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【社長会】「こういう人間がいたらすぐに雇いたい」と思える人材を全国の一部上場企業の社長たちに聞きました。

1989年から始まった「札幌の社長会」は、ダイエー労働組合中央執行委員の時に「全国の一部上場企業の社長」たちから「あらゆる問題」を相談されたので、「毎週1回」やることになった会議ですが、「自分の会社の取締役会よりも学べることが多い」と言われて、実際に数名の筆頭取締役が同席したこともありますが、「私を雇いたい」とか、「コンサルの会社を作って契約したい」とか言ってくれて「年間1億円払っても安いし、我が社に来てくれるなら年俸5億円でも100億円でも安い」と言ってくれた社長たちでした。

そんな有名企業の社長たちに「こういう人間がいたらすぐに雇いたいと思える人材」を聞いたので、ご家族や親族に中高校生がいたら、ぜひ、教えてあげて下さい。

 

一部上場企業の社長たちの本音

1、日本の将来を考えて自分に何ができるかを自分の頭で考えて「自らチャレンジ」する若者が欲しい。

2、日本は「資源」が少ない国なので、できれば「ある分野の専門的な技術者」がいればすぐにでも雇いたい。

3、学歴や理屈をこねる若者はどこの企業もいらないので、できれば親たちにも日本がどういう人材を欲しがっているのかを知って欲しいし、「仕事の重要性」を理解して良い会社に勤めている優秀な父親の子供なら雇いたい。

4、定期的に「会社見学」をしたい人たちに「現場の作業」を見せているので、ぜひ興味を持って見み来て欲しいし、実際に働いている人と話をして興味を持って欲しい。

5、日本は極端な「少子化」に向かうのでオートメーション化するのは当然だが、「機械化は人員削減が目的」だからこそ、優秀な現場の職人たちを管理監督できる人材が欲しい。会社に入ってから幼稚園生みたいに「教えて下さい」のタイプの人間には高額な給料は出せません。

6、「自分は頭が悪い」とか「勉強が嫌い」とかは俺たち社長たちも同じだったので、「自分が優秀ではない」と思った人ほど「何か自分が打ち込める趣味や遊び」でも良いので、「ひとつ」のことを徹底的にやり切って自慢できるような人材が欲しい。

7、海外には優秀な人材はいるが、そのまま日本に連れて来れないので、できれば海外の優秀な人材を日本で雇える「国の制度を作って欲しい」。短期留学でも良いので「日本の技術」を学んでもらってお互いに成長していきたい。(私が作りました)

8、「親に感謝できない人間」は、絶対に人間関係で揉めるので絶対に雇いません。「年上」を尊重し、「友達言葉」で話さないこと、親の躾は「所作」を見ればわかるので絶対に採用しません。

9、「なぜ、この会社を選んだのか?」を聞いた時に、マニュアルの答えはいらないし、そんな人間は信用しません。「会社の仕事」は毎日同じことをしているように見えるが、「毎日同じ仕事」なんてあるわけないし、そう思っている人間ほど出世しない奴なので雇いたくありません。

10、「学歴社会」はとっくに終わったし、きっとこれからの時代は「コンピューターの時代」にはなるが、自分たちは使えないので、何を社長たちが学べば良いのかを教えられるような人材が欲しい。ゴミ拾いから始まる現場仕事を丁寧にやりながら、なぜ、ゴミが落ちているのかを改善提案できる人材なら雇いたい。

11、「独身」は最後の最後まで自分の意見を言い張るが、それでは会社も人間関係も悪くなるので、できれば「会社」と結婚したいくらいの気持ちで就職して欲しいし、嫌な上司や馬鹿な上司を見ても、「自分がああいう風になってはいけない人を見た」と思って許して欲しい。

12、これは吉岡さんが教えてくれたことだけど、最後の最後は「お金」じゃないくて、「恩返しができる人間」になって欲しい。それは、私たちの会社の従業員が地域の人や親兄弟に褒められたら嬉しくて泣いてしまう。以上

 

 

これが、今も日本を支えている「一部上場企業の社長たちの本音」ですが、少ない社員で売り上げをあげて利益が出る企業にしたいし、「ネット社会」になった時に日本がどうなるかを心配していたので、自分の親世代に近い社長たちに「自分の考え」をこうお話ししました。

 

まず、「日本のネット社会」は全て「アメリカの真似事」なので、今のままなら絶対にアメリカのネット社会を超える人間は出ないと思います。

いくら短期間で会社の売上や利益が伸びても、アメリカは「企業売買」で儲けることが「経営者の目的」なので、日本で急に伸びた企業ほど「株」を買われて「レイオフ」されるのは仕方がないと思います。

