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【外務省】1989年に「第二天安門事件(六四事件)」を解決して国交を回復したので「特別上級国家公務員」に認定されました <3>

30年前の1990年、「アメリカ大統領補佐官」の”隠れ接待”が終わったあと、また、知り合いの官僚から電話があり、「大きな問題を解決して欲しい」と言われました。

どんな問題かを聞いた時、驚きました。

・・・・・・・・

今、「中国内部」がいろんな問題で揉めているので、何度か、「日中国交条約」の「裏書き」の細かい調整事項を決める「事務局折衝」で話しましたが、日本を「敵国意識」で見る人と、「和合に持ち込みたい人」とが揉めているし、「国家元首」も、「どちらの意見も国民の意見だ!」と言うので、話がまとまとまらないのです。

何か解決案はないでしょうか?

まず、今まで両国が「交渉テーブル」に出した条件は、どういう条件なのかを全て教えてよ!

細かく言うと、他の国との「国防条約違反」になるので、大雑把に言いますね。

まず、お金を渡すのは、もう、渡しすぎなので、今回の交渉からお金は出さないことに決めました。

次に、「食料や必要な物資供給」も、いいだけ出したので、これからは半分にすると決めました。

それと・・・・

 

いや、もういいわ。

その交渉の進め方なら、絶対に相手がイエスというわけないじゃないか!!

誰だよ!、そんな下手な交渉を担当したのは!!!

僕の後輩で、最も優秀だと思った男にやらせたのですが、まだ、未熟だったみたいです。(本当は、自分だろ!)

すいません、でも、もう期限まで時間がないので、こうしてあなたにお願いしているので、交渉上手なあなたのお知恵をお借りしたいと思って連絡しています。

 

お前は、本当に口はうまいし、手は早いし、頭はキレるのに、それでもダメなのか?

本当に、お前が最高のアドバイスをしても、ダメなのか?

ということは、お前が直接、行ってもダメということになるな・・・。

さあ、どうしようかな?

 

あのう、吉岡さん、あなたが、直接、中国に行って交渉してもらえませんか?

もう、「キャリア官僚のバッチ」も持っているし、プライベートジェットもあなたの為に、いつでも待機しているので、すぐ動けるでしょ!!

飛行機でも何でも必要なものは全て取り揃えますので、あなたが現地に行ってくれるなら、大丈夫な気がしますが・・・。

ぜひ、お願いします!

 

お前なあ、また俺に、「タダ働き」させようってのか!!

だから、俺は忙しいって、言ってるだろ!!!

お前、俺が宮澤首相に内緒でもらったキャリア官僚のバッチの件をなんで知っているんだよ!!

本当に、お前は、いつも、裏でコソコソ何をしているかわからんから、信用できないなあ!

きっと、俺を中国に送って、そのまま死んでくれればいいと思っているんだろ!!

もうすぐ、「組合」も辞めるし、いずれ、会社もやめようと思っているから、今後のことも考えないといけないので、お前に付き合っている暇は、もうないの!!!!

 

そんな、連れないことを言われると、僕、泣いちゃいます!

えーん、えーん・・・

 

お前よう、嘘は上手につけるくせに、「本気の嘘」をつこうとすると、すぐにバレるだろう?

きっと、お前の嫁は、全部、見抜いていると思うな!

そんなことありません!

僕は結婚する時に、

「官僚は嘘を言い続ける仕事だけど、君だけには嘘は言わないので信じて下さい!」と言ったんですよ!

だから、妻は、絶対に、私を信じてくれていると思います!

 

お前って、本当に、バカだよな?

この世で、「女の嘘」に勝てる男はいないんだぞ!

だってな、男を産んだのは、「女」だぞ!

泣き落としはするし、それでもダメなら怒るし、それでもダメなら物を投げつけてくるし、しまいには、実家に帰るんじゃなくて、最近は、「あなたのお母さんに言いつけてやる!」って言うんだぞ!

 

僕、今、初めてあなたの「奥様の気持ち」がわかりました。

今、教えてくれたのは、あなたの奥様の気持ちですよね?

うちの奥さんは、そういうことは、絶対に言いません。

すぐ刃物を持って、「出て行きなさい!」と言われるので、ほぼ、毎日、公園で過ごす時間が長いんです。

たまに、「夫婦の時間」だけは、鍵を開けてくれるのでセックスしてから寝れますが、それ以外の日は、朝まで公園に居て、会社に出社してから朝ごはんを食べて寝ます!

