重要と供給がアンバランスな「看護師と保育士不足」で日本は今後どう生きる?

これから1947年から1949年に生まれた「団塊世代の介護が増える」のは確実ですが、「介護士不足」、「看護師不足」の問題も多いし、「介護施設の闇」もよく耳にしますし、働く人や親の介護をしていている人によく相談されました。
さらに「出生率は1.2」と落ちていますが、これだけ「物価が高く収入が低い」と子供をもつ奥さんは働かないと生活できないので、保育士不足・幼稚園不足は日本にとって大きな問題です。
「幼稚園は学校教育法」に基づき、「保育園は児童福祉法」に基づいて運営されているので「無駄な官僚や政治家にお金が流れる仕組み」があるので何度も「統合」しようとしましたが、「法律」を変えないといけないし文部科学省と厚生労働省の「ぶら下がり国会議員」もいるし、「天下り先」にも多額のお金が流れているので簡単に統合はできなかったので苦肉の策を施しました。
「幼稚園は文部科学省」、「保育園は厚生労働省」の二つの省庁のキャリア官僚たちが好き勝手に予算を使っていたので、「文部科学省と厚生労働省の30年分の予算の30%」を使って大きな問題がある幼稚園や保育園に「返済しなくていい補助金」を投入しました。
今、「自分は健康で働けている」とか、「子供はいない」と自分勝手なことしか考えない人も、必ず、自分が払った税金で国が予算組みしていることなので「今の実情」くらいは勉強しておいて下さい。
「自分の家族の仕事」や「結婚相手の職業や年収」を正しく知ることは、とても大切な将来設計をするための「日本人の教育」です。
看護師が病院を辞める割合
看護師の離職率は、病院の規模や種類、雇用形態によって異なりますが、一般的に正規雇用看護師の離職率は11.3%~11.8%程度とされています。また、新卒看護師は10.3%、既卒看護師は16.8%程度と、経験の有無でも差が見られます
看護師は離職率が高いと言われますが、実際はどのくらいなのでしょうか?
目次
看護師の離職率は例年、11%前後で横ばいの傾向ですが、最新の離職率は過去10年で最も高い数値となりました。全職種※の平均離職率(11.1%)も上回っています。
※パートタイム労働者をのぞく
看護師の離職率が全職種の離職率を上回るのは、過去10年のうち2019年度に続いて2回目。日本看護協会は「新型コロナウイルス感染症の影響が一定程度あった」と見ています。
ただし、この10年全体で見れば、看護師の離職率は全職種の平均より低めの傾向ではあり、必ずしも「看護師の離職率は高い」とは言い切れないようです。
都道府県別の看護師の離職率
ここでは、都道府県別の看護師の離職率を一覧で紹介します。
2021年度の看護師全体の離職率を見ると、最も高い東京と神奈川(いずれも14.6%)をはじめ、大阪(14.3%)、千葉(13.5%)、埼玉(13.3%)などの首都圏をはじめとする都市部で高い傾向があります。
これは「通勤できるエリア内に医療機関が多く、次の就職先が見つかりやすいかどうか」といった地域事情が影響しているとみられます。
病床規模・設置主体からみる看護師の離職率
離職率の高い病院・低い病院には、どんな特徴があるのでしょうか?看護師の離職率を、病床規模と設置主体別に紹介します。
「規模の小さい病院」は離職率が高い
病床規模の小さい病院は、看護師の離職率が高い傾向があります。
規模の小さい病院では、入職後の教育・研修体制が大病院ほど手厚くない場合もあり、給与などの待遇面でも不満を感じやすいことが離職につながっているとみられます。
「民間病院」は離職率が高い
国公立病院か民間病院かなどによっても離職率に差があります。
例年の傾向からみると、看護師の離職率は、自治体病院や日赤病院で低め、医療法人や個人病院などの民間病院で高めとなっています。
「看護師の離職率は高い」と思われている訳
他職種と比べて、実はそこまで差がない「看護師の離職率」。それでも「看護師の離職率が高い」というイメージがあるのは、なぜなのでしょうか?