 

アメリカは「レイオフ(強制解雇・退職金なし)」が基本なので、簡単な知識でできる「ネット社会」で働く人たちは、「全て使い捨て人員」だと思って下さい。

だって、「その人しかできないような仕事の仕方をする人間」は絶対に経営者がさせない理由は「急にやめられたら企業は困る」からこそ、ネット産業の関わる人たちは「人間関係に問題がある人」ばかりがやっているので、絶対に技術を盗んで売り払うか、競合会社に自分を売り込むので、個人で会社を立ち上げられるような「実力」がない人間を信用してはいけません。

 

 

では今後、どうやって日本のネットが伸びていくかというと、「消費者に寄り添ったわかりやすいネット企業」だけが生き残る時代になるでしょう。

大きな企業ほどたくさんお金をかけて「綺麗なホームページ」を作っていますし、社長だけのイメージが強すぎて「どういう素敵なものを作っているのか?」「どれだけ社会貢献しているのか?」がわかるホームページがあまりありません。

海外のホームページを見るとわかりますが、必ず、一番自信がある商品が目に付くホームページだし、売っている商品の違いをわかりやすく訴求しているので、人よりも作っている商品の良さや職人の技術力を全面に押し出しているので、絶対に見た目が綺麗なホームページに騙されないで下さい。

これは1996年に官僚の仕事で出会ったアメリカ大統領補佐官のジョン・ボルトンに頼まれて「アメリカの大手企業の経営者360社にアドバイス」を頼まれた時の話ですが、「Amazonの社長」にも「掃除機のダイソン」や「ルンバのiRobo」の社長たちにも教えたことなので皆さんにも教えておきます。

 

 

まず、日本に「アメリカの常識」を持ち込んで売ろうとしても絶対にダメです。

日本人は「モノの良さ」は当然ですが、必ず、売っている人や作っている人の「人間性が見える部分を大事にして物を買う民族」なので、日本人が大事にしている「職人文化」を理解してから日本人が喜ぶ商品を作って下さい。

例えば、「和室の畳」をアメリカのルンバや掃除機でガリガリ擦ると傷つくので、アメリカのフローリング用掃除機は絶対に売れません。

日本とアメリカのフローリングの床材もワックスも違いますが、まずその勉強をしましたか?

物を売りたい国のニーズを知るためには、京都かどこかで芸者をあげて遊んで若いお姉さんたちに聞くのが一番手っ取り早いので、ぜひ日本に遊びに来て下さい。

京都の舞妓さんや芸妓さんたちは、日本の一流の人たちや海外の一流の人を「もてなすプロ」なので、芸者をあげて遊んで一晩に100万円でも1000万円かかっても安いので、先に遊んで「日本人の本音」を聞き出して勉強して下さい。

日本人は「世界で最も本音を言わない民族」だと私は思うので、そういう人たちに物を売りたいなら、まず自分が日本人の感覚を学ぶことから始めないと絶対に失敗しますよ。

私は1982年に23歳で日本で一番大きなスーパーの1兆円を売り上げた「ダイエー」というお店で働きましたが、すぐに「仕事のやり方の無駄」を見つけたので、自分のお金で「オリコンとカゴ台車」を開発して、実際に使う人たちに使ってもらって何度も改善した結果、「従業員もお取引先も使いたい」と言ったので、「オリコンとカゴ台車の特許をタダ」で差し上げて100台づつ作ってもらい、幾つかの企業で使ってもらってさらに改善した男です。

そのあと、ダイエーの中内功社長に頼んでお金を出してもらって1万台づつ「オリコンとカゴ台車」を作ってもらい全国のダイエーで使ってもらい、「無償」で日本中の流通業や輸送業に「製造場所と製作図面」を教えて日本中に広めた男です。

すると、中内功社長が6000億円かけて「ダイエーの物流センター」を作ろうとしましたが、投資額を回収できる「計画書」がなかったので、全ての投資内容を見直して、「新しい物流システム」を低コストで運営する私のアイデアで日本に作った男だし、全てのオートメーションで「仕訳」して全国に配送するコンピューターも同時に作って「ダイエー物流センター」を利益が出る物流センターにした男なので、もし、日本に物流センターを作りたい時は私に相談して下さい。