おいおい、官僚たちって、ほぼ、毎日、会社で寝ているわけ?

はい、ほぼ毎日、全員ですね!

でも、僕ら官僚は「1時間」寝れば、大丈夫なんです!

「睡眠」を研究している世界最高の脳の研究者も言っていますが、人間は、体が疲れたのではなく、脳が疲れるだけなので、「1時間だけ寝れば」、脳は解放するので、あとは、「必須アミノ酸」だけ摂取すれば大丈夫だと言っていました。

だから、みんな朝ごはんを食べてからテーブルか椅子に寝て、起きたらアミノ酸入りのものを飲んで仕事をします。

「官僚の実態」はわかったけど、普通の人間だったら狂うと思うな?

なんで、そんな生活を続けられるわけ?

お国のため、というのは、建前でもあり、本音です。

やっぱり僕らは、日本が大好きなので、自宅の家の中に、必ず、日本国旗を飾っています。

国旗を表に出すと、ごちゃごちゃいう人が多いので・・・。

だから、日本の学校教育は、おかしいのさ!

あれだけたくさんの英霊が亡くなっているのに、その生き残った家族が「日本国旗」をあげないなんて、人非人(にんぴにん)だろ!

人にして、人にあらずって意味さ!!

 

それ、僕も共感します!

ところで、さっきの「中国の交渉の方法」を教えて下さい。

 

簡単だよ!

世界のトップの人間は、ほとんど「金のこと」ばかり考えているが、どこの国も、ほとんどの人間が考えていることは、「明日の食べ物」があるかどうかだろう?

10年後も、ちゃんと食べられているかとか?

30年後は、大丈夫かとか?

子供の食べ物は、大丈夫かとか?

ということばかりさ。

だからな、まず、中国の国民が、今、何で苦しんでいるかを調べろよ!

 

病気が多いなら「アメリカ製の薬」をごっそり送ってやれよ!

「日米条約」の裏書きで、無理やり買わなきゃいけない薬が、大量にさばけなくて余っているだろ!!

今の中国は、戦後の日本と同じだから、戦後、日本人が苦しい時に欲しかったものを送ってあげろよ!

 

政治的にごちゃごちゃ言う前に、まずは、国民を救うことだぞ!

 

そのあとの本気交渉は、「中国人がお礼を言ってきた時」に、テーブルにつきなさい!

それまでは、次のテーブルの予定も一切、決めるなよ!

事前の「事務局折衝」も、ダメだぞ!

 

いいか、人間はなあ、「欲しいものが、まず満足しない」と、ずっと、愚痴をいう生き物なのさ!

 

人間以外の動物は、腹が空いても黙っているけど、「人間の女」だけは絶対に文句を言い続けるし、自分が満足するまで、人の話を聞こうとしないだろ!

 

それが、「女」という動物なのさ!

 

まあ、金か食べ物だけ与えておけば、バカな女たちは満足するけど、賢い女は、食いすぎて、どうなるかわかっているので、デブはいないだろう?!

 

つまりな、中国の人民たちを120%満足するまで、無償で食べ物と薬を毎週、供給し続けなさい!

 

そこまでやったあとなら、どんなにややこしい問題でも解決するさ!

 

まあ、頑張れよ!

・・・・・・・・・・・・・

毎週のように、日本から中国に医薬品と食べ物を送り続けた結果、3ヶ月後、全ての問題がクリアしたようで、彼から電話がありました。

あのう、吉岡さん、本当に、アドバイスありがとうございます!

日本と中国のややこしい議題は全てクリアしたし、それでも、「もっとお礼がしたい!」と言ったので、中国の誇りである「パンダを動かす許可」をもらいました!

さすがに、上野のパンダがいるので、これ以上、パンダをもらうと問題になるので、「移動許可」だけ、もらいました!

 

パンダを移動察せて良い北限が「函館」なので、、来月中頃に、「函館」にパンダを一匹だけ移動するので、ぜひ、行って触ってみて下さい。

あなたならきっと、檻の中に入れてくれて、体を触らせてくれるか、子供を抱かせてくれると思いますよ!

 

お前、交渉力あるなあ!!

そこまでよく持っていったわ!

褒めてつかわす!

俺もいつかパンダは見たかったけど、テレビで上野動物園の様子を見ると5時間、6時間待ちだったので、俺、待つのが嫌いだろう!

嬉しいわあ!

わかったわ、じゃあ、神さん(奥さん)と一緒に行ってみるわ!

チケット、二枚、よろしくな!