「業務がハード」「資格職で転職が身近」だから
看護師の離職率が高いというイメージのひとつに、「看護師=肉体的にも精神的にもハードな仕事だから」というものがあるでしょう。
慢性的に人手不足で、忙しさと給料が見合わないと感じる看護師は多く、「辞めたい」「転職したい」という声が聞かれやすい職場環境であることが「離職率が高い」イメージにつながっているのかもしれません。
また、全国的に看護師不足が続いていることから、「看護師は求人も多く、転職が比較的容易な職種」と思われているところも、看護師の離職率が高いというイメージに影響していそうです。世間一般からも「看護師は資格職で、どこでも働ける」印象があるでしょう。
このほか、特に新型コロナの影響で離職者が相次いだニュースなどもあったことから、そのイメージがさらに強まった可能性があります。
看護師が離職する4つの理由
看護師が病院を辞める理由として、大きくわけると、主に4つが挙げられます。
勤務環境に不満がある
病院は慢性的に看護師不足で、現場は常に余裕がありません。看護師1人あたりの業務量は増える一方です。
前残業や後残業が当たり前で勤務時間が長い、夜勤の回数が多い、心身への負担が大きくボロボロ…など、過酷な勤務に離職を決意するケースが多いようです。
また、ハードワークのわりに給料が少ない、休みの日なのに院内の勉強会が多い、時間外手当がつかないなどの待遇面の不満も、離職のきっかけになります。
人間関係がしんどい
他の職種に比べ、看護師の場合、人間関係に疲れてしまったという人は多いでしょう。
看護師という命を預かる仕事の性質上、ミスに対するお互いの目が厳しくなりがち。忙しさや疲れからか、コミュニケーションにも余裕がなくなって、人間関係のきしみを感じるような職場では、なかなか踏ん張りがききません。
「患者さんのために、もっと自分らしく働ける場所」を探そうと離職する人も多いようです。
結婚・出産で続けられない
看護師は圧倒的に女性が多い職業。結婚や出産・育児のライフイベントを迎える20~30代は、離職率も高まります。
最近は希望通りに育児休業を取得できたり、院内保育所を整備したりと、復帰をサポートする病院が増えていますが、「子どもが小さいうちは復職しても夜勤ができないから」「しばらく育児に専念したい」などで、いったん看護の仕事から離れる選択をする人もいます。
スキルアップ、キャリアアップしたい
看護師はステップアップ・キャリアアップを目的とした離職が多いのも特徴です。
関心のある領域・業務に携われる病院で働いてみたい、教育・研修の体制が充実したところで認定看護師を目指したい、留学・進学したいなど、新たな経験を求めて離職する人が多いのは、資格職である看護師ならではかもしれません。
離職してもいい?今の職場を辞めるか悩んだら…
「勤務時間が長くてつらい」「人間関係に悩んでいる」など、今の職場を辞めたい場合には、まず何をしたらよいのでしょうか?
転職の目的と条件を書き出そう
今の職場を辞めたいという気持ちがあったら、まずは「なぜ転職したいのか(目的)」と「転職で叶えたいこと(条件)」を書き出してみましょう。
たとえば
- 多忙な病棟で常に慌ただしく、身体的につらい
- 職場の人間関係が悪い
- 残業や夜勤が多く、休みが少ない
- もっと給料の良い条件で働きたい
- スキルアップしたい
- 結婚・出産・育児と両立できる環境で働きたい
など、漠然とした「辞めたい気持ち」の背景にどんな理由・目的があるのか、自分の中で整理することが大切です。
転職活動とは、今の職場や働き方に抱える不満を解消するために行うものです。「なぜ転職したいのか」が見えてくれば、おのずと「転職で叶えたいこと」も自然と決まってくるでしょう。
キャリア・スキルを振り返ろう
「今の職場を辞めたい」と思ったら、自分のキャリア・スキルを振り返ることも大切です。転職活動では「看護師として、どんなキャリア・スキルを積んできたか」を伝える場面が多くあります。
たとえば
- 看護師になった理由
- これまでどんな経験を積んできたか(病棟・領域について/患者さん・疾患について/ケア・業務について/院内の役割について…など)
- これまでの経験でどんな思いを持っているか、どんな看護がしたいか(看護観)
- 身につけたスキル、資格
などを振り返ってみると、自分の長所や強みがわかり、自分に合った職場を探しやすくなります。
保育士の不足問題
保育士の離職率は全国で約9.3%と、他の職種と比べて特別高いわけではありません。しかし、3年以内の離職率は24.9%と、早期退職の傾向も見られます。
図表1-2-62 保育士として就業した者が退職した理由(複数回答)
【2025年最新】保育士の離職率(3年以内)と退職理由、なぜ離職率が高いといわれる?
