち!

また、あの「ヤバい目」で警察官を睨むと、もう、若い警察官は言葉を失い、黙って前を向いたまま目を合わせませんでした。

どこかの警察署に着いて、一番、「奥の部屋」に座らされて尋問されたので・・・、

さっき、あんたたちと暴れたので、喉が渇いたから水かビールと、灰皿を持ってこいよ!

お前たちが勝手に酒を飲んでるカタギの人間(一般市民)を捕まえて、こんな部屋に入れるとは、どういう了見なんだ!

おい!若いの!早く、ビールと水と、灰皿を持って来いよ!!

部屋の中に立っていた若い警察官は、見るからに、警察学校を出たばかりだとわかったので、睨みつけて言いました。

走って、水とビールと灰皿を持ってきたのに、上司が「水だけでいい」と若い警察官を静止したので、さらに頭にきました。

「じゃあ、調書を取るので、協力して下さい」と言うので・・・、

俺、目が悪くてメガネが無いと何も見えないし、今日はメガネを持ってきてないので、聞いたことは言葉で言うから、誰か代筆させて下さい、と言いました。

色々、聞かれたことには正直に話したけど、偶然、たまたま、飲み屋で知り合った人だと一点張りだったので、なかなか帰してくれませんでした。

仕方がないので、「会社の名刺」を見せて、「マル暴」上がりの人の名前と電話番号を教えると、夜中の3時を過ぎていたのに、すぐに電話に出てくれて、

そこにいる警察官全員に、聞こえるようにスピーカーに繋げ!

と言うと、大きな声を聞いた警察官たちが「直立不動」になりました。

おい!お前たち!、その人は、サラリーマンだが、「サラリーマンじゃない会社」の人だから、警察でもヤクザでも、手を出しちゃいけない人なんだぞ!

わかってるのか!!

おい、お前たちの責任者をすぐ電話に出せ!!!

早く出さないと、俺がお前たちのところに行くぞ!!!

いいのか、マル暴四課の◯◯◯◯の名前を知らないわけじゃないよな!!!

おい!早く上司を連れて来い!!!

そして、この人に謝れ!!!

この人を拘束している時間は、お前たちの首が飛ぶまでの時間になるかもしれないんだぞ!!

わかったら、早く上司を連れて来い!!!

バカもん!!

どこの組織も、「トップダウン」で人を動かすのは同じだと、つくづく思いました。

このあと、寝ていた上司は叩き起こされて、私に何度も頭を下げたあと、受話器を私に渡して、「マル暴上がりの元課長」が、私にこう言いました。

いやあ、すまんかったなあ。

こんなこと、もし、あんたの会社にバレたら、俺もクビになるわ!

だから、頼むから黙っててくれな!

俺たち警察官の退職後の生きる場所も、あんたの会社のお偉いさんが紹介してくれるので、本当に俺の上司たちも助かってるんだ!

俺たち「マル暴」は潰しが効かないっていうか、あまりにヤクザとばかり付き合うので、ほとんど生活時間もヤクザと同じだし、それによ、まともな生活時間で生きたことがほとんどないので、こんな夜中でも、いつも、電話が鳴るので、ゆっくり寝たことなんて無いんだ。

だから、頼むから「お前の上司」には黙っててくれよな!

確か、「労働組合の中央執行委員」なんだろ!

特に、「労働組合の委員長」にだけには、絶対に黙っててくれよな!

こんなことがバレたら、1発で、俺たちの首が飛ぶし、そのあともヤバいことになるので、頼むわ!

誰にも言わないと、約束してくれ!!!頼む!!!!

・・・・・・・・・・・・

やっと帰れるかと思ったけど、さっきまでの警察の態度が気に入らないので、

「おい!そこのビールと灰皿をよこせ!」

と言って、ゆっくりタバコをふかしてビールを1缶、呑んでから、

「さっきの調書、全て消してくれな!」と言った後、

「ダメだ!燃やさないと後で調べられたら俺の名前が残る!」と思ったので、立ち上がって調書の紙を引きちぎって、口に入れて食べて証拠隠滅しました。

もし、あとで警察の誰かが喋ったら、俺だけでなく、上層部に迷惑がかかるから、やらなければいけないことだったのです。

・・・・・・・・・・・・・・

この一言で、思ってた以上に「労働組合中央執行委員長」の「裏の力の凄さ」が分かりました。

「労働組合中央執行委員長」は、労働者の代表なので、会社のトップたちが最も恐れる人だし、会社が従業員に対してやってはいけないことをして労働組合と揉めると、国が決めた「労働協定」に守られているので、従業員全員に「出勤停止命令」を出せる人なのです。

そうなると、当然、会社は「給与をストップ」しますので、1年間以上、日本中の正社員、パートさんの給与を働かなくても払うための「特別会計に数億円」を持っていることは、私も知っていました。

しかし、今回のことはそのレベルではない「裏の権力」も握っている人なのだと、この言葉でよく分かりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・

32歳のサラリーマン時代の、たった「一晩の出来事」でしたが、面白い経験をたくさんさせてもらって警察署を出た時は、もう朝日が登っている時間でした。

世の中に、「絶対に出ない(出せない)話」はたくさんあります。

それは、みなさんのご主人やお父さんが勤めている「会社のお仕事」かもしれません。

男たちは、こういう「辛い立場と辛い思い」を背負って生きているので、年齢を重ねた人ほど、誰にも家族にも言えないことが増えるものなんです。

だからこそ、どうか、家に帰ってきた時くらい、優しく対応してあげて下さいませね!

奥様たち、どうぞ、よろしくお願いいたします。

つづく

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