 

翌月、チケットが二枚送られてきましたが、妻は、友達と遊ぶ予定があったので、仕方なく、知り合いの女性を車に乗せて、函館に行きました。

・・・・・・・・・・・・

官僚がくれた「特別チケット」のおかげで、並ばずに、檻の中にも入れてくれたし、大きなパンダのお尻も背中も触れたし、パンダの子供も抱っこできました。

 

※でもみなさん、パンダの毛は、針みたいに尖って硬くて痛いので、触る時は手袋を履いて気をつけて触って下さいね!(^^)

 

函館のパンダを見たい人たちが行列で並んでいるのを横目で見て、官僚がくれた「特別チケット」を係員に出すと、多くの人たちがうらめしそうに見ている中、私一人だけが檻の中に入って触われた理由は、子供の頃に、馬や熊やいろんな動物たちと一緒に過ごしたので、野生動物の向き合い方を知っていたおかげだと思います。

 

あとから聞いた話ですが、パンダは「緯度と軽度」が本能的にわかる動物らしく、中国から日本へ送る時の「下限が上野」で、北の限界が、「函館」だと教えてくれました。

 

函館で「パンダ」を見せてくれたのは、「中国政府から私へのお礼」だったそうなので、東京のマスコミには、「体調が悪いので中国で療養中」と報道させて、北海道のテレビ局だけに情報を流したそうです。

 

パンダは、自分が生まれた場所の緯度と経度が大きくずれると、死んでしまうそうです。

それは、「母とのつながりがなくなる」ことを中国人の飼育員が教えてくれました。

・・・・・・・・・・

私をパンダの檻の中に入れてくれた中国人の若い女性は、綺麗な日本語で通訳を通してくれながら、こう教えてくれました。

あなたが、「国のお偉いさん」に交渉してくれたおかげで、たくさんの食べ物と薬が中国に届き、田舎で餓死しそうな人たちの命がたくさん救われました。

だから、握手して下さい。

 

私は、中国の国家元首とも握手をしたことがありますが、あなたのほうが、ずっと、暖かい手だし、中国国民のためのお仕事をされていると思います。

だから、ぜひ、中国へ一度、お越し下さい。

たくさんの民がお礼を言いたくて、あなたが来るのを首を長くして待っています。

・・・・・・・・

この女性は、あとで教えてくれましたが、実は、「中国国家元首の鄧小平さんの娘さん」で、次期国家元首の奥様になる予定の女性でした。

 

さすがに誰にも言えることではないので、「一人で一泊二日で旅行に行く」と神さん(奥さん)に言うと、

 

「また、他の女と一緒に旅行に行くんでしょ!勝手に、行きなさいよ!」

と怒られながら、一度だけ、キャリア官僚のジェット機で中国に行きましたが、空港に着いた途端、あまりの歓迎ぶりに驚きました。

・・・・・・・・・・

これって、日本の首相が行った時以上じゃないかと思えるほど、日本国旗を両手で振りながら、歩く道の両側に100人以上の軍服を着た兵士たちの列が並び、音楽隊の音楽と共に、中国国家元首の隣に私が立ち、後ろにいた取り巻きたちの中に、「あの彼女」が軍服を着てニコリとしてくれました。

・・・・・・・・・

15台の真っ黒いロングリムジンに乗せられて走る様子は、どこかの国の首相が乗った時のように、誰がどの車に乗っているのかわからないようにジグザグで走り回り、空港をあとにして、いろんな場所を案内してくれました。

 

私の隣には、「あの彼女」が通訳として乗り込み、いろんな話をしてくれました。

私は大学時代に、日本の大学に留学してたくさん勉強した時に、中国で教わった教育が全て間違いだとわかったし、歴史で教わることも全く違うことがわかったので、自分で京都・奈良に行って古い書物を読んだり、土地に住む人たちにたくさん「真実」を教えてもらいました。

・・・・・・・・・・

中国人民広場

「中国人民広場」の前を通ったとき、「六四天安門事件」のことを思い出したので、彼女の意見を聞いてみると・・・

私の口からは、何も言えません・・・

と下を向いて涙を流したで、車を止めてもらって、「中国人民広場」のど真ん中まで歩いて行って正座して、手を合わせて、「過去の御霊たち」とこう対話しました。

これまで、ここで亡くなった多くの御霊たちと、そのご家族にお願いします。

今、日本と中国は、また、大きな争いになるかもしれない時期に来ています。

共に、大東亜戦争で多くの命を失った同士だからこそ、どうか、私の心の中を見て、「両国の子供達の為にどうしたら良いか?」を考えてみて下さい。

歴史の教科書はどちらの国も自分の国は悪くないと子供たちに教え続けているので、どちらの国の子供たち、「敵国扱いの目」で見ています。

どちらの国も、多くの命を失ったからこそ、これから国を支える子供達の心に「余計な念」を残さないように、どうか、どうか、私のまっすぐな心を「鏡」にして、

 

両国の亡くなった魂たちよ、過去の思いを解き放ちたまえ!!!