「保育士の離職率は高い」と聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、実際には保育士の離職率は9.3%であり、日本の平均離職率15.0%※と比べると高くありません。ただ、潜在的に「保育士を辞めたい」と考えている方はかなり多いようです。
今現在、保育士になろうか悩んでいる方、あるいは保育士を辞めようか悩んでいる方は、保育業界の現状を知るところから始めてみると、今後の進路を考えるヒントが見つかるかもしれません。
そこで、この記事では、保育士の離職率を詳しく解説するとともに、保育士の離職理由や失敗しない園の選び方などをご紹介していきます。
保育士全体の離職率は「9.3%」と高くはない
厚生労働省の調査データによると、保育士全体の離職率は「9.3%」であり、日本の平均値(15.0%)よりもデータ上は低い離職率となっています。
保育士として働く人は全国に約59万人で「9.3%」ということは、このうち約5.5万人が毎年辞めていることになります。
以下に、公立保育園、私立保育園、男性保育士などの条件別の離職率をご紹介します。
保育士の離職率参考サイト:厚生労働省「保育士の現状と主な取り組み」
日本の離職率参考サイト:厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概況」
公立保育園の保育士の離職率【5.9%】
公立保育園の離職率は「5.9%」で、かなり低めとなっています。
公立保育園で働く保育士は地方公務員となるため、給料面が安定していることが、離職率が低い原因と考えられます。
参考サイト:厚生労働省「保育士の現状と主な取り組み」
私立保育園の保育士の離職率【10.7%】
私立保育園の離職率は「10.7%」。
10人に1人が辞めている計算になります。
日本の離職率(15.6%)と比べるとそこまで高いわけではありませんが、私立保育園の離職率が高めな理由は、園によって給料や待遇、保育方針などが大きくことなることがあげられます。
参考サイト:厚生労働省「保育士の現状と主な取り組み」
保育士の「3年以内離職率」「6年以内離職率」は?
3年以内の離職率を調べた公的データはありませんが、厚生労働省の資料をみると、常勤保育士の経験年数別の人数について、経験年数2年未満の保育士の割合は「15.5%」、2~4年未満の保育士の割合は全体の「13.3%」となっています。
また、経験年数4~6年未満の保育士の割合は全体の「11.1%」となっています。
なお、上記を合計して「6年未満の保育士が全体の49.4%」を占めており、現職の保育士の約半数が6年未満の保育士であることがわかります。
参考サイト:厚生労働省「保育士の現状と主な取り組み」
幼稚園教諭の離職率は?
幼稚園教諭の離職率は、保育士とそこまで大きく変わらないといわれます。
文部科学省の資料をみると、平成28年時点で現職の教員が95,909人で、離職者数が10,239 人となっています。
この数値から計算すると、幼稚園教諭の離職率は「10.6%」となります。
幼稚園教諭の平均勤続年数10.5年(保育士7.8年)のため、保育士よりも長く務める割合は多いといえます。
参考サイト:文部科学省「Ⅱ 調査結果の概要」
保育士に向いている人

保育士になることを迷っている人もいるかもしれません。
そのような方へ、保育士に向いている人の特徴をご紹介します。
- ポジティブな人
- 共感力のある人
- 想像力が豊かな人
- 柔軟な対応ができる人
- どんな子にも平等な対応ができる人
こうした適性はありますが、子どもが好きで、こどもたちの成長のためならどんなことも乗り越えられる気持ちがあるなら、保育士をめざしてみることをおすすめします。
「子どもの成長」という、他業種では味わえない大きなやりがいを感じられるでしょう。
保育士に向いていない人
- 忍耐力がない人
- 汚れることが嫌な人
- すぐに思い悩んでしまう人
- コミュニケーションが苦手な人
保育士は、子どもたちのこれからの人生・成長に深く関わる大切な仕事です。
はじめはよくても、適性がないとだんだんと保育の仕事がつらくなってしまう可能性も。もしも不安があるなら、別の道を選択する方法もひとつです。




給料の安さ
退職を考える保育士のうち61.6%が、給料の安さを理由に挙げています。厚生労働省が発表している年収データを見ると、女性は全産業平均と同程度なのに対し、男性は全産業平均より約120万円低いことがわかります。
保育士 |
全産業平均 |
||
---|---|---|---|
正職員 |
男性 |
448万5,200円 |
569万8,200円 |
女性 |
393万2,300円 |
399万6,500円 |
厚生労働省|令和5年賃金構造基本統計調査より作成
仕事量・時間
保育士が離職を考える大きな理由のひとつに、仕事の多さや労働時間の長さがあります。子どもの保育や保護者対応だけでなく、日誌や連絡帳の記入、各行事の準備など、幅広い業務を担当しなければなりません。