1993年に、ジェフ・ベソスがアメリカで「アマゾン」を設立した時は赤字だったので、私がタダで「米国Amazonの物流システム」を構築してあげて、「JANコード自動読み取り装置」や「仕分け作業プログラム」を作ってあげたのでとても仲良くなり、「アマゾンジャパン」を作る時も最初に物流センターを作るアドバイスをして、道が狭い日本を小型トラックで走る「輸送システム」も作ったし、全ての特許もタダであげた「恩返し」として、日本で頑張っている人たちのためにたくさんお金を出してもらい、野球でアメリカに勝った「WBC侍ジャパン」の選手たちの給料や遠征費を自費で出してもらったほど「恩返しをする良い企業」になりました。

Secretary of Defense Ash Carter (right) speaks with Jeff Bezos, Founder, Chairman & CEO of Amazon.com (second from left) and head of Defense Digital Service Chris Lynch(left) as they visit the Defense Digital Service as Bezos visits the Pentagon May 5 , 2016. (DoD photo by Senior Master Sgt. Adrian Cadiz)(Released)..Edited by Simon Horn on 12 December 2022.

日本は小さい国ですが、北海道の北の端と沖縄の南の端の温度も湿度も違うので「食べる物も捨てるゴミ」も違います。

だから、まずは日本に家かマンションを買って住んで、日本人に食事を作ってもらって食べて勉強して下さい。

「日本人が好むもの」を作れば日本人は買いますので、それはネット時代になっても売れるので、日本人がわかりやすい表現でホームページを作って下さい。

・・・・・

あ、わかりました。私が最初に「日本人用のホームページ」を作れば良いのですね!!OKです。全部、無償でやりますので、日本人が喜ぶ商売をしてたくさん儲けて「恩返し」をして下さい。

物を売るのではなく「心が通う国別の商品」を作れば、あなたたちの企業は世界でも売れると思いますし、永遠に伸びる企業になると思います。21世紀に絶対に「必要な企業」になると思うので頑張って下さい。

 

あ、そうだ!

内緒ですが、私は日本の防衛省のコンピューターのプロなので、「サイバーセキュリティ対策」も一流なのでお手伝いしましょうか?

了解です。日本の社長たちの会社にもたくさん「吉岡セキュリティプログラム」が入っているので、お互いに安全で安心な商売ができると思いますので協力し合いましょう。

では、「日本にしかいない人材」の育成と、「海外にしかいない人材」に日本で働いてもらえる「国の制度」も私が作りますので、来週までお待ち下さい。

 

・・・・・

 

こういう体験を20代から30代でしたので、結果的に日本の財産となる「技術者の育成支援組織」を国に作らせたのです。

創薬事業部医薬品研究開発課 研究者育成支援研究奨励事業(創薬関連分野) 事業担当
https://www.amed.go.jp/program/list/11/01/006.html

日本版バイ・ドール規定の根拠法律の変更等

 

つい最近、北海道で働いているフィリピン人5名を雇っている社長にお話を聞きました。

海外から来た技術支援の人たちは、「最初の3年間」は茨城県で「技能実習生」として技術習得の勉強をしてから希望がある企業に入社できるので、北海道の白老町で「社員扱い」で働いていました。

5年前から5名を使っている社長に話を聞くと、日本人より真面目に働くし、「日本の最低賃金」なので、月に1人12万円だけ払っているそうです。

「フィリピンでは4万円で大学教授の収入」ですが、結婚して日本に単身で来てお金を貯めてフィリピンに自分の家と親の家を建てている真面目な若者たちでした。

もう日本はとっくに「アジアの労働者」に支えられていますが、最も日本人が嫌う「3K(暗い、汚い、きつい)」と呼ばれた仕事をきちんとこなすアジアの人たちに日本は支えられている実情を知って、もっとアジアの若い真面目な人たちを大事にして育てて下さい。

でも、フィリピン人は日本で「車の免許」が取れないそうですが、「ベトナム人はOK」だと言っていました。

この差は、日本の官僚に「賄賂」を渡しているかどうかの差ですが、まともなアジアの若者たちを苦しめる日本の官僚が作る制度には毎回、呆れてしまいます。

 

どうですか?

あなたの家で「自分に合う仕事がない」とか言ってブラブラ遊ばせている子供を持つ親たちが「日本をダメ」にしているのです。

もっと若者たちが必死に働いて生きないと「日本に生まれた意味さえない」と私は思います。

どうせ、「国を守る意思」なんてない人たちだと思いますが、もし違うなら「自衛隊」に入って国を守る仕事をして日本を守る覚悟を見せて下さい。

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