 

もし、この思いに嘘を感じたり、余計な念を残すならば、私の命をかけて、ここで死にます。

さあ、どうぞ、私の命を奪って下さい!!!

・・・・・・・・・・・・・

静かに、御霊たちの返答を待っていると、「ありがとう、ありがとう」と声が聞こえてきました・・・。

 

やっと、俺たちも、これで、あの世へ行けるわ・・・。

この場所は、中国の民も、日本人も、誰も「立ち入り禁止」で入れないからこそ、お前の覚悟を「柱」にして、俺たちは手を合わせて天へ上がっていくわ。

ありがとうな・・・本当に、ありがとう・・・。

これでやっと、俺たちの魂は救われるわ!

・・・・・・・・・・

御霊たちからの「本気のお礼の言葉」をもらえたし、この場所の「因縁は終わった」と思えたので、後ろを振り返りました。

 

15台のロングリムジンから中国共産党の全ての幹部たちが敬礼し、涙を流してくれていました。

車に乗り込むと、隣の通訳の女性は、こう言いました。

吉岡さん、本当にありがとうございます。

この「人民広場」は、あまりにも中国国内で思いが違う人たちの争いが続くので、父が命令して、「立ち入り禁止」にしていたのです。

でも、あなたは父が迎えた「お客様」なので、この列の車に乗っている「反乱分子」たちが、いつ、あなたを殺そうとするかわからないので、どの車にもあらゆる銃と爆弾を乗せて用意していました。

もし、あなたが殺されるようなことになれば、私も一緒に死ぬ覚悟で、あなたを中国にお呼びしました。

 

父にも、「もし、気に入らない男だったら吉岡さんを殺して下さい。私も一緒に死にます!」と言ってあります。

でも、今のあなたの祈りの姿勢を見ているだけで、誰もが「心の中にある苦しみ」が消えて無くなりました。

だから、見て下さい。

 

初めて、私たち要人が乗る車が「中国人民広場」に入れるし、今、敵と味方が一緒に、「円」を描いて過去の思いを洗い流してくれています。

これで、もう、あなたを殺そうとする人はいないので、このまま真っ直ぐ食事会場へ向かいます。

・・・・・・・・・・

このあと、150名ほどいる中国共産党員に囲まれた晩餐会に出ましたが、「来賓」は私だけなので、私の席のほうに、鄧小平さんの娘さんと「日本と戦いたくない共産党幹部」の人たちが座ってくれました。

 

もう、会場全体が、「敵と味方の睨み合い」になったので、どうしたらいいか迷っていると、通訳の彼女が・・・、

吉岡さんの口から、共産党幹部全員に、伝えたい本気の思いを正直に伝えて下さい。

私が、隣で全て、そのまま通訳しますのでお願いします。

 

「もし、失敗したらその場で殺される覚悟」をして、祖父に教わった戦争体験者の思いや、その孫として生まれた「日本人としての自分の本当の思い」を正直に伝えさせてもらいました。

 

(吉岡学の即興スピーチ内容)

今日は、こんな私の為に、素晴らしい晩餐会をありがとうございます。

数十年前に、我々、日本と中国が、お互いにやりたくない戦争をしなければいけなかった理由は、イギリス・フランスの「西の支配」に加えて、アメリカが「世界の支配国」になろうとしたからこそ、始まった戦争です!

 

我々、ユーラシア大陸の「右端に住んでいる民族」は、全て、イギリスとフランスの「西の支配」を気にしながら、「日本と中国を守る」と嘘を言いながら、思い通りにしたい「アメリカ」に挟まれている国同士だからこそ、これからの時代は、子供たちの為にも、共に手を取り合って助け合いながら、「西と東の支配」を免れる為にも、もっと、本気で助け合える強い国同士になるよう協力しあう必要があると思います。

 

どうか、中国共産党の幹部の皆様!