職場によっては、仕事量の多さから残業や仕事を持ち帰るケースもあるようです。
人間関係
退職を考える保育士の30.1%が、人間関係の悩みを理由に挙げています。
前回(2018年)におこなわれた同調査では、 転職経験がある現役保育士の退職理由の第1位は職場の人間関係(38.0%)となっており、この問題は改善傾向にあることがわかります。
>保育士の人間関係の悩みに関するインタビューはこちら
【保育士辞めたい】人間関係の悩み、保育観の不一致、給料の低さ……先輩たちの体験談
3.長く働ける保育所選びのポイント
職場環境をチェック
職場環境をチェックする際は、求人情報だけでなく、公式サイトを確認し、実際に施設を見学することをおすすめします。働きやすさの観点から、子どもたちの様子、職員同士のコミュニケーション、衛生面などを確認しましょう。
職員の人数をチェック
職員の数が少ない場合、一人ひとりにかかる負担が大きくなります。とくに求人で即日採用OKをうたう職場は人手不足の可能性があります。公式サイトや面接中に子どもと職員の人数を確認しましょう。
福利厚生や昇給システムもチェック
基本給とは別に支給される手当によっては、年収が大幅に上がる可能性もあります。例えば、認可保育施設を対象として国から支給される「処遇改善手当て」や「保育士宿舎借り上げ支援事業」などを活用している職場であれば、給与に関する不満の一部を解消できるでしょう。
一方、入職時の給料が高くても、昇給が少なければ、数年後には給料が低いと感じる可能性もあります。その職場で長く働くためにも、昇給や昇進の条件も確認しましょう。
tips|公立保育所に転職するメリット・デメリット
公務員保育士として、公立保育所に転職する大きなメリットは働きやすさです。職員の人数が決まっていて仕事の量が安定しているうえ、勤務年数に応じて昇給していくため、キャリアプランを考えやすい職場といえるでしょう。
一方、デメリットとして就職難易度の高さが挙げられます。
公務員保育士試験で、筆記・面接・実技などに合格する必要があります。また、数年ごとに異動があるため、子どもたちの成長を最後まで見届けられない点もデメリットといえるでしょう。
なお、自治体ごとに、待遇や勤務条件、試験の内容や日程などは多少異なります。
>公務員保育士の仕事について詳しくはこちら
公務員保育士の1日に密着「子どもの成長が一番のやりがい」
4.保育士が活躍できる保育所以外の就職先
児童発達支援・放課後等デイサービス
児童発達支援(児発)と放課後等デイサービス(放デイ)は、障がいがある子どものための児童福祉サービスです。児発は6歳までの未就学児、放デイは原則として小学校に入学する6歳から高等学校を卒業する18歳までの就学児を対象に、一人ひとりに合わせた発達支援をおこないます。
児童発達支援や放課後等デイサービスで働く保育士は、児童発達支援管理責任者が作成した個別支援計画に沿って、子どもたちと遊びや創作、自立支援の訓練などをおこないます。
病院や企業内の保育所
院内保育所・企業主導型保育所は、主に運営元の企業や病院で働く従業員の子どもを預かる保育施設です。仕事内容は、預かり、食事、お昼寝、遊びなど、一般的な保育所と大きな差はありません。ただし、異年齢保育となるケースが多いため、子どもの年齢に合わせて臨機応変な対応が必要になります。
雇用上は企業や病院の従業員となるため、給与や福利厚生などの待遇も運営元の基準に準じる点が特徴です。
児童養護施設
児童養護施設は、さまざまな事情によって家庭で生活できなくなった1歳から18歳までの子どもを、自立まで支援する入所施設です。施設で働く保育士は、保護者に代わって子どもたちの日常生活のサポートや心のケアをおこないます。
夕方から出勤する遅番や、施設に泊まり翌朝まで過ごす宿直勤務があるなど、一般的な保育士の職場とは異なる勤務体系が特徴です。10年以上一人の子どものそばで成長を見守ることもあり、子どもたちとの関わりがより深い仕事ともいえるでしょう。
>児童養護施設で働く保育士のインタビューはこちら
児童養護施設の保育士に聞く! 宿直・断続勤務の業務内容、児童養護施設で働く大変さと魅力とは?
放課後児童クラブ(学童保育)
放課後児童クラブ(学童保育)は、放課後や土日祝日、夏休みなどに小学生を受け入れ育成する施設です。主に遊びや活動、宿題のサポートなど、子どもたちが放課後に安心して過ごせる環境を提供します。
放課後児童クラブには公立と民営があります。公立は税金で運用されるため、利用料金が無料または安いという特徴があります。一方民営は、利用料金がやや高い分、預かり時間の柔軟さや独自のサービスを提供するなど、自由度の高さが特徴です。
>放課後児童クラブで働く職員のインタビューはこちら
【放課後児童支援員インタビュー】遊んでばかりとは言わせない、学童ならではの魅力とは?