私たち日本人は、決して、中国と戦争をしたいのではなく、戦後の荒れ果てた大地を必死に再興している最中だからこそ、同じ苦しみを抱えている国民のためにも、どうか、手を取り、助け合ってお互いの国を豊かにしていきましょう!

日本国代表 吉岡学からのお願いです。

・・・・・・・・・・・・・

私のスピーチの通訳が終わると、その場にいた全ての中国共産党の幹部たちが立ち上がり、割れんばかりの拍手をし続けてくれました。

5分間、拍手が鳴り止まないので、いつまで続くのかと通訳の女性に聞くと、

国家元首が、拍手をやめない限り、永遠に続きます!

と教えてくれました。

 

このあと、中国国家元首 鄧小平主席が呼んでいますと言うので、一人で、国家元首鄧小平主席の前に立ってお辞儀をすると、その場でお立ちになって、私以上に、深々と頭を下げて両手で握手して下さり、その手の中に、中国共産党の最高幹部の襟章が入っていました。

鄧小平主席

ふと、国家元首の胸元を見ると、「自分の襟章」を外して私にくれたことがわかり、深々と頭を下げて席に戻りました。

通訳の彼女に・・・

これ、本当にもらっていいのかな?

あとで、返せと言わないかな?

 

私の父は厳しい人ですが、心根は本当に優しい人なので、絶対に、返せとは言いません。

それは、私が保証します!

 

子供の頃に、「いつか、俺の財産を全部やる!」と言ったことを高校の時に確認してみると、もう、キッチリ、財産を全て私に渡す書類ができていたほど、口にしたことは絶対に守る父ですので、どうか、大事にして下さい。

 

このバッチを付けて、もし、中国の道を歩けば、多分、街にいる全ての人が土下座すると思いますので、身につける時は注意して下さいね!

 

「そんなすごいバッチを付けて歩けるわけないだろう!」と思いながらも、ポケットに国家主席の襟章を入れて部屋に戻り、ほとんど食べられなかった私の為に、日本の食事が用意してあったので、一人で食べて、お酒を少し飲んでベットに入りました。

 

お酒を飲んで眠っていると、誰かがベットに入ってきましたが、誰かは内緒です。

・・・・・・・・・・・

翌日、キャリア官僚専用のプライベート機に乗り込もうとして、振り返ると、中国国家元首と娘さんが手を振ってくれました。

※普通は、見送りに「国家元首」は行かないそうです。

 

プライベートジェットに乗っていると、あの知り合いの官僚から電話が入り、こう言われました。

 

吉岡さん、やりましたね!

僕の部下から全てを聞きましたが、とんでもないことになりましたね。

 

今、すぐに日本の首相に連絡して、正式な「日中国交正常化条約」を結ぶために、中国へ飛ばします。

これで、しばらくは、中国との揉め事は起きないと思います。

ありがとうございます。

そして、本当に、ご苦労様でした。

 

お礼と言っては何ですが、あなたのためにそのプライベートジェットは、毎日、1機は千歳空港に用意しておきますので、もし、1機以上必要な場合は連絡して下さい。

あなたがもし、そのプライベートジェットを使っても、国の記録にも、航空法の記録にも残らないようにしてありますので、ご安心下さい。

あなたと以前、一緒に、北海道上空と東京の上空を飛んだ時が懐かしいです。

またの機会を楽しみにしています。ありがとうございます。

 

(後日談)

突然、北海道ダイエーの委員長から「お前、国会と議員宿舎を見たくないか?」と聞かれ、「見たいです!」と答えると、翌日、北海道ダイエーの労働組合の7名と、全ダイエーの委員長と三役が、国会議員会館の前に集まりました。

最初に、国会中継が行われる会場を「来賓入り口」から入れてもらい、どのテレビ局がどこから全国放送するのかを教えてくれました。

自民党を含む「野党の入口」と、「野党の入口」が反対側にあるのも面白かったですし、警備をしていた年配の男性が、議員の裏話を話してくれたのが、最高に面白かったです。

・・・・

あの、「赤い紐」は、普段は入れないようにしていると思いますが、どうして、今日は全部、「赤い紐」が横に向いているんですか?

・・・・・

警備員)吉岡学さん、ですよね?