5.それでも保育士を辞めたいと思ったらまずは相談から
東京都福祉局がおこなった保育士の就業継続の意向に関する調査では、保育士全体の約5人に1人(21.3%)が退職を考えていることがわかりました。また、保育士資格を持っている人のうち約10人に1人(12.3%)がすでに職を離れています。
仕事について相談できる人が身近にいない場合は、一人で悩まず各自治体の「保育士・保育所支援センター」などへ相談しましょう。保育士資格を持つ人材コーディネーターが仕事やキャリアの相談に応じてくれます。
また、別の保育施設への転職を考えている方は、ぜひジョブメドレーを活用してみてください。ジョブメドレーでは全国3万2,000件以上(2024年10月時点)の保育士の求人を掲載しています。休日の特徴や福利厚生などで絞り込みができるので、自分にあった職場候補が見つかるかもしれません。
公立・私立を比較すると、私立保育園の離職率が高い
厚生労働省の資料によれば、保育士全体の離職率は9.3%。(2017年時点)公立・私立保育所別の離職率は以下の通りです。
上記の数値を見ると私立保育所の方が公立保育所よりも離職率が約1.8倍高いことがわかります。
その要因として考えられるのは
- 公立保育所は公務員のため給与が安定し、昇給や賞与も約束されている
- 産休・育休制度が整っていることから出産後も復帰しやすい
といった理由が挙げられます。
また、私立保育所は各園の給与や福利厚生、昇給制度なども違いがあるため、格差が生じやすく、離職する保育士さんが多いのかもしれません。中には「サービス残業が続く」「福利厚生が手薄で生活が厳しい」などの不満が募り、働きづらさを考えて離職する方もいるようです。
経験が浅い若手の保育士さんの離職率が高い
続いて、厚生労働省の資料から保育士さんの経験年数から離職を選ぶ方の傾向を見ていきましょう。
以下のグラフを見ると、経験年数6年未満の保育士さんが全体の約6割を占めています。10年以上の経験がある方は約20%と少ないことから、経験を重ねる前に辞めてしまう方が多いことがわかります。
若手の保育士さんが辞めてしまうとなかなか人材が育たず、園の運営に支障をきたすことも考えられます。
新人保育士さんの人材の定着化が離職を防ぐ鍵となりそうですね。
出典:保育士の求人有効倍率の推移/厚生労働省
出典:保育士の現状と主な取り組み/厚生労働省
社会で働く女性は増えているし、結婚後も働く女性が多い時代なのに、こういう労働環境の改善に対して国は最も対策が遅れていると思います。
誰もが知っている問題を解決できない日本の官僚や政治家は必要ないので、今の官僚組織は解体して賄賂のことしか考えていない政治家という職業も廃止した方が良いと思い、大東亜連合の国の外国人労働者を雇い入れる「EPA制度」を私が作りました。
問題はアジア人を受け入れる家族の問題なので、どうぞ、日本と一緒に戦って家族を失った大東亜連合の国の若い人たちへの理解を深めて下さい。
人口が減り続けている日本には絶対に必要な人材だし、今の日本人より貧乏な家で育ち、努力して真面目な子供達ばかりなのでよろしくお願いいたします。
- インドネシア、フィリピン、ベトナムの3カ国から看護師・介護福祉士候補者を受け入れる制度です。
- 候補者は、来日後、日本語研修と介護施設での就労を並行し、介護福祉士国家試験合格を目指します。
- 合格すれば、在留期間の更新制限なく就労可能、不合格でも一定の条件を満たせば1年延長できます。
- 2017年の入国管理法改正で新設された制度です。
- 介護福祉士の資格を持つ外国人が、介護施設で働くための在留資格です。
- EPAや技能実習、特定技能で介護経験を積み、介護福祉士資格を取得した人が該当します。
- 発展途上国への技術移転を目的とした制度で、介護分野も対象です。
- 実習生は、介護施設で働きながら技術を習得し、介護福祉士国家試験合格を目指すことができます。
- 2025年4月からは、訪問介護など一部のサービスでも技能実習生が就労できるようになります。
- 深刻な人手不足に対応するため、専門技能を持つ外国人を積極的に受け入れる制度です。
- 介護分野では、特定技能1号の在留資格で最長5年間働くことができます。
- 介護福祉士の資格を取得すれば、在留期間の制限がない「介護」の在留資格に変更可能です。
- 外国人看護師が日本で働くには、日本の看護師国家試験に合格し、免許を取得する必要があります。
- EPAや特定技能で来日し、介護福祉士資格を取得した外国人は、介護施設以外にも訪問介護などの分野で活躍できます。
- 外国人材の受け入れには、日本語教育や文化の違いへの理解など、受け入れ側の準備も重要です。