これは、今日、あなたたちが来ると聞いたので、「ある人」からの指示でこうしています。

普段は、どんなに偉い人でも、与党と野党の両側を行き来することは許されません。

過去に一度だけ、ここの飛び越えたのは、あの有名な「ハマコー先生」だけです(^^)

あの時は、自分は与党のくせに、「野党の部屋」に閉じこもってバリケードを作ったので、大きな事件になりました。

あの時は、面白かったなあ。

ハマコー(浜田幸一議員)

「ハマコー先生」は、野党の部屋の抜け道を知っていたので、その先で私が食事を用意したし、お酒もたっぷり飲まれて、暴れていました。

時々、疲れると、「お前がやれ!」と言うので、「ばかやろー!」と大声を出して、お酒を一緒に飲みました。

トイレに行く時は、清掃員の洋服に着替えてトイレに行って寝てしまうので、いつも私が起こしに行って連れてきました。

まあ、昭和の最高のヤンチャ坊主の国会議員だったので、もし、あなたが国会議員だったら、私はもう一度、あなたと一緒に戦いたいなあ(^^)

・・・・・・・・

北海道ダイエー労働組合中央執行委員の中に、私を気に入らない男が一人いたので、「もう、いいだろう!議員会館に行くぞ!」と出て行ったので、私も一緒に行こうとすると、警備員に腕を掴まれてこう言われました。

先ほどから、ここのロープを外せと言った人がお待ちですので、こちらの部屋に入ってお待ち下さい。

・・・・・・

部屋に一人で入ってしばらくすると、海部 俊樹首相(平成2年2月28日~平成3年11月5日)と宮澤 喜一首相のお二人が入ってきて、こう言いました。

海部 俊樹首相(平成2年2月28日~平成3年11月5日)

 

 

宮澤 喜一首相(平成3年11月5日~平成5年8月9日)

・・・・・

海部俊樹首相)吉岡学さん、本当に命懸けのお仕事、ご苦労様でした。

今までにない最高の中国外交の結果になりましたので、この書類にサインして下さい。

この書類は、あなたを正式に、国の「特別上級国家公務員」の官僚として認めるための書類ですし、合わせて「特別な官僚バッチ」も私からお渡しします。

 

あなたの職位は、今までにない大きな働きをしてくれたので、「特別上級国家公務員」という資格を私が新しく作りましたので、あなたが最初の一人です。

 

これであなたはいつでも自由にキャリア官僚のプライベートジェット機を使っていいので、どうぞ、ご自由に使って下さい。

 

吉岡)それって、各省庁の課長より偉い職位なんですか?

 

海部俊樹首相)はい、当然です。

「各省庁の長官レベル」と言ってもいいと思いますが、あなたはお金はもらわないと聞きましたが、本当ですか?

 

毎月100万円でも200万円でも一生涯、お渡しする用意はしてありますが・・・。

 

吉岡)私に妻は、私の預金通帳を全て管理していますし、ダイエーの仕事以外のお金が入ったとなると、夫婦で揉め事が起きるので、ありがたく遠慮させていただきます。

 

海部俊樹首相)本当に、残念です。

あなたがやっことは、これからの日本にとってとても大きな業績を残したのに、日本国としてお礼ができないなんて、自分が情けないです。

あ!すいません。

宮澤 喜一首相を放っておいたままなので、宮澤 喜一首相からも「特別なバッチ」をいただいて下さい。

 

・・・・・・

宮澤 喜一首相)吉岡学さん、本当にご苦労様でした。

僕にはできないことを成し遂げてくれたお礼に、この「特別なバッチ」を受け取って下さい。

 

そう言うと、首相が自分の胸についている「首相バッチ」を外して、両手で握手してくれました。

 

宮澤 喜一首相)吉岡学さん、中国の鄧小平首相も、こうしてあなたに胸のバッチを直接、渡したと聞きましたが、本当ですか?

 

この「首相バッチ」は、見た目は普通の「議員バッチ」に見えますが、この中には、日本が守っている金、銀、銅、プラチナと次の価値になる特別な鉱物が入れてあります。

 

本当は、一つしか作ってはいけないバッチなのですが、今回の件を「天皇」にお話しすると、「もう一つ、作って良い許可」が降りたので、これは差し上げます。

 

私が首相を降りても、この「首相バッチ」と「中国国家元首のバッチ」があれば、いつでも、あなたは中国と日本を行き来できる特別な人ですので、もし、日本と中国が、また揉めた時には、どうか、力を貸して下さい。

どうか、日本国民を代表してお願いいたします。

 

これで、私は正式に、「特別上級国家公務員」として認められましたが、妻にも誰にも話していないので、北海道に戻ってからも普通のダイエーの日用品売り場のマネージャーとして働いていました。

・・・・・・・・・・・・

ありがとう!!パンダ!!

ありがとう、中国で命を救われたみなさん!(^^)

